劇場公開日 2025年10月31日

爆弾のレビュー・感想・評価

全1123件中、241~260件目を表示

4.0名演

2025年11月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

驚く

豪華キャストの名演が光り、物語の厚みを生み出していた。表情だけで全てが伝わり、ミステリーをより深く考えさせてくれました。大きすぎる事件だけど、何とかリアリティを出そうという努力が伝わります。
ただ佐藤二朗はいつも同じ演技なので、目新しさがないと思います。犯人も動機も展開も驚くほどではなく、描き方でミスリードを誘っている分、納得感がありませんでした。また最大の疑問として、佐藤二朗があんなにも賢くイカれている背景がボヤけていることで、物語の本筋が描けていないと思います。
上映中は星5つ、余韻は星3つくらいのイメージです。

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タベ

5.0「すごい映画」

2025年11月18日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

ドキドキ

 単なる酔っ払いオヤジスズキタゴサク(佐藤二朗)がある事件をおこして、等々力(染谷将太)の取り調べを受ける。スズキタゴサクの人を食ったような大胆さと、なにか異様な佇まい、爆発を予知できるという非常識な言動が、すでに異様な緊迫感をはらんでいた。そしてスズキタゴサクのたわごとが真実になり、2件の爆発が起きる。その時のショック。

 凶悪犯罪がおきたことで、捜査は警察署から警視庁に変わり、担当も清宮(渡部篤郎)と類家(山田裕貴)の手に移り、等々力ははずされる。ここに警察署と警視庁の捜査権の上下関係が凝縮されていて制服組の警察官(伊藤沙莉)と(坂東龍汰)は指示に従った動きしかできないもどかしさからの野心を抱いていく。

 スズキタゴサクは清宮に「人の心の形がわかる」という九つの尻尾ゲームを提案する。最初は余裕で答えていた清宮が長谷部の名前が出たときに絶句し、ゲームが終るころにエキセントリックになり崩壊する。

 そして取り調べは類家に代わる。山田裕貴のとてつもない頭の良さ、佐藤次郎との頭脳戦の戦い、取調室という密室の中で繰り広げられる物凄い緊迫感、ヒントや考察、苛立ちと余裕、二人のアップの映像、お互いの本心をさらけだしていく生々しさ、見ていて苦しくなる、緊迫感が倍々ゲームでヒートアップしていく。

 スズキタゴサクの動画配信。大衆の心の動きが如実に描写される。最初は信じない、しかし一旦爆発が起きるとパニックになる。SNSの見事な活用だ。

 警察の大規模な人員を動員した捜査、爆発の被害のスケールの大きさは映画自体のスケールも大きくする。正直これほどまでの邦画を見たことはない。

 長谷部の名前が出たことで長谷部の息子、母親がどのように動いていたのか、この映画の更なる膨らみがうまれ、弱者切り捨てという重層的な意味合いを持つにいたる。

 ミステリー、サスペンス映画として桁違いの迫力をもった映画であった。緻密に計算されつくした脚本の見事さ。演出と俳優の演技の見事さ。アップを多用し緊迫感を高めたカメラ、たえず薄暗い取調室で異様な空気をかもしだした照明、不気味な音響、すべて含めて一級の映画にふさわしい。圧巻の137分。私はただ爆弾すごい、爆弾すごいと、言うしか術がないし、皆さんに「爆弾」見てくださいとしか言えません。

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かな

4.0犯人が最初から捕まっていて、更なる事件が起きる。

2025年11月18日
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怖い

知的

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孔明

5.0息飲む展開!怪優佐藤二朗此処に有り的な

2025年11月18日
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怖い

興奮

驚く

観終わった後の脱力感が半端ない。演技派揃いで序盤から物語に引き込まれていき、中盤で喉が渇くほどの没頭感。
ポイントの有効期限の為、急ぎ今上映中の作品から選んだ映画でしたが当たりでした。
作品案内だと山田裕貴が主人公?の配置だけど、どう見ても佐藤二朗が主人公としか思えない。称賛に値する素晴らしい演技!始まって10分ぐらいで観て良かったと拳を握った。
日本映画でこんなにエネルギー持っていかれた映画あったかな?

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bluewind84

5.0佐藤二朗って

2025年11月18日
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興奮

驚く

ドキドキ

イメージ的には福田雄一監督のおちゃらけたキャラでしかイメージ無かったけど、素晴らしい役者ですね。

ハンニバルレクターから始まり、和製ジョーカー、ヒース・レジャーと言っても良いかもしれません。

山田裕貴の好演も印象的でした。

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わんわんわん

4.5早すぎたかな鑑賞

2025年11月17日
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興奮

ドキドキ

実際に起こったらと想像して怖くなって震えてしまって久しぶりに前のめりになって再度観ようかなと思わせてくれる作品で11月21日から入場者プレゼントが配布されるようなので迷われている方は是非ご鑑賞ください

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ストロンガー山

4.0爆弾は

2025年11月17日
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鑑賞方法:映画館

たまたま捕まえた酔っ払い「スズキタゴサク」が爆弾の爆発を「霊感で分かるんですよ」と言い出し、そして本当にそうなった上に相手の素性がどうあっても分からないとなったらどうだろう。
一体目の前にいるコイツはなんだ?と世界の秩序が崩れ落ちるような感覚を味わうのではないだろうか。

本作は爆弾の爆発というタイムリミットが最初から最後まで緊張感から解放してくれない。
観客は爆弾はどこだ?と刑事たちと一緒に探す気持ちになりながら、気がつくと「スズキタゴサク」の笑顔と話術に引き込まれてしまっている自分がいることに気がつくだろう。
「人が死んだって構わないじゃないですか。別に関係ないし。お金を貸してくれる訳でもないし」とうそぶく「スズキタゴサク」。全く共感しなかったという人はいるだろうか。少なくとも私は「まあ、確かにそうだけど」と思ってしまった。世界が壊れたって良くないか?と。

「スズキタゴサク」と相対する刑事達はそれを否定しない。
それぞれがそれぞれのやり方で秩序のなかで踏ん張っている。世界が壊れることを想像することと実際にすることには大きな違いがあると堂々と主張する姿は頼もしく感じる。
しかし、それは誰しも心の中に爆弾を持っていることの裏返しだ。
この映画は観客の心に爆弾を仕掛ける。爆発するのかしないのか。爆発するとしたらいつなのか。それは誰にもわからない。

ただ一つだけ言えるのは爆弾を仕掛けられる前の自分には戻れないということだけだ。
しかし、刑事たちは言う。自分はそちら側には行かないと。
どうしてそう言い切れるのか。更に言えば自分はどうして世界を壊そうとしないのか。
爆弾は自分の中にある。けれども。
その「けれども」は爆弾の数と同じだけある。

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紅の猫

4.0主役は佐藤二郎?

Tさん
2025年11月17日
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原作未読
佐藤二郎の怪演に圧倒されました。
普通はありがちなバックボーンの説明が全く無くて、捉えどころが無かった。
面白い映画ではある。
いつもは自分の覚えも兼ねて観たすぐにレビューを書くのだが、今回は書き忘れたので印象に残っている事だけ… と、なるとやっぱり佐藤二郎
そして、伊藤沙莉と坂東龍太の活躍は覚えている

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T

4.0小説を見るべきか?

2025年11月17日
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原作を読まずに映画館に行きました。
内容は非常に面白く、興味深い内容だった。

ただ、意外性という意味で必要だったのかもだけど、真相に『なにー!』って思うのと『え〜』って思うのが混在してる。
もう少しあの家族については描写がほしかったかな。

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好夢

4.0俳優★★★★★

2025年11月17日
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悲しい

怖い

興奮

観応えあるクライムミステリー。
(気温が高かったので思わずマクドでМサイズのファンタグレープを飲んでしまい、尿意を心配したが、
感じることすらない、面白さに集中した。
睡魔に負ける、途中トイレに行くのは、それだけの作品だと体も正直に判断するのだ。)
日本でもハリウッド並の娯楽映画が創れるんだと喜び、
調べたら監督が『キャラクター』の永井聡さん。
納得。

寛一郎さんと佐藤二朗さんが並ぶシーンがあり、佐藤さんの方が背が高く、
あれ?寛一郎さんはお父さんと並んでも同じくらいなのに何故?と調べたら、
寛一郎182センチ佐藤二朗181センチ。
佐藤二朗さんを大きく見せる演出か?

俳優の皆さんの演技合戦にも満足。
最後、変なセンチなラブストーリーにしなかったところも好感。
スズキタゴサクの背景を多く語らなかったところも謎めいて、明かさなかったのも、かえって新鮮だった。

アクマは、本物なのか、悪魔のフリをしているのか。
善と偽善を鮮明に区分けできる者などいないのに。
ミスリードやカム・フラージュが旨く、
佐藤二朗さんの演技に酔っていたら、点を線で辿ることさえ忘れてしまった。
考えたらスグ犯人と真犯人は彼等なのに。

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なかじwithみゆ

4.5俺の頭が悪いだけなら、この映画は最高傑作だ。

2025年11月17日
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怖い

興奮

難しい

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北極punch

4.5現代を生きる理不尽に、どう立ち向かうか

2025年11月17日
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ただ、日々を生きることが
こんなに困難で
且つ
誰のせいでもないのに(いや、本当は1人ひとりの無責任に成り立っているであろう)、悩みや苦しみに見舞われる理不尽。

会話劇?禅問答?謎解き?

舞台劇のような面白さと、現場の事件とのやりとりが緊張感、半端なく。

佐藤二郎さんの怪演が話題だけど
山田裕貴さんも互角に渡り合ってる凄さ。

最後は、ルイケという名前が頭の中で鳴り響くこと間違いなし。

パンフ買っちゃいました!

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みみりん

2.0田吾作

2025年11月17日
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知的

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yanpaken

4.0いい意味で★-1

2025年11月17日
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MTW

4.0圧巻の佐藤二朗

2025年11月17日
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怖い

驚く

佐藤二朗の演技を見るためだけでも価値ある映画
途中でトイレに行きたくなってもその間に重要な話があったら・・と思うと
最後まで我慢してしまった。

ただ見終わった後、冷静に考えると??がたくさん出てくるのは
そりゃもう邦画のミステリーでは仕方ないのかも。
少なくとも超有名作家原作、超有名俳優?超有名歌手?主演の邦画ミステリー作品よりは数百倍安心して見ていられます。

そもそも佐藤二朗演じる犯人が取り調べ中に唐突に出してくる人物の名前。
結果としてそれが事件の鍵になるのだけど、え?そもそもその名前を出す
理由がどこかにあったっけ?

犯人には最後までサイコパスのままで、
そしてその動機もサイコパスのままでいてほしかった。

サイコパスな人が時々人間味を出すのは面白いのだけど(レクター博士のように)、
普通の人(=人間味がある人)がサイコパスの真似をするには無理がある。

まぁとは言え、本作は映画館に足を運ばれて鑑賞することをお勧めします。
トイレに行くことを忘れてしまうくらいに面白いです(笑)

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tanshio

4.0原作を読んでみたい!そう思わせてくれた

2025年11月17日
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「さがす」でもそうだったが、佐藤二朗という役者さんは本作のような得体のしれないキャラクターを演じると超一級だと感じる。
それは彼が凄いのではなく、そこに絡む演者さんたちの「彼に負けまい!」と発する熱量が途轍もないことが原因なのではないかとワタシ的には思うのです。
もちろん福田組のような軽いノリも良いのですが、シリアスな作品の場合、ズドンとヘビーなボディブローを喰らったかのような衝撃を被弾してしまう(気がするのです)。
そこに本作は「一家は離散」とか「髪、切りました?」とか「ホームレス仲間」などのワードが観る側のミスリードを誘ったり「いやいや、まだあの疑問はこれでは解けないぞ」などと一重には腑に落ちない構成になっていて、多少のツッコミどころはあったけれど、二時間越えの作品でありながら一気に引き込まれたままエンディングを迎えてしまった。
映画化に当たっての作品の練り方が素晴らしかったのであろうが、映像を観てから原作を読んでみたいと思える作品になかなか出会えない中、これは文字だけの世界ではどのように没入させてくれるのだろう、そう思わせてくれる良作でした。
公開から半月ほど経過しましたが、ほぼ満席のシアターが、それを裏付けてくれていました。

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ニコラス

4.0佐藤二朗さんがよかった

2025年11月17日
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知的

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sasayan163

5.0原作以上の没入感

2025年11月17日
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これは、最上級のサスペンス映画です。
原作も途中まで読んであったのですけど、作品の面白さを正確に再現していると感じたし、どのキャストもハマっていて、演技のうまさも相まって、原作以上に没入できた気がします。

それにしても…
上手いですねぇ、佐藤二朗!
ただの愉快でうるさいオッサンではありませんね。
世間では福田作品での印象が強過ぎて、役者としての価値を見誤られそうですが、本当に凄みのある役者ですよね。

対する山田裕貴も凄かった。
演じた類家刑事は、こちらはこちらで別ベクトルのサイコパスだと思うんですけど、後半にそちらの顔を見せ始めたあたりで目つきが変わって…
ゾクゾクしました。

周りを固めるキャストも軒並み素晴らしくて、137分があっという間でした。

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Bratsche

5.0難しく考えず、シンプルに考えると理解出来そうな気がする

2025年11月17日
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いわいわ

4.5緊迫感溢れる心理戦!だが…

2025年11月17日
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知的

難しい

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