「オリジナル版と比較するのは無理があるかも?!」TOKYOタクシー ある日どこかでさんの映画レビュー(感想・評価)
オリジナル版と比較するのは無理があるかも?!
今日夫婦で観た「TOKYOタクシー」は上手く日本版にアレンジしてありましたね。
さすがに脚本の出来はよくタクシー内の会話もスムーズに進行してました。
特にオリジナル版にはないちょこっとした仕草でその役柄を表すところなんて
流石ですよ!例えば奥さんの鼻についてしまったホイップクリームをキムタクが微笑ましくとるところとか、奥さんの可愛さが見てるだけで理解できる!
山田組の色んな役者さんがちょい役で出ていたけれど、小林稔侍があんなに老けてしまうとは!!
ケーキのキャンドルを吹き消す音しか聞こえなかったのが残念!
何か一言でもいいから(例えば「施設に入らなくてもこんなに家族が見守ってくれるのが嬉しいなぁ!」とか)セリフを喋らせて欲しかったなあ!さんまもしのぶも電話の声だけでも出演してるくらいなんだから!
好きだった「全ては君に逢えたから」では賠償千恵子と共演で渋いカッコ良さに憧れたものだけど。
みんな歳とっていくんだよなあ!(自分もそうなのか!!)
オリジナル版と比較するのはやはり背景や設定に違いがあるからやめるべきかも?!
でも柴又から出発したタクシーが言問橋の後で雷門に寄るのはわかるけど、その後浅草橋のガードをくぐって人形の久月本店の前をまた浅草方面に向かってるなんて!タクシーの外を流れる背景は仕事で回ってた場所なのでほとんど何処を走ってるのか一目瞭然
だったからちょっと方向がおかしいのでは?思いながらの東京巡りでしたね。
特に上野不忍池の後に渋谷に向かってから東京駅に戻って東京タワーから新宿に行くなんて!??
渋谷に行くくらいならあのおばさまなら銀座に絶対立ち寄るはずなのに!(笑)
とまあ粗探ししながらの鑑賞で泣けることはなかったけれどこの話に初めて触れる人には感動物だとは思いますよ!
賠償のセリフで一番印象に残ったのは「あの時代DVなんてなかったからねえ」という部分!
そう言えば自分も子供の頃は親父に何度もぶん殴られるのが当たり前の時代だったから!
あっ、手紙と共に添えられていた小切手の金額がはっきり見えなかったのだけれどあれは1000万円ではなく一億だったような?!
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