映画 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者のレビュー・感想・評価
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歴代トップクラス
ブリードガヴの収穫シーンなど、子供向けにしてはなかなか攻めた表現があって驚きました。そういうところも相まってか、全体を通してミステリアスな雰囲気や緊迫感があり、終始目が離せなかったです。ちょっぴりビターなストーリーともマッチしていたかと思います。大人でも楽しめると思いました。
テレビ本編も見ていた自分にとっては、俳優さんの演技の成長も感じられて、良かったです。特にタオリンが死んでしまった直後のショウマの居た堪れない様子には心が締め付けられました。ゲストのFANTASTICSの方々の演技もとても良かったです。
もちろん戦闘シーンはバチバチにかっちょよかったです!ガヴの戦闘シーンは魅せ方が上手い!展開も激アツでかつ見応えがありました。見たかったものを全部見せてくれた感じです。ラストバトルの時の音楽も最高です。それに、とにかくヘクセンハイムがカッコ良すぎる‼︎‼︎
仮面ライダーの映画の中でも歴代最高レベルの出来だと思います!
なぜガヴはヒットしたのか。
こんなの仮面ライダー映画ベスト3入り確定だろ。
遅れて劇場版『仮面ライダーガヴ』を今朝鑑賞してきました。
個人的評価は★5。
演出・ストーリー・音楽、全てが高水準で、下げ要素が見当たらなかった。
特に感動したのは、演出。
近年の「最強フォームが出たら最強フォームばかり活躍して使われなくなる初期アイテム」みたいになりがちな傾向を払拭し、過去アイテムを含めサブライダーもしっかり活躍していた。
タオリンとショウマのやり取りや背景描写も短い上映時間でしっかり感情移入できたし、劇場版限定フォーム「ヘクセンハイム」もただの玩具宣伝用劇場版限定フォームで終わらず、変身までの流れや惜しみなく使う必殺技の演出が完璧。ヴァレンやヴラムも棒立ちではなく、アイテムを託すなど役割を担い、最後はお決まりのセリフと王道のライダーキックで締め。
ストマック家やシータ&ジープの再登場、ショウマのお母さんへの想い、タオリンの「ひとりじゃない」という言葉など、シリーズを観続けてきたファンなら涙腺が崩壊する場面が多く、戦闘シーンも多い訳ではないにしても、無駄なく飽きさせない構成。おなじみの戦闘BGMの使いどころも完璧でした。
自分の中では「AtoZ運命のガイアメモリ」「パラダイス・ロスト」に並ぶ仮面ライダー映画トップ3に並ぶ大傑作。
戦闘シーンずば抜けかっこいいです
ショウマくんのお母さん
本編もそうだけど、なぜこんなに登場人物の境遇が哀しいのか。色とりどりの美味しそうなお菓子と楽しそうな人々、コミカルなゴチゾウが出てきてポップでカラフルで夢みたいなお菓子の国なのに。
ショウマくんのお母さん、生きてて元気なのに。
ストマック家の兄さん姉さんが出てきたところで一層胸が熱くなったけれど(久々のグロッタ姉さん、やっぱりお強い)本編ではこうはならないよね。
仮面ライダーはクウガが一番好きで折しも25周年。改めて見返したクウガのバイクさばきに感嘆していただけに映画でショウマくんの華麗なライダー姿が見られたのは感動でした。
ストマック家の家族愛に涙
2025.8.15
T・ジョイ梅田にて『映画 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』を鑑賞。
まずは同時上映のナンバーワン戦隊ゴジュウジャーから。本編の世界線をはみ出る事は無いんだけど、ゴジュウジャーに関しては6人全員が揃ってガッツリ戦闘に関わることは少ないけど、この作品では全員で力を合わせて、みたいなのが観れて楽しかった。
そして仮面ライダーガヴ。重い雰囲気の本編とは異って、並行世界を描いたお話。元々【家族】というのが大きなテーマとなっているガヴにおいて、本編では敵対しているストマック家のお兄ちゃんやお姉ちゃんがショウマを助けに来るシーンには胸が熱くなった。
後は、ゴチゾウちゃん達が相変わらず可愛かった!
アラフィフのライダーマニアおじさんは勿論ひとりでの鑑賞だったのだけれど、夏休み真っ只中という事で他は複数人での鑑賞ばかりだった。
到底、小さい子どもを連れた親子連れが多いと思われがちだけど、それは一組だけで、高校生や大学生のグループでの鑑賞が多かった。
上映後、劇中のシーンについて、あれこれと語り合っている姿に羨ましく思うとともに、あらためて様々な世代に愛されている作品だと感じる事ができた。
グロかったけど
どうかな
突然現れた謎の扉に引きずり込まれたショウマは、闇菓子が存在しない平和な世界にたどり着いた。そこで記憶を失った青年・タオリンと出会ったショウマは、タオリンの記憶を取り戻すため協力することになった。そんな中、カリエスと名乗る男が町を無差別に攻撃し始め、平和な世界は一変した。平和を取り戻すため奮闘するショウマとタオリンは、巨大なお菓子の家にたどり着いた。そこで何かをつかみかけた2人だったが、カリエスは未知のゴチゾウによって変身を遂げ、ショウマたちを追い詰めていく。そんな話。
テレビ版は未鑑賞。
FANTASTICS from EXILE TRIBEから、中島颯太、世界、澤本夏輝、木村慧人の4人が出演してるらしいが、ファンじゃ無いので、そっか、という感じ。
最新の仮面ライダーを知るには良いかな、とは思った。
完璧な劇場版番外編
自分に反省。
観て良かった。
仮面ライダーガヴ本編にハマっているので鑑賞。
ガヴの良い所は話の流れが丁寧な所とアクションの格好良さ、そしてグロくなりすぎない残酷描写だと思うのですが、本作でもその魅力を味わえたと思いました。
闇菓子がなく、ショウマがいないパラレルワールドが舞台ということで、どのキャラクターも本編の悲惨な運命を辿らない幸せな(?)人生を送っていたり、本来は敵のストマック家も家族のために敵に立ち向い、結果としてショウマを助けたりと、見たいもの、見れてよかったものがつまっていると思います。
そして、実はこの世界のショウマは…
と、ストーリーラインも綺麗でよかったです。
グロ描写もお子さんはちょっときつい子もいるかもしれませんが、ギリギリ見れる範囲で良いと思いました。
アクションも、最終決戦はCG多めの印象ですが、最初の戦闘から本編のような地形を活かしたアクションで見応えバッチリでした。
車の中の戦闘シーンも面白かったです。
個人的にイマイチに感じた所をあえて挙げるとすると、同時上映のゴチゾウの夏休みの必要性をあまり感じませんでした。お子さんへのサービスにしてはちょっと内容が薄すぎますし、正直Youtubeショートで映画の広告として流すような動画に感じてしまいました。
あとこれは本編との差別化かもしれませんが、敵の行動原理として、なぜ世界を滅ぼすのかへの説明が乏しいように感じました。
本能という台詞はあった気がしますが、テレビ本編のグラニュートが人間を襲う理由に納得感があるので多少違和感を感じてしまいました。
長くなりましたが、仮面ライダーガヴが好きな方は観て損の無い作品だと思いました。
ゴジュウジャーとガヴ、それぞれの良さを活かした傑作!
ギーツ&キングオージャーを劇場で鑑賞し、大満足だった2年前。
ガッチャードは途中で飽きてドラマ視聴を中盤で断念、ブンブンジャーは可もなく不可もなくな作品だったので去年の夏映画はスルーしていました。
そして今年はガヴが毎週楽しみな程どハマりし、ゴジュウジャーもなんだかんだキャストの演技が魅力的で応援していたので、今夏の映画は劇場に足を運びました。
赤戦士大集合の戦闘シーンは鳥肌が立ちました。
ショコタンがデンジマン、中越典子がタイムレンジャーに変身した時は、めちゃくちゃテンション上がりました。
ガヴもめちゃくちゃ面白かったです。やっぱり演技が上手だと、ぐっと引き込まれるものがありますね。
-0.5なのは、ガヴのストーリーが少し大人向けにし過ぎたところでしょうか。
劇場のちびっこたちがけっこう飽きていて、私もこのストーリーならそりゃそうなるわなと納得してしまいました。
子どもメインのコンテンツなので、もう少し子どもに寄せて良かったのかなというのが正直な感想です。
まぶしくて戻らない瞬間
映画までに1話から最新話を1週間程で見て、ガヴ熱の高い状態で拝見しました。
普段特撮を全く見ないため、例年と比べての評価は出来ませんがとにかく最高でした。
まず第一に、2本立てで上映時間が90分というのが子ども向けで素晴らしいです。
ゴジュウジャーは初見でしたが、30分でこの展開をまとめ上げていることに感嘆しました。それぞれのキャラが立っていてゲストの発言にはくすり、歴代ヒーローが大集結ってオタクが大好きなやつじゃないですか。
続いてガヴ。本編でちらっと描かれた別世界。並行世界もオタクが大好きなやつで最高。目上の人に敬語を使うラキアの再来、執事服着せようってなったの天才ですか?ありがとうございます。髪型も良すぎる。ストマック家のバイト中「だる……」の一言で100%根っから付き従っているというより目的がありそうなのが窺えます。コメルに新作のお菓子をあげられるからとか?想像が膨らみますね、風船ガムのように。ラキア・アマルガは映画でも我々を狂わせる。初対面人間態のショウマに話し掛けられて“コメルの友達”だと思ったということは、コメルも人間界に遊びに来ている上に人間の友達が居るの……?しかも兄ちゃんに紹介することがあるんでしょ。弟が自分のことを友達に言ったのかなって思えるってことでしょ。平和で可愛すぎませんか闇菓子の無い世界のアマルガ兄弟。ずっと仲良しでいてくれ。
闇菓子を作らず人間界に侵攻しないストマック家、復讐に身を焦がしていない絆斗、いつも通りの幸果さんに、いつもと違うはぴぱれ。TVシリーズ以上に内容は重いのですが、圧倒的な光で乗り越えていくショウマの笑顔が尊かったです。でも母親の名字が違って別の子の親だとか、グロさや細かい設定が分からなくても胸が痛くなるシーンがあって子どもが見るのは辛くないか心配でした。旨味も辛味も苦味も甘味も酸味もあるのがガヴの魅力。
お菓子の家作りはわくわくして、劇場版限定フォームも格好良くて、何よりランゴ兄さん率いるストマック家が助けてくれるシーンが胸熱。家族愛をめちゃくちゃに感じました。双子のアクションは凄いしグロッタ姉さんは力強く美しいしニエルブ兄さんも兄弟の為に動いてくれる……!ショウマが末弟として大事にされていたら、という幸せな夢を見させてもらえました。なんでこうならなかったんだ闇菓子め……。
絆斗&ラキアが別世界線の“自分”を助けるシーンも良かったです!(パラドックス云々は置いておいて)
元世界に帰る時に先導するラキアも良かった。別個体に入れ込みすぎない淡白さで物語を本筋に戻すの、頼りになる。
映画単体で見れるしTVシリーズを挟んでも違和感なく続きが楽しめて、良く出来ているなと思いました。随所に考察ポイントがあってまだまだ味わえそうです。というかTVシリーズに戻ったりファンブックを読んだりしていたら「ニエルブ……お前……」ってなってもう1回観に行くか悩んでいます。
小学生男子が「長かったね」「面白かった」と感想を言いながら帰って行ったので、集中が続く時間内でたくさん観られて満足出来る構成なんだと思います。ゴチゾウは2作品の間にあって、何も考えずに眺めていられる脳の休憩、話の切り替えポイントとして機能していたんだろうな。始めから最後までまぶしい瞬間の連続でした。戻らない幸せを噛み締めて生きていきます。
地獄の中でも明るく未来を見つめる主人公
現在映画館ではヒーロー物が同時に公開している。「スーパーマン」「ファンタスティック4」そして「仮面ライダーガヴ」。
仮面ライダーガヴは、先の2本に比べると製作費は雲泥の差だ。おそらくスーパーマン1本でガヴ100本くらい作れるだろう(言い過ぎ?)。
しかし、だ、単純に内容だけなら、決して負けてない。いや、むしろ勝っているかも知れない。
元々テレビシリーズでもポップな見た目に隠して、闇バイト、ヤクの蔓延、SNS炎上、外国人問題、詐欺、侵略、様々な現代の問題を描いていた。
その中で、異世界ハーフである主人公ショウマが地獄の状況でも、仲間を得て、明るく強く生きていた。
そしてこの映画版で描かれる世界は、闇菓子の存在しない別世界。そこは元の世界とは違い平和な世界だった。
そこに放り込まれたショウマは、元の世界とは違う仲間達の姿を見る。
余りにも平和に暮らす仲間達、そして、仲間想いで普通に生きているストマック家の兄弟達。
しかし、唯一、自分の存在のみなく、代わりにはひぱれで幸果と共に働いている青年タオリンがおり、彼のお腹にもガヴが存在した…。
敵の狙い、タオリンの出生の秘密、等など、テレビシリーズよりハードじゃないかという展開と、どこまでショウマに地獄を味わせるんだ?と、見た目ポップ、中身悪夢、な脳がバグりそうな展開。
面白かった。凄まじく良かった。ただ、やはり短い。昔のライダー映画はもう少し時間がなかったか?
60分に詰め込んであると言えば聞こえはいいが、やはり語り足りない事は多く、もうちょっと時間が欲しいなと思った。
#仮面ライダーガヴ
honey & vanilla ときどきbitterマシマシ
Candy Blaze
ライダー×戦隊映画の2本目を務めるはガヴ。
本編もクライマックスに差し掛かっていますが、劇場版もとんでもなく面白く仕上がっており、近年のライダー映画の中でも一番好きな作品でした。
ショウマがパラレルワールドに迷い込み、元の世界とは同姓同名だけど自分を知らない世界で、ミューターという怪人が世界を塗り替えようとするのを止めると言った感じのストーリーで、本編よりも重い話になっていたのは衝撃でした。
直接的な流血描写は少ないとはいえ、体をぶち抜きまくっていますし、容赦なく殺す描写もあったり、タリオンがクローン人間という設定の残酷さもあり、改めてお菓子のモチーフとのギャップが強烈だなと思いました。
ミューターであるカリウスがこれまたスタイリッシュでカッコいいのがズルく、それでいて絶望的なまでに強く、しかも悪全開な感じも含めてザ・ヴィランって感じがして痺れました。
個人的には安易に巨大化せずに元のフォルムで戦ってくれたのも好感が持てました。
パラレルワールドでの協力体制が胸熱なものに仕上がっていたのが凄かったです。
本来なら敵対しているはずのストマック家の面々がガヴたちを助けてくれており、生身でのアクションもド派手にやってくれますし、各々の武器でフルパワーで突き進んでくれて超興奮しました。
グロッタが丸太を投げ飛ばしているところは脳汁ドバドバでした。
配達員の絆斗と荷物持ちのラキアも頑張っているところに、元の世界の絆斗とラキアが変身して現れるのもたまらなく良かったです。
カリウスvsガヴたちのバトルもスピード感満載、高低差グワングワンな大暴れっぷりは超テンションが上がりました。
CGマシマシではありますが、ライド感が凄まじいですし、どのカットもカッコ良さが溢れまくっていて本編の最終回なんじゃ?ってくらいの勢いがヤバかったです。
変身フォームもたくさん出しつつ、映画限定の変身フォームもやってくれて見応え満載でした。
ライダー3人というのも改めて収まりの良さが良いなともなりました。
パラレルワールドとのお別れもサクッとやりつつ、ショウマの優しさが溢れるラストも良かったです。
元の世界に戻って4人でやんややんややってるのも微笑ましかったです。
仮面ライダーゼッツもチラッとお披露目されましたが、いやぁ〜めちゃくちゃカッコいいですね。
ビジュアルも立ち姿もスタイリッシュですが、ベルトの機能がどうなるかのワクワク感もありますし、9月からの放送が今からとても楽しみです。
本編とは違う展開ながらもしっかりとまとまっていましたし、胸熱な場面も笑える場面もたくさん盛り込まれていて大満足でした。
ラストスパート、同物語を締めくくるのか、楽しみです。
鑑賞日 7/31
鑑賞時間 17:45〜19:15
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