爆弾のレビュー・感想・評価
全1128件中、21~40件目を表示
佐藤二郎さんのサイコパス怪演に関心です💦
会社の後輩に【爆弾】面白いから観に行った方がいいですよ❗️って促されて…TOKYOタクシー、国宝に続いて邦画3連発目として【爆弾】を観てきました。
普通に面白かったです。
いつも、お笑いコメディ要素の役柄を演じる事が多い佐藤二郎さんの鳥肌がたつような怪演❗️素晴らしいです👍
サイコパス的な役柄も演じる事ができるんだ…すごい俳優さんだなぁって関心しました。
この映画も、Netflixで話題になっている【イクサガミ】と同様に脇を固める俳優さんらが主役級の大物揃いばかり。
山田裕貴さん、伊藤沙莉さん、染谷将太さん、加藤雅也さん、夏川結衣さん、渡部篤郎さん…皆さんの熱演にも、かなり見入りました。
サブスクで配信されるようになったら、もう一度、観てみよかと思います。
期待したけど・・
ヒット作だし、山田裕貴が出るし、
かなり期待して行った。
役名覚えてないので省略です。
田吾作の佐藤二朗は他に出来る人がいない、選ばれた人って感じだけども、
いつもあの調子じゃないかなあと思った。
山田裕貴の天才的変人刑事…なり切れてない。
あの渡部篤郎も出る意味あるのかな?
とっとと諦めて、山田裕貴にバトンタッチ。
伊藤沙莉の警察官も取調室にいきなり入ってしまう…立場上ムリなんじゃないかと…。
謎解きの回転の速さは良かった。
だけど山田裕貴の役は染谷将太の方が良かったんじゃないかと思った。
田吾作に気に入られて、普通の刑事だったのが化けの皮を剥がして、変人同士の掛け合いだと面白いんじゃないかと思った。
染谷将太の芸達者を思うと、もったいない。
役者を揃えた割に上手く使えてなくて
何だったんだ…?
爆破に至るまでも、警察に人が殺到するのも、爆発が続くのも「映像加工」だなあ…何か冷めてしまう。
犯人もうやむや?分からなかった。
盛り上がりそうで盛り上がらない。
今度こそ今度こそひっくり返すはずだ
と思いながら、いまいちで終わった…。
観ないと分からないけど、期待の分だけあ〜あ…って感じだった。
面白かった
・スズキタゴサクがサイコパスなのかと思いきや、利用されたと感じてショックで帽子を捨てたんじゃないかっていう所が切なかった。
・自販機にしかけられた爆弾が一番怖かった。自販機で飲み物を買うたびに思い出すかもしれない。
・スズキタゴサクが染谷将太に本心を隠して生きるのって寂しくないですか?みたいな質問をしてて、それを不幸だと思わないみたいな返しが印象深かった。
・会話劇は時々何を言っているのかわからなくなってぼんやりしてしまうのだけど、ほぼ大丈夫だった。三回の説明と、空か爆弾を落とすスイッチと動画の再生回数がどうのこうのの辺りが理解できなかった。
・後半になって登場人物、誰が誰だっけとならない工夫がされてて凄かった。コウダだけ一瞬だれ?ってなった。
・石川の息子はなぜ粉々に爆発させられたんだろう。
・最後、タゴサクが連行されていったけど、どういう容疑でだったんだろうと思った。結果、決め手に欠いてる感じの説明だったし。
・催眠にかかってますっていえば何でも責任転嫁できそうだなって思った。無理あるけど。
サイコパス?
気になるところは多かったがとても満足
シリアスなムードをぶちこわすつまらないジョーク
佐藤二郎のコメディ映画感
自動販売機が大破するほどの爆弾を足で起爆させても生還
爆発予告がされ規制されていた駅に異常なほどに入りたがる人間
すずきたごさく役を佐藤二郎ではないキャスティングで見てみたかった。山田裕貴の声好き
エバース佐々木
ヨシヒコの仏か ( ゚д゚)!
田吾作があなたの欲を叶えます
和製版羊の沈黙といったところか。
容疑者Xの献身とは、ならない。
きっと小説の方がより、田吾作が心に入ってくるのだろうと思わせるので、読みたい。
世の中に舐められてる自分
世の中を軽く見てる自分
自己と他者の境界はなく
他者は社会であり
社会が拒否してくる
人には勧めないけど、面白い。
きっと地上波では放送できない
(個人的には声明の動画、笑っちゃいけないけど、短絡にみえて狡猾で、センシティブ)
男にとっての○○○
酒屋で軽事件を起こし、取り調べ室に入れられた謎の男は、都内で起こる爆弾テロを次々と予言する。男が独自の間で発する言葉と刑事による謎解き、そして次々に起こる爆弾テロに、心を乱されるのだが、男が何者で目的は何か、黒なのか白なのか、考えさせられながら過ごす2時間となった。
物語が進むにつれ、男の正体や事件の真相が明かされるが、私は、不器用で時に社会に見放されながらも慎ましく生きてきたのに、ひょんなことから社会の歪みの犠牲者となってしまった男が、警察という組織ひいてはこの日本国に、堂々と挑戦状を突きつけに来たということかと思った。
酒屋で騒ぎを起こすことで目的地の取り調べ室に入ることに成功した男は、男なりの正装をして国家に向かって物申すのだ。「あなた達の営みの結果、こんな私ができあがりましたが、どう責任を取ってくれますか。」と。私は、終いには、男にとっての忠臣蔵だったのか、と思えてならなかった。
佐藤二朗さんはじめ、渡部篤郎さん、山田裕貴さんらによる会話劇の上手さは見事としか言いようがない。爆弾テロシーンもリアリティがあり、作り手の方々にも拍手を贈りたい。
面白いことは面白いですが、とても気が滅入りました。
会話劇、スズキタゴサクこと佐藤二朗の怪演は確かに見ものです。不快になるほどの熱演です。
この謎の男と、変人刑事である類家(山田裕貴)との対決シーンが山場ではあるものの、真人間である清宮刑事(渡部篤郎)とタゴサクの、取り調べなのに翻弄されかけ主導権が行ったり来たり切羽詰まった緊張感がわたしにはとても印象的でした。
ですがしかし
謎解きは完全になされず
各々の動機や感情のつながりと破綻も、ぼんやりして確証を得ないです。
言葉遊びや謎掛けが導く爆弾事件の辻褄あわせや仕込みのアイディアはよく作られているし、いまどきのスマフォ社会の反映もなかなか面白いです。
基本的に大衆は、自分たちは傍観者であり当事者になりえないと思っている様子なども。
もう少し人物関係に焦点を当てて描くとより良かったと思います。巡査カップルに時間を割くよりあの母子と、そしてタゴサクとあの女性との関係を。
スッキリしません、カタルシスはないです。
暗くてイカレて悲しい映画です。
でも面白いとは、思います。
うーん‥
【79.0】爆弾 映画レビュー
本作の構造は、密室の心理戦と都市を奔走するスリラーという二重の緊張軸で成り立っており、その試みは十分に評価されるべきである。永井監督は、原作の持つ重厚な社会批評性を追求したが、映像、美術、音楽といった技術的な要素が、物語の持つ潜在的な強度に完全には追いついていない箇所があり、作品世界への没入感を時折損なっている。取調室の静的なシーンの緊張感は保たれているものの、それを支える美術や照明の深度が浅く感じられ、真に迫る緊迫感に達するには至らなかった。メッセージの投げかけ方がやや説教的である点は、観客の解釈に委ねる余白を削ぐ結果となったが、それを上回る助演群の鬼気迫る演技力が作品を底上げし、批評的にも興行的にも無視できない水準を保った。本作は、才能豊かな俳優陣の力によって、監督が目指したビジョンに近づくことができたと言える、達成と未達が混在する興味深い成果である。
監督・演出・編集
永井聡監督の演出は、取調室という限られた空間での対峙を緻密に描こうとする姿勢は見受けられる。顔のアップや俯瞰を交えた手法は、心理的な駆け引きを視覚化する意図を感じさせる。しかし、終盤の爆発のスペクタクル描写における過剰な演出は、それまでの抑制されたトーンから逸脱しただけでなく、作品全体のリアリズムを損なう結果となった。編集はシャープで、リアルタイムの進行を保つテンポは評価できるものの、その技術的貢献度は、映画史に残る特筆すべき革新性というよりは、良質な職人芸の範疇に留まっている。
脚本・ストーリー
八津弘幸と山浦雅大による脚本は、原作の核である「スズキタゴサクとは何者か?」という問いを軸に、現代社会の断絶、ネットの暴力といった複数のテーマを見事に織り交ぜている。この謎解きゲームの構成は巧みであり、観客を刑事と共に思考させる没入感を生む。ストーリーテリングは知的で緊迫感に満ちており、テーマの深掘りも評価できる。ただし、後半、動機が明かされるにつれて物語の構造が複雑化し、情報量が増加したことで、前半の研ぎ澄まされた緊張感がやや分散した印象は残る。それでも、最後の最後まで観客の予断を許さない構成力と、**「心の中の爆弾」**というテーマの深掘りは、原作に忠実でありながら映画的な昇華を見せている。
映像・美術衣装
美術監督が作り出した野方警察署の取調室は、心理的な閉塞感を表現する意図は理解できるものの、照明設計や美術の細部に、一層のリアリティと深度が欠けていると感じる。冷たい光に照らされた空間は機能的には果たしているが、登場人物たちの極限の心理状態を視覚的に増幅させるほどの、説得力のある質感には至っていない。映像もシャープでクリアな質感であるものの、特筆すべき映像美や、監督の作家性を強く感じさせる独自のフレームワークはなく、サスペンス映画の標準的な水準から一歩踏み出すには至らなかった。
音楽
Yaffleが担当した音楽は、ミニマルで電子的なサウンドスケープを中心に構成されており、物語を過度に煽ることを避けた姿勢は評価できる。しかし、スコア全体を通して、心理戦の緊迫感を「内包」するに留まり、取調室での会話劇が持つ静かな爆発力を、音響面でさらに高めるような、記憶に残る独創的なフレーズや音響設計には乏しかった。主題歌(宮本浩次『I AM HERO』)は力強いが、劇伴としては抑制的すぎるあまりに、映像との有機的な連動が弱く感じられた。
キャスティング・役者の演技
• 類家 役:山田 裕貴
山田裕貴が演じた刑事、類家は、事件に巻き込まれながらも冷静さと熱意を失わない姿を表現した。しかし、主演としての評価を厳しく見ると、スズキタゴサク(佐藤二朗)との対峙の中で、彼の持つ圧倒的な存在感を受け止めるだけの、内面的な深さや、感情の抑揚のコントロールに、わずかながらの未熟さが見受けられた。彼の演技は真摯であり、観客の共感を呼ぶ力はあるものの、この難解な物語を牽引するほどの鬼気迫る「凄み」には、あと一歩届いていない。助演群の迫力に比して、類家としての存在感が相対的に薄れてしまった点は、主演としての責任において、並の評価に留まらざるを得ない。
• スズキタゴサク 役:佐藤 二朗
物語の核心を握る謎の中年男、スズキタゴサクを演じた佐藤二朗の演技は、もはや憑依の域に達している。酔って連行された男の滑稽さと、裏に潜む恐るべき知性と狂気を、一瞬にして切り替える彼の「カオ芝居」は、この映画最大の見どころであり、彼の演技が持つ圧倒的な存在感と、予測不可能性が、取調室の緊張感を極限まで高めた。
• 岸谷 真由 役:伊藤 沙莉
類家のバディとなる女性刑事、岸谷真由を演じた伊藤沙莉は、事件の動的なパートにおける冷静な「目」として機能した。彼女の抑制の効いた演技は、物語に安定感と説得力を与え、緊迫した状況下での人間的な弱さと、職業的な強さを両立させている。
• 古閑 慎一 役:染谷 将太
古閑慎一を演じた染谷将太は、事件の背景に潜むネット上の闇や、社会の無関心を象徴するキーパーソンとして、物語に複雑な層を加えた。彼特有の繊細ながらもエッジの効いた表現力が、彼の役柄に説得力と深みを与えている。
• 大出 刑事部長 役:渡部 篤郎
クレジットの最後に登場する渡部篤郎は、警視庁刑事部長・大出として、組織の論理と、事件解決への焦りの間で揺れ動く権力側の人間の姿を重厚に演じた。彼の威圧感と、警察組織の硬直性を体現する存在感は、短い出演時間の中で強烈な印象を残した。
2. 編集(減点)の適用
• 減点: \bm{110.5 - 0 = 110.5}
3. 監督(最終乗数)の適用
• 最終計算: \bm{110.5 \times 0.715 = 79.0075}
最終表記
作品[BAKUDAN (2025)]
主演
評価対象: 山田 裕貴
適用評価点: B8
助演
評価対象: 佐藤 二朗, 伊藤 沙莉, 染谷 将太, 渡部 篤郎
適用評価点: S10
脚本・ストーリー
評価対象: 八津 弘幸, 山浦 雅大
適用評価点: B+7.5
撮影・映像
評価対象: (批評を参照)
適用評価点: B8
美術・衣装
評価対象: (批評を参照)
適用評価点: B8
音楽
評価対象: Yaffle
適用評価点: B8
編集(減点)
評価対象: (批評を参照)
適用評価点: -0
監督(最終評価)
評価対象: 永井 聡
総合スコア:[79.0075]
全1128件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。








