「主軸何?」爆弾 ぴがさんの映画レビュー(感想・評価)
主軸何?
クリックして本文を読む
佐藤二朗の怪演は良いです(さがすには劣る)
渡部篤郎、染谷将太、坂東龍汰もよかった
なんか、主軸がどこなのかわからなかった
清宮が取り調べしている間は
化物vs人間という対立で、タゴサクの異様さがわかるし、それを一歩引いて紐解いてる類家もよかった
でも類家が直対するようになってから、類家の推理のテンポが早すぎるというか、「それ全部推測ですよね?」とひろゆき的感情になってしまった
類家の激昂みたいなのが急に出るのも、なんで今急にキレてんの?と置いていかれる
類家がどんな人なのかいまいち掴ませてくれないから、お怒りポイントがわからない。口先だけでどういう葛藤があるか語られても、それだけでは伝わらない
観客の倫理観になにかを訴えたい、という姿勢は何となくわかるが、そこをイマイチ説明しきれてない。それっぽく話すだけで厨二病っぽいなあと思った。説教したいのかしたくないんだか、よくわからない。
倫理を問うなら説教的なところはさすがにもう少し時間を割くべき。それを問わずタゴサクという怪物を描くならそれに振り切るべき。中途半端
あと、主演の扱い悪すぎない?
これ本当に山田裕貴主演か?ちょっとかわいそうに思えた
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。

