「佐藤二郎劇場」爆弾 マーマレードさんの映画レビュー(感想・評価)
佐藤二郎劇場
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佐藤二郎のちょっと頭の足りなさげで、実は人を怒らせる天才な頭脳犯
を描きたかったのはよく分かります。
結局、爆弾は爆発し多くの被害者が出たので警察側の山田裕喜演ずる類家らの負けなんだが。
ただそれは本作の描くところではなく、人は善人にも悪人にもなり得るし周囲の人間によって歪められもする。
ということだと思うが。
気になったのは類家がスズキタゴサクの喋る言葉から爆弾のありかを探し当てるのはちょっと無理では(笑)
私のような凡人には解読不能で、タゴサクさんに暴力を振るってしまうのがおちです。
タゴサクの話術の術中にハマっていく取調官がどうなって行くのかを観るのが、本作を楽しむ正しいみかたなんでしょうね。
星3.5なのは最後ナレーションで何も解決してないことが語られますけど、無い方が良かったと思います。
犯人や関係者のその後は語らなくても良いですね。
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