「佐藤二郎の熱演。でも設定に違和感。。」爆弾 はりー・ばーんずさんの映画レビュー(感想・評価)
佐藤二郎の熱演。でも設定に違和感。。
佐藤二郎の熱演。
テンポよく映画は進み、取調室での警察官と犯人のやり取りは面白かった。
取調室のシーンと、外で起きる爆弾テロと警察の捜査。
見ごたえがありました。
ラスト近くになっての謎解き。
佐藤二郎演じるスズキタゴサクの動機が弱く感じて、IQ200の設定とか何か特別な理由が無いとあそこまでの駆け引きはできないだろうと思ってしまった。
それだけ、警察を翻弄するように犯人が謎解きを仕掛ける。
それと爆弾テロの精度が高すぎる。
テロの本場の中東の組織でも、あそこまで鮮やかな爆弾テロはできないと思う。
あの謎解きを作って、爆弾の爆発と合わせるのは至難の業でしょう。
そういう意味では、もう少し設定を緻密というか違和感を感じないようにできなかったかなと思う。
最近の邦画は、この手の違和感を感じる事が多い。アメリカ映画は複数人で脚本を作るからなのか、この手の違和感を感じる事はあまり無い。
無理筋と思える話も強引にまとめてしまう。。
その他のキャストの演技、展開、メインの取調室でのやりとり、これは面白かった。。
気になったのはこの違和感だけ。
あっ、それともう一つ。
伊藤沙莉の警察官の制服姿が似合わなかったかな。
映画、エンタメとしては楽しめました。
高い評価となる作品でしょう。
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