ChaOのレビュー・感想・評価
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よくもわるくも作画アニメ
猥雑かつ豊穣、細部まで描き込まれ活発に動く作画が冒頭から終幕まで淀むことなく続き、それだけでも十分一見の価値あり。一方ストーリーは王道、というか平凡でいわゆる「人外ヒロインが冴えない男子のもとに転がり込んでくる」ラノベ的ジャンルを一歩も出ない、がそれをこのキャラデザでやるのは斬新…というか蛮勇?「美女と野獣」の性別逆Ver.でもあるのだが、キャラデザが尖りすぎていて、ともすればヒロインの人魚形態より魚形態の方がキュートに見えてしまうのも、困りもの。いやでもほんと丸っこくてヌメヌメしてて可愛いもの、チャオの魚形態!ストーリーの凡庸さは後半になる程気になりだし、山場のカーチェイスや人魚王との対決も、スペクタクルではあるが、作画の質に物語が追い付いていない感が強くなる。むしろ前半のごちゃついた街並みや主人公カップル2人のわちゃわちゃしたやり取りの方が印象に残るのは、ペース配分として誤算だろう。あと全体にギャグが昭和。人魚と人間の共存が成り立って変貌した本編後の世界の方をもっと観たかった、とも。
フライパンにコンッ!はデフォ。
人間と人魚が共存する世界、そんな世界で造船会社に勤めるステファンと、そのステファンに恋をする人魚王国の姫CHAOの恋と仕事の話。
ボツになりかけた企画開発案、会社社長の企みと自身も成功させたい企画、身に覚えのないプロポーズだか人魚姫といい関係を築けば会社にいい席を用意してやると言われ人間と人魚の同棲生活、その過去の話を知る編集者ジュノーのステファンへ取材から見せてく。
人間と人魚の恋の物語のファンでもあるジュノーの取材から入ってく見せ方、その見せ方にCHAOはどうなった!?と思うなか。
ストーリーが進み甦る記憶、子供のころ船の事故で亡くした両親…との記憶、その記憶で思い出した約束。序盤、中盤の取材中には出て来ないCHAOだったけれど、ラストはハッピーな展開で良かった。
好みの問題もあるけれど、街と風景描写は独特な世界観がありで良かった、ただ出てくる人物キャラが全員ブサイクでもっと小綺麗に描かれてたら良かったのにな~と個人的意見。約100人部屋1人貸切で得した気分!
上海が舞台という以外良いところ無し。チャオというか趙さん。
レイトショーを見たいと思い立ち、この作品ともう一つからこちらを選択し鑑賞しました。
他の方も書かれている通り、人間とは異なる種族の女の子が男をリードする展開は「うる星やつら」的です。しかし「うる星やつら」ほどのキャラの作り込みや、話の筋そのものの面白さはない。
と、書いてて結論を見つけましたが、話の筋がありません。
主人公の男性はおそらくまだ大学を出てまもない様子(明示的に大学を出た描写はないものの勤務内容的には大学ないし大学院程度の学歴取得が推察されます)。幼い頃に両親を船のスクリュー巻き込み事故で亡くされたとの事ですが、そこから大学を出て働かれるまでの話は全く触れられず、想像もできません。
むしろ話の最後までいかないと不幸な事故で両親が亡くなられたことは全く見えない。
仕事も大した下積み感も、努力を払った感も無いのに、新規船製造のリーダー的なポジションを任されるという大変ご都合主義的な大抜擢がなされます。これは話の流れとしては人魚であるチャオさんのハートを主人公が射止めたことにより、何かしらの利益を会社にもたらしそうだという期待を社長に抱かせたことによる抜擢であるという描写はあります。が、かと言って然るべき経験のない人間がいきなり船作れるかと。デザインだけ担当してるとか、もう少し描き方あったのでは無いかなと思います。
要は、人生イージーモード過ぎる。それが話の筋に絡んでこない。のわりに両親を若くして亡くしている。
ヒロインであるチャオ氏の登場も唐突で、話を最後まで進むと、主人公を小さい時に救った的な描写があり最低限の話のつながりは見えますが、これは最低限以下です。この程度の繋がりで長い時間を経て主人公の前にあらわれて、滅私奉公(比喩ですよ)、男尊女卑的にひたすら家事に励んでそれ以外の人間的な(人間ではなく人魚ですが)描写がないのはもはや恐怖。
じつは彼女は全て主人公の妄想で、こんな至れり尽くせりの女性がいきなり現れて主人公を好きになることなどなかった。主人公はSNSの中で彼女のことをそれとなく自慢し尽くす痛い感じの方で、しかし、彼は幼い時に両親を失った不幸な身の上だった、という話ならもう少し面白そうかなと思います。
その他、無意味に鼻をほじり続ける方や頭身の比率がおかしい方など、特に理由も無く気味の悪いキャラが出てきます。鼻をほじった指を主人公の肩で拭きますが、それに対して特にリアクションもありません。狂気としての描写という雰囲気もなく、ただこの世界では人と話す時に堂々と鼻をほじって、その指を相手の肩で拭いても誰も何とも思わない。そしてこれらは話の筋に何も関係しない。
絵柄を褒める声も聞かれますが、それを覆いつくすばかりの、話の筋の無さです。これに80分は長すぎる。15秒ないし30秒のCMなら、絵柄のポップさを単純に楽しめて良いと思います。ちなみに私は気味悪かったです。
話の舞台は上海です。てっきり、中国のアニメかしらと思ったら日本のようです。
昨今の日中の一部の不仲を思うと、上海をあえて選んだ点は両国の平和友好へ向けたメッセージも感じとれ、大変意義深く感じます。その割に話がつまらなさすぎるので、返って反感を産まないことを祈ります。
もっと言うと、上海を選んだのも話の筋となんの関係もありません。
攻殻機動隊的に、香港とも日本とも上海ともつかない謎の都市的なデザインにしても良いかと思います。
逆にあえて上海にするなら、下手に登場人物の名前を洋風にせず(主人公は「ステファン」で、ヒロインは「チャオ」)、ちゃんと中華風の名前やお互いの呼称にした方が良いように思います。「チャオ」では無く、「趙」さんでいかがでしょうか。
ちなみに主人公は昔ヒロインに助けられており、最後にその記憶を取り戻すシーンは、なかなかに「千と千尋の神隠し」における、千尋がハクを思い出すシーンを思い出させます。というか2人が水中に浮かんで手を取り合うシーンは、まんま援用です。良し悪しで言えば良いはず(テンション上がって然るべき)なのに、話の筋が雑過ぎてイライラします。そんな描写より、話の面白さをちゃんと考え直してくださいよと。
ところどころキャラクターの頭身の比率がおかしいのも、千と千尋に見られるキャラの特徴に近いものを想起させます。想起させるだけで、特に話の筋に絡みません。
とか書いてると、やはり千と千尋の神隠しは偉大だったと思わせる。
爽やかなストーリー!
チャオ(人魚)とステファンのドタバタラブストーリー!
チャオの姿に癒されます!キャラデザが好き嫌いが別れそうですがストーリー的には爽快で惹き込まれました!ラストの付箋回収は、見事な脚本です!エンディングの倖田來未のChaOは聴いてハマります!
両親の事故
両親がスクリューに巻き込まれて死ぬ事故のとき、何故エンジンを切っとかなかったのか、エンジンを切ってれば動かなかったのに
それともエンジンを点けてないとスクリューが回らなかったのか、ニュートラルに入れて切れば
回ったんじゃないかとか
船のエンジンの仕組みは分からないけど
そこが一番気になってモヤモヤしてしまった
チャオが凄い可愛かった
ノイジーで雑さは否めないが、良作と思う
アンデルセン童話、「人魚姫」をモチーフとし、現代香港風?にアレンジしたボーイ・ミーツガール的純愛ストーリー。
しかし主人公のステファンは全く身に覚えないのに人魚界のお姫様であるチャオから一方的に好かれて求婚され、彼の会社含め周囲の政治的圧力で気が進まない結婚に承諾してしまうというドタバタストーリーでもあります。
チャオのビジュアルは第1形態?が、金魚のお化け(失礼)みたいなのが服着て歩く珍妙な感じで、言葉は(都合よく?)通じるのですが人魚界の常識で生活するため、人間であるステファンとの生活習慣のギャップがコメディ的要素となっていてとても楽しかったです。またちょっとグロい姿に反し、その仕草と声は大変可愛らしく親しみの湧くキャラとなっていました。
チャオの第2形態は、正にこれぞ人形姫というところのクールビューティな美しさ(若干グロさはある)ですが、ある条件が満たされないとこの姿を維持できない、というのがストーリーの根幹になっています。
ただ、個人的にこの純愛ストーリーを純粋に楽しめなかった点がありまして・・・それが、この作品の独特のビジュアルです。
チャオや人魚界のキャラが変身したり見た目が奇妙云々言う前に、一部の人間のキャラデザが非常に個性的・・・言ってしまうと特に顔のデカい人が妖怪チックだったりする上、普通に一般人に混じって生活したり、会社の嫌な上司だったりするので「何か深い意味があるんだろうか」みたいな「思念の雑音」が終始頭を過っておりました。
これはたぶん深い意味などなくディフォルメの一種だと思います。しかし、残念ながら私には必然性が感じられず、作品に対する没入感を阻害するノイズにしかならなかったというのが本音です。
また、シナリオや設定は最後まで破綻せずに上手くまとめたと思いますが、ステファンが海洋生物に対して安全な船を作りたいと強く願うようになった、「悲しい事故」の発生過程が非論理的で非常に分かりづらく、演出的な雑さと違和感がありました。乱流が起こったってこと??なぜ、非常時に停船しないのか・・・など、船舶初心者の私には疑問符がぽこぽこ生まれました。ここはポイントになる部分なので素人でも納得する様なシチュエーションの構築をすべきだったと思います。
総じて、特にデザイン的に独特の世界観が当方にはあまり馴染みませんでしたが、最後の締め方も綺麗な印象でチャオも可愛く、美しく・・・とても気持ちが晴れたから、良し!としたいですね。
では。
演出に過剰に労力がかかっている気がする
平凡な青年ステファンと人魚姫のチャオのラブストーリー?
人間と人魚が暮らす世界で
記者が偶然にステファンからチャオとの出会いを聴くという場面から
過去の描写になるという構成
ステファンが唐突に
チャオに求婚され、人間と人魚たちとの関係が好転させるために
世間もステファンの結婚を盛り上げていく感じになっている
それにより主人公も社内で出世したり、マスコミに注目されたりすることになる
最初は乗り気ではなかったが
チャオの純粋な愛情により、夫婦としてなんだかんだで
うまくやっていることになる
しかし、イベントでチャオがロボットを暴走させたことにより
すべてが水の泡になってしまい
チャオと離れてしまうが
幼少期のころを思い出して、もう一度チャオに会いにいくというストーリー
全体的にストーリーはテンポが早く進むが
逆にストーリーと関係ない演出にかなり労力と時間をかけているように思う
ステファンが求婚をされ、世間で盛り上げるために社内で出世までしてしまうストーリーも
ラブコメとしては異色に感じられる
キャラデザもクセが強く
人間も人間っぽくない人も多いので
人魚と混じっててもわかりにくいデザイン
作品全体的に人を選ぶ内容に感じる
童話「人魚姫」をモチーフにしているらしいが完全に別物
舞台も中国だし
人魚は陸では魚のままだが心を開くと
水がなくても人魚の姿でいられるらしい
個人的には私はあまり芸能人声優は気にならないタイプですが
主人公声優の人が「夏のトンネル」で違和感が強く感じたので
声優に不安が強かったが
この作品ではそこまで違和感を感じなかったのでよかった
こんなの見たことない!作画もだが、ストーリーが凄すぎる!斬新かつ挑戦的な作品!!
まず作画に惹かれて視聴。
しかし、本当にすごいのはストーリーだった。
恋愛物と言ったら、なんといっても2人の障壁が見せ場。
2人の心は通じ合ってるのに、2人を取り巻く環境が許してくれないパターンである。
今回は人魚と人間とのこと。
あぁ、どうせ人魚と人間の恋愛なんてあり得ないって周りが言うパターンなんでしょ。
そう思ったら大間違い。
むしろ、周りは大歓迎で、どんちゃん騒ぎ。
それも、コメディとして演出。
今から見たことない物を見せるぞ、と言わんばかりの展開。
では、2人の障壁は無いのかというと、そんなことはない。
2人の障壁は、なんと2人の心そのものにあるのである!
しかも、通じ合ってないのは、生理的なところも含めてだ!
生理的に無理というやつである。
心が通じ合ってないまま進む恋愛物って、アリ?
それも見終わったころには、大アリだとわかる。
従来の恋愛物なら、心が通じ合った感動シーンと障壁を乗り越えた感動シーンが、別々にやってくる。
しかし、本作はそれが怒涛の伏線回収と共に、同時にやってくるのである。
感動の力が強すぎて、涙腺をぶち壊された。
これは絶対に見て欲しい。
お勧めします。
★
★ここからはもっとネタバレ注意
★
【もっと魅力を語るべきだと思い、追記します】
※個人の考察、感想です。見当違いな点もあるかもしれません。
〇ステファンの人生ついて
この物語はラブストーリーですが、ステファンの人間ドラマとしての側面も持っています。
田舎の漁村で生まれたステファンは、船の事故で両親を失います。そして、安全な船の改良に人生を捧げます。
ここで特筆すべきは、田舎で頼れる両親もいない中で、モーターを設計できる立場まで上り詰める、という人生の壮大なストーリーはあえて語られていないとのことです。
本来そこには血のにじむような努力があったと思います。
その努力の証は本編中のところどころに、散りばめられています。
印象的なのは開発の才能にたけた博士と同居している(家を無償で貸している?)ことです。毎日モーターの開発に人生を捧げていることがうかがえます。
さらに会社の出勤シーンも特徴的です。
鍋に頭をぶつけたり、バナナで滑ったり。
出勤はいつも多難なようです。
一見すると、ただのギャグシーンです。
でも、両親を失い、いくつも困難を乗り越え、それこそ何かにぶつかり、ずっこけながらも、今の会社に入るまでのステファンの道のりが、そこから透けて見えるのです。
〇小説化不可能?言葉はいらない、アニメーションだからできること。
本作は映像で語るという点にも重きを置いています。
わかりやすいのは、ステファンが今まで溜まった不満をチャオにぶちまけるシーンでしょう。
言葉は工事の音にかき消されますが、ステファンの様子やチャオの表情、姿の変化からすべてが伝わってきます。
こういった工夫はほかのシーンにも見られます。
例えば、ステファンが2人組に絡まれたチャオを助けて、ボコボコにされた後のシーンです。チャオが人間に近い姿に変身することだけではありません。そのあと意識が飛んでいるステファンの息づかいに、合わせるようにチャオが肩をゆらして呼吸するシーンが挿入されます(会社の人は本当に魚と息が合わせられるのかよ、どこで呼吸してるんだよってバカにしてましたね)。これは映像でしか語れない感動となりました。
〇「多様性を受け入れる挑戦」「他人のために自分をどれだけ捧げられるだろうか」といったテーマ
体の形が様々な人々。
人とは違う見た目をした人魚。
そしてそれらが融合した世界。
人間の犯した罪としてのプロペラとそれによる悲惨な事故。
など物語のいろいろな要素が普遍的でありながらも、今の我々に重要な問題提起をしています。
特に人魚の代表ーチャオの父親であるネプトゥ―ヌス国王から、人間であるシー社長、そしてステファンに語られる言葉は、重要なテーマを含んでおり、考えさせるものが多いです。
★
これだけ語りつくせないですが、魅力がたくさん詰まった作品です。
本作は人魚と人間の交わる壮大な世界観で繰り広げられます。
そんな中で、ただひたすらにチャオとステファンの心にフォーカスされた作品は、無数の星の中から、一際輝く一等星を見つけるような、特別な体験を提供してくれました。
私はもう2回視聴しました。
この作品が歴史に残る名作として語り継がれることを願います。
異形の世界に宿る信頼の物語
鑑賞中は、中国の制作会社が関わっているのだろうと思いながら観ていた。舞台が近未来の上海で、街並みや文化的モチーフに中華圏らしさが色濃く漂っていたからだ。しかし、調べてみると、これはSTUDIO4℃が7年かけて作り上げた、資本も制作も純粋な国産アニメーションだった。この意外な事実を知ると、作品の意図や完成度の見え方が変わってくる。
物語は、人間と人魚が共存する近未来の上海を舞台に、平凡な青年ステファンと人魚の姫チャオの恋を描く。特筆すべきはその人物造形で、2頭身から写実的まで極端に異なるプロポーションのキャラクターが同じ画面に存在する。一般的なアニメなら避ける不統一をあえて採用することで、多様な存在が共に暮らす世界を視覚的に体現している。
人魚が陸上で人間の姿に変身できる条件は「深い信頼」。それは単なる好意ではなく、相手の弱さや危うさも含めて受け入れる複雑な感情であり、物語の核を成している。ChaOの父が人間に懐疑的な態度を見せながらも変身できる描写は、このテーマの奥行きを示す好例と理解。
ステファンの誕生日にチャオがロボットで暴走する場面は唐突にも見えるが、彼女の感情の爆発と“異質性”を強烈に印象づける転機となっている。また、幼い頃の約束を覚えているヒロインという王道モチーフも、変身設定と絡めることで新たな意味を帯びている。
奇抜なビジュアル、実験的な造形、そして温かい物語。見終わったあと心に残るのは、異形の世界の迫力ではなく、異なる存在が互いを信じ合う温もりだ。国産アニメーションの懐の深さを改めて感じさせる一本。
すごく好みが分かれる作品
一言で言えば「楽しいB級映画」
もちろん上記のことは馬鹿にしてるわけではなく、話の流れや人物の描写など大衆ウケではなくコア向けな作品であると感じたからです。
某サメ映画のような一部のファンが熱くなる、みたいなイメージで考えてもらえれば良いです。
始まりは記者が子供の頃から読んでた本の作者(主人公)と出会うところから始まりますが、その前に記者が人魚用の通路を使うなど交流が進んでることが示唆されてました。
そして主人公に取材をする上で本編が始まるような流れでしたが、とにかくチャオが健気で可愛い。主人公は幼い頃に両親を亡くしてて他責思考が目立つダメダメな感じですが、物語が進む上で成長をしていきました。わかりやすいのがぶら下がってる鍋に頭をぶつけるシーンが多くありましたが、それがなくなります。
まぁ恋愛物語よろしく他責主人公はチャオの頑張りを受け止めずチャオが起こしたトラブルに対して叱責してチャオと離れ離れに......。チャオパパ激怒からの主人公がチャオの存在を思い出してチャオと和解、そして現在に戻り記者がその話を編集長にして何やかんやで終わるって感じでした。
ざっくりネタバレは以上のようですが、その世界観は統一してない人の描写や演出など真面目におふざけ要素を取り入れたようなものでした。良く言えばシュール、悪く言えばくだらない要素でしたね。
ただそこを受け入れてみればとても楽しめる内容でしたね。ツッコミ前提で見るとなかなか楽しめますね。
それにおふざけの中にもきちんと見せたいシーンは力が入れてあり緩急が良くついていたと思います。
まぁ最後に見てほしいポイントが一つ。
最初声だけの編集長、ラスト姿が出るんですけど、デカいんですよ。タッパは勿論、πがね。デカπがすごい。もうそのシーンでお釣り出ましたわ。
以上長文失礼しました。
「あなたのために」という歌が良かった!!
山田杏奈ちゃんが声優をやっているというから観に行ったけど、
もちろん杏奈さんの声も良かったけど、作画の美しさやストーリーにも感動した。
とくに劇中に歌われる「あなたのために」という山田杏奈さんの歌は、ダウンロードまでして、これから車で時々聴くことにしたw
あと、チャウ・シンチーが随分前に作った映画「少林サッカー」リスペクト♡という作品だった。
(映画「Chao」の主人公は、ステファンとチャオだけど、
映画「少林サッカー」主演&監督チャウ・シンチーの英名が「Stephen Chow」、少林サッカーのヒロインが「ビッキー・チャオ」、チャウ・シンチー自身が「人魚姫」の映画も作ってる、・・・etc.)
最後まで観ると爽やかな気持ちになれる映画でした
人と人魚が共存している近未来の上海のお話。
アイドルの取材に失敗した下っ端記者のジュノーは人魚との共存のきっかけとなったステファンのインタビューに成功する。
ほぼ全編はステファンの過去の回想の物語。
海の生き物に優しいスクリューに代わる船の推進装置を開発を目指している主人公は、一旦は無駄な研究だと社長から降格を命じられるものの、人魚界の王の娘チャオ(本名は覚えてないが偉く長い名前でクライマックスにその名の意味がわかる)から求婚されることにより、一躍有名人となり、会社の中でも出世頭となるが、心の中では魚の容姿のチャオを受け入れられない。
チャオは本当に愛する人に心を許すと陸の上でも上半身は人の姿になるのだが、ステファンの本心が見えないためなかなか人の姿になれないが、あるきっかけにより人の姿になることが出来る。
ただ、チャオは普段からあまりにもポンコツでステファンの大事な推進装置の発表の場にいきなり表れて、発表の場を滅茶苦茶にしてしまい、ステファンから今までの失敗を含めた叱責により容姿が元に戻り、海に帰ってしまう。
ところが、そのポンコツ失敗の意味があることに気付いたステファンはチャオを探しに海に出て探し回り....
中身が90分弱なのでストレスなく観ることが出来ました。
最後にはいろいろな伏線も回収でき、物語は満足出来ました。
ただ、キャラクターデザインは独特で、主人公たちの顔は人間なのに魚の様だし、チャオは人の姿より魚の姿の方がかわいいと思ってしまう。
社長の体形はハンプティーダンプティーで、一般の登場人物も「化け猫あんずちゃん」に出てくる下品な妖怪のようで、物語に入り込むことに時間が掛かったことがかなりマイナスです。
折角、作画は良く、ヒロインも素直で一途で一生懸命で好感が持て、話は面白かったのに、一般受けするキャラクターデザインだったらもう少し人も入っていたのではと思いました。
(ちなみに自分は初日の初回でしたが、キャパ200人程度で観客はたった6人でした)
後、回転する装置に異物が挟まり、取り除く際には、エンジンのスイッチを切れよ!と言いたくなる映画でしたね。
ひさしぶりに駄作を観た。
映画のタイトルがイタリア語の挨拶「ちゃお」ですね。
しかし物語にイタリア要素はなく挨拶の伏線もないです。
これだけで嫌な予感が湧いてくる方はそれを上回るひどさを味わうでしょう。
まず舞台は中国です。
ですがこれは日本アニメーション映画「スタジオ4℃」が制作しています。
つまり純粋な日本初公開の映画です。
ファイナルファンタジーVIIの神羅カンパニーのような和中混合でもないです。
20☓☓年と表記があり現実世界の中国から話は始まります。
なお現実世界かつ中国にして物語に深みが出るわけでなくナゾ設定です。
映画の半分まで意味不明な演出が多々あります。
その度に映像が静止する場面もあり、いわゆる尺稼ぎに近いです。
約90分の映画ですが45分で作ってしまったものを引き延ばした感じでした。
かつギャグテイストにして意味不明な展開や表現をごり押してきます。
また作画が安定しておらず人によっては違和感と不快感を味わい続けるでしょう。
物語性はほぼなく 伏線なし・感激なし 違和感あり・不快感あり で話が続きます。
ここで「マッドハウス」が制作したR15アニメ「ケモノヅメ」についてお話を。
作画がこの「ケモノヅメ」に似ており、好きな人は引き込まれると思います。
この名作は作画を活かす物語性と魅せ方を心得ており口直しにぜひどうぞ。
閑話休題。
作画は好みです。
なので観に行きました。
声優さんの表現も上手でどんな意味があってどう展開していくのか気になります。
BGMも良く丁寧に作られていました。
特に液体の演出が最高です。
ですが物語性と全体の魅せ方が終わってます。
特に駄作と感じる要因は約90分の映画にしたことにあるかと。
サブスクで倍速再生が流行っているそうですが2倍速で観たかったと思ってしまいました。
観る人は決して期待しないでください。
特に ①作画 ②声優 ③BGM ④液体演出 以外への感想は持たないことがおすすめです。
そんな映画です。
ChaO!
オリジナルアニメ映画絶対観に行くマンなので今作ももちろん鑑賞。
客入りがだいぶ悪く、お盆最終日の夜の上映とはいえ自分含め7人しか入ってないのはかなり衝撃的でした。
キャラデザが独特すぎるのが多分影響してるとは思うんですが、STUDIO 4°Cの華麗なアニメーションを楽しめればという思いで観ましたが…こいつぁ悪い方にとんでもない代物でした。
人魚姫を元に作られたストーリーという事ですが、全部ムリヤリツギハギに繋がれているのであってないようなものですし、人魚と共存している世界観は特別説明なくさも当然のように進められるのも不親切ですし、人魚との婚約からのスターダムからの会社の重要なポジションに就くまでのスピード感も謎すぎて飲み込みきれなかったです。
そこから人魚のチャオとのあれやこれやが入るんですが、これがキャラデザのせいでうまいこと飲み込めず、恋愛模様と仕事模様を並行して描いている割にはどっちつかずですし、多くのキャラクターを登場させている割には誰1人としてビジュアル以外印象に残らないとかいうエグいことをやってのけています。
終盤の主人公の生い立ちのシーンなんかもうフワフワしすぎていました。
めちゃくちゃ終盤のはずなのに急に新しい話を始めますし、両親が亡くなった描写がもう雑すぎて困惑しかなかったです。
主人公がエアージェットを作るきっかけになった事故が両親がスクリューに巻き込まれたってのは良いんですが、スクリューに巻き込まれたイルカを助けるために海に飛び込んだお母さんが出てこなくなったのでお父さんが助けに海に飛び込んで2人ともお陀仏という、イルカが巻き込まれたタイミングでスクリューを止めれば2人とも助かったのでは…?という展開の都合で殺されたのか、はたまた何も考えずにこうなったのか、AIでもこういうトンチンカンなものは生み出せないと思うので人の手で作られた呪物なんだなというところは安心しました(?)。
ラストシーンも安易なハッピーエンドに持って行ってるんですが、マジで問題が解決したのかどうかも全部有耶無耶にして終わっていくという90分足らずという時間ですら無駄遣いしており、これにはポンポさんも激怒不可避です。
今作の最大の問題は間違いなくキャラデザですね。
もちろん可愛いかっこいいが備わっていれば最低限評価はできるのに、それに対抗するようにどのキャラもキャラデザ的魅力は皆無に等しく、それぞれの表情や仕草なんかもわざと嫌悪感を抱かせるようにしているのかな?ってくらい気味の悪いものばかりでした。
個性と言われればそれまでなんですが、唇を尖らせる描写一つでここまで不快にさせられたのは初めてでした。
人魚と人間が共存している世界なので、魚フォルムの時も人魚フォルムの時の姿もあるのは分かるんですが、人間サイドも形が異形すぎるのは一体なんなんだろうと思いました。
めちゃくちゃ体がデカいのもいれば、顔だけデカいのもいたり、手足がないのもいたりして、配慮なのかそういう手癖なのか分からないのですが到底一般ウケするわけないじゃん…というデザインばっかで辟易してしまいました。
一般ウケもといヲタクウケを狙わないという方向性はまだ理解できるんですが、第一印象から悪いのはいかがなもんかと。
チャオの魚フォルムの時が一番キュートでした。
全体的に要所要所に入るギャグ描写がかなり苦手でした。
ラブロマンスコメディと謳っているのでそういう笑いがあるとは思っていましたが、それにしたって滑り散らかしていますし、刺さる人には刺さるギャグなんだろうとは思いますが感性がぶっちぎっていてどこ吹く風ってやつです。
真剣なシーンで茶々を入れるのがどの作品でも好きではないんですが、今作はそこのバランスすらガッタガタなので苦虫を噛み潰しまくりながらは中々に苦痛でした。
アニメーションは素晴らしく、水が滴る様子は美しいですし、カーアクションも訳分かんないくらい動いていましたし、さすがSTUDIO 4℃と思わせてくれる圧巻の技術でした。
ただこのアニメーションですらキャラデザで帳消しにされてしまうのが恐ろしいところです。
声優陣がほとんど本職ではないのが今作では悪い方向に向かってしまっており、山田杏奈さんは比較的聞きやすい方のお声でチャオとも合っていたんですが、鈴鹿くんは感情を爆発させるところでボロが出まくっていたり、長台詞で息が持たなくなったのか後半になるにつれて小さくなってしまっていたりと違和感が強烈でした。
梅原さんや三宅さん、田中あいみさんがさすが本職っていう演技をしている中で芸能人声優が茶々を入れてしまっている気がして純粋にアニメーションとしても楽しめなくなっていたのは致命的でした。
後から知りましたが全国300館規模で公開しているのが衝撃的で、その上でこの夏休みシーズンに劇場がすっからかんなのはある意味貴重なんじゃないかなと思いました。
ここからの大逆転はあるのか…動向含めどうなるかは気になりますが、大問題作であることは確かだということをここに記しておきます。
鑑賞日 8/17
鑑賞時間 19:05〜20:35
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