爆弾のレビュー・感想・評価
全1154件中、501~520件目を表示
人はみんな心に爆弾を抱えている
それは本人にとってもとても負担で息苦しいもので、憎悪と衝動性という怒りのエネルギーが着火剤となる。
それには他人をいとも簡単に傷つけたり殺したりする威力がある。爆発させたときはスッキリするかもしれないけれど、それはほんの一過性にすぎない。
「仕事が終わったらトンテキ丼腹いっぱい食ってひたすら寝る」という小さくて普遍的で、でもこの上ない幸福を幸福として受け入れる人。
愛情を知らず他人も自分も信じることもできず、優しさが詰まっていたはずの帽子を捨ててしまう人。
爆弾を抱え続けながらもそれを持ち続けられる人と、そうでない人の境界線はどこにあるのか?取調室を中心とした物語のなかでひしひしと感じました。
終盤に向けて点と点が線で繋がってとても面白かったです。
そして佐藤二朗さんの演技が圧巻でした。
物腰が柔らかくて人懐こいのに、不気味で不快で不愉快。スクリーン越しでなければ耐えられなかったと思います。
朝イチで観て、夜になってもずっと考えさせられる素敵な映画に出会えてよかったです。
原作を読まずに行くことをお勧めします
心理戦の凄み
起爆装置を作ったのは誰❓
原作は途中まで読んで 観に行きました 結果読まずに観て良かったです 等々力⇒清宮⇒類家 と取調刑事が変わっていくにつれて スズキタゴサクが楽しんでいるようすが手に取るようにわかりました 爆弾がいつ爆発するか ハラハラして観てました バイクのが一番ヒッてなりました 一番腑に落ちなかったのは誰が起爆装置を作ったのか❓最後電話が通じず不発に終わったのは❓原作早急に読みます
シナリオは一級品だが肝心なところが…
ザ・佐藤二朗
佐藤二朗の怪演とふてぶてしい狂気のパワーに翻弄される時間
約130分の映画、半分以上の時間が警察署の取調室内でのやり取りとなる。
酒に酔って人を殴った、チンケな?事件の被疑者のスズキタゴサクを演じる佐藤二朗が、ふてぶてしい表情と発言から徐々にその場を支配し始める。
取り調べに当たる、所轄署の刑事の染谷将太もまだ若いながら相当な取調べの腕利きではあるが佐藤二朗との智恵比べには敵わない。
さらに本庁(捜査一課)のベテラン取調官の渡部篤郎さえも、佐藤二朗に煽られ冷静さを失い翻弄されてしまう。
そして渡部篤郎の部下の山田裕貴が、ある意味佐藤二朗を喰うくらいの迫力で対抗し全力の知恵比べを繰り広げる。2時間を超える映画だが、自分はもちろん、8割方埋まった映画館内も息を呑む展開。
館内の空気で分かる。客の誰もが身じろぎせず佐藤二朗と山田裕貴のやり取りと事件の展開に見入って、いや魅入られていた。
とても濃密な時間だった。これは映画館で観たい映画。
期待しすぎたかな
こういう頭脳作戦のクレーバーな主人公が頭の中だけで推理していく展開は
菅田将暉の、人気ドラマの映画化された『ミステリーという〇〇〇』を思い出す。
謎解きがミソ。
特別な頭脳の持ち主のこの類家さんいいキャラです。
あ、、この展開は他の方が指摘されていた『ラストマイル』にも似ている、たしかに。
爆発事案、時間との戦い、恨みによる犯罪などなど、、ありましたね。
さて
本編の、フリのみのりさん?はどうしたんだ??!
何か冤罪の臭いがする?のかと思いきや
あれはなんだったんだ?
タゴサクには過去があるんじゃ?というフリ。
伏線じゃなかったのか。
どうもタゴサクさんの怪演をみなさんは絶賛されていましたが個人的にはなにかコントにさえ見えてひいてしまっていました。ごめんなさい。
警察官コンビの演技や染谷くん演じる等々力刑事の演技はグッと引き込まれて緊張感やシリアスな演技はよかったな。染谷くんさすが!
なにげに今回朝ドラ『ばけばけ』主人公のダンナさん役だった寛一郎さんが出演。←佐藤浩一さんの二世さんですが今後主役級になっていくのだろうな期待値高っ!
キラリ
さてー
山田クンは確かにリベンジャーズのドラケンも男気あってかっこよかったけど
そのむかーし
同じように刑事ではあったけどいつも『センパーイー』とイノッチの背中を追いかけていた新米刑事の頃からファンでした。ここまで出世して〜(涙)えー?刑事のポジションも、リアルの役者としてもです。
いい役者さんになっていってるな
まさかのストリーの中に
ご自身も始球式も務めたり今年亡くなった父上も在籍されていた、中日ドラゴンズのネタがあるとはそこは偶然?なのか心憎い。
取り調べ室の、タゴサクさんのやり取り駆け引きに時間をおきすぎていや?そこがメイン?なんだろうけど
そこはゆっくり見せているのだけど
爆発から急な展開になって残りの短い尺で
あれあれ、ていっきにエンドになってしまった。
あの染谷クン刑事に事情を聞かれた元シェアメンバーはどこからたどり着けたの?
など他にも真相が暴かれていくところでも
そうなんだ!と合点して納得できたわけじゃなく
この尺で終わるためにむりくりたたみかけていろいろ詰め込みすぎている気がした。
ただ
魅力的な、山田くん演ずるギフテッドの類家くんシリーズは
続くんじゃないでしょうか
頭がフル回転してしまう・・・
取調室でのやり取りを聞き逃さないように見逃さないように、そして、それが何を意味しているのかを同時に考えながら頭フル回転で楽しめました。
でも、なかなかストーリーが入り組んでいて、映画を見終わった後に頭の中を整理する必要に迫られました。
きっと、こういうことだろう。と整理はつきましたが、タゴサクと伊勢との関係性が未だによくわかっていません・・・。
台詞も比較的早口でテンポよく進んでいくので、もう少しじっくりと言葉を聞いて噛み締める時間が欲しかったような気もしています。実は万人に刺さるような台詞も多かったように思います。
もう一度見るか、、、小説を読むか、、、、。
皆さんおっしゃっていますが、やはり佐藤二朗さんのあの演技には引き込まれました。スズキタゴサク。
うわーーー!!!!神作やん!!
引き込まれてしまう。。
何か、タゴサクが憎くてイライラするかなーと思ったけど。何だか嫌いになれない。初めから、何となく、タゴサクはすごい事情があるんかなー?と思いましたし、無邪気というワードが出てきますが、そうそう!という感じです。
出演している俳優さん、全て、素晴らしかったなー。素晴らしいとは、ちゃんと映画野中で生きていたという感じです。
帰りの車の中で、佐藤二朗以外に、スズキタゴサクを演じれる人がいたのか?と、30分くらい考えたけど、佐藤二朗以外にはいなかったです!!
原作本を買いました。今から読みます!
え〜 夏川結衣が〜
まさかでした。
悲しいです。
ほかの女優さんにしてほしかった。
中田青渚もチョイ役だし。
元はといえば、長谷部。
やだなぁ。いい歳して。
それを見ている後輩刑事の染谷将太。
彼だけがかばうんだけど····ホンネはわからない
佐藤二郎の頭のサイズ
渡部篤郎と比べると怪物級。
話し方は戦場カメラマンの渡部陽一みたいで、とてもわかりやすかった。
しかし、この手の話は好きではない。
山田裕貴が冷静なキレキレのエリート刑事っていうのもなんだか勿体ない。
後半、謎解きの説明セリフが多すぎる。
佐藤二郎ばっかり怪演なんて言われてるけど、渡部篤郎の演技もよかったんじゃな〜い。
ネガティブな感情は伝播する。
みんな人のせいにして、
なんて無責任なんでしょう。
爆弾テロ映画としては、サイレント·トーキョーもなんだかなぁ〜だったけど、まだ正義が生き残っていたような。
世界中の武器商がもろ手を上げて大喜びしているであろう高◯政権のほうがうんと怖いんですけどね😎
あぁこれでまた原作本が売れてしまう。
フジテレビ映画。
これ、ドラマのほうがよかったんじゃない?
毎週、スズキタゴサクを見たいんだよな~
タダで。
水曜22時の歴史探偵に合わせて、視聴者にどちらの佐藤二郎番組を観るか選ばせるのがいいんじゃないかな。録画にすれば二兎を追うことも可能だし。
さすが「このミステリーがすごい」!
取り調べの刑事を喰えない態度で翻弄する連続爆破事件容疑者のスズキタゴサク。類家をはじめとする刑事が挑みますが、結果的には“警察の負け”に見えました。
取り調べ室での意味不明な中に散りばめられるヒントを紡ぐ謎解きのような会話を中心に、都内に仕掛けられた爆弾の場所とスズキタゴサクの正体を暴くために走り回る現場の様子も挟まれることで、ハラハラするミステリーになっています。登場人物は皆バカではなく、ちゃんと考えて行動しているし、抑えられた面もあったけれど、犯人の方が一枚上手感があり、なんでそんなことが出来たのかという根っこは明らかにならず、バッドエンドに近い印象。
原作が素晴らしく面白いのだと思いますが、佐藤二郎さんの喰えない不気味さと本心の分からなさ、でもどこか良いヤツ感のある雰囲気と演技がとても良かった。面白かったです。
二郎さん苦手なんだけど…
全1154件中、501~520件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。








