不思議の国でアリスと Dive in Wonderlandのレビュー・感想・評価
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「アリス」好きには良いと思う。
自分の好きな事を大切にしよう
失敗しないように空気を読み周りに気を使い、周囲と同じようにしているはずなのになぜかうまくいかない大学生の安曇野りせは、就活も上手くいかず、人生に迷っていた。そんな彼女は、亡き祖母が遺した招待状に導かれ、不思議の国に行ってみた。そこで出会った少女アリスと一緒に旅をすることになり、白ウサギ、ハートの女王、トランプ兵、マッドハッターなどと次々と出会い、冒険を続け・・・さてどうなる、という話。
不思議な国のアリス、を読んだ記憶もなく、どんなんだろうと思って観たが、まぁよく有るパターンの話かなぁ程度に感じた。
おばあさんが成功した資産家なのに孫にほとんど何も残さないというのがポイントなのかも。そして、自分の好きなことを見つけてそれを大切にしよう、というのが全体を通しての本作からのメッセージだったのだろう。
原菜乃華がりせ役を本当に上手く演じてた。彼女は俳優としても良いけど、声優としても凄く魅力的だと思う。アリス役のマイカ・ピュはまぁ普通の子役声優かな、という感想。
ほんわかした絵で、主題歌も良かった。
何度か観たくなるような作品。
自分の好きを肯定したい
アリスモチーフのバーチャルテーマパーク。
就活生の自分を見失った子が、アリスと取り戻していく会話は良かった。
一つひとつのお話にアリスらしさはあるけど、なんだろう、なにか足りない感。パーツパーツは好きなので少しもったいなかったような。。
フルダイブ型VRアリス
賛否両論は想像出来るが
ストーリーが支離滅裂
就職活動でうまくいっていない大学生が
祖母のつくったVRアトラクション(?)で
不思議の国のアリスの世界に迷い込んでしまう
そして、リンゴになったスマホをウサギから取り戻すために奮闘する
不思議の国のアリスの世界観を意識したのかわからないが
支離滅裂なことが多いので
ストーリー的によくわからない感じがする
イモムシのインフルエンサーとか
ウサギのタイパとか現代人に刺さるワードが多かったが
うまく馴染んでいないように感じる
急にでてくるラップはよかった
終盤はりせがスマホのリンゴを食べ
なぜかドラゴンになり裁判にかけられたあと
透明人間になったときに
自分の好きなことに向き合うシーンで
イイ感じで終わるが
りせが好きなものはゾンビゲーム以外は急にでてきた感じがする
アリスなどのキャラクターはよかったと思うが
ストーリー的に退屈な部分が多かったように思う
チャプターに分けているが特に意味がなかった
現代人に陥りやすい悩みと
不思議の国のアリスの世界を混ぜようとして失敗した感じに見える
大事にしていくべきもの
社会に入っていく中で、自分を失いかけている主人公。
祖母が残してくれた、不思議の国のアリスを体験できる施設はその主人公に対して、祖母が本当に大切にして欲しいことを伝える為に、人生をかけてつくってくれていたと考えると、凄くいい話だった。
主人公を通して、観ている私たちに向けても、自分というものを大事にしてほしいというメッセージが私には感じることができた。
見ていて空回り感が辛い…
これで終わり?
【”亡き祖母がりせをワンダーランドへ招待する遺言を残した訳。そして好きを大切にする事を忘れない心を持つ。”今作は児童文学の名作を換骨奪胎した、色彩鮮やかなファンタジーアニメである。】
■就職活動が上手くいかない中、人生に迷い始める大学生のりせ。
そこに、「不思議の国のアリス」を何よりも大切にしていた、りせが大好きだった亡き祖母が作ったテーマパーク”ワンダーランド”の招待状が届く。
りせは、気分転換にテーマパークに赴き、「不思議の国のアリス」の主人公アリスと出会う。試験期間中だったテーマパークで次々に起こる不可思議な経験をする中、りせは祖母と出会い、”好きを大切にする事を忘れないで・・。”と優しく告げられるのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・りせとアリスの性格の対比が面白い。
りせは、自分に自信がなく、周囲と自分を常に比較し、且つ就職試験に落ち続け更に自信を無くしている。
一方、アリスは「不思議の国のアリス」同様に、積極的に行動し、言いたいことはキチンという。この二人のコンビが”ワンダーランド”内で次々に起きる不思議を経験していく過程が面白い。
・”ワンダーランド”で登場する様々なキャラクターが面白い。
1.自分の見かけや、フォロワー数を気にするお洒落な青虫。彼女は孵化した時に戸惑うのだが、徐々に自分の変化を受け入れていくのである。
2.チョイ、不機嫌なハンプティダンプティ。
3.美しいが少し怖いハートの女王。
4.いつも時間に追われているせっかちな白兎。
■りせが、どんどん大きな動物になってしまい、破裂した後に透明人間になってしまうシーン。
りせは亡き祖母と出会い、”好きを大切にする事を忘れないで・・。”と優しく告げられ、アリスと共に、好きな事を言い合ううちに、少しづつ透明から実像が現れるシーン。
ここは、好きなモノを思い出す事で、自分を再確認する事のメタファーである。
<そして、りせは現実世界に戻り、友人達が大企業に内定していく中、自分が好きな職業を選び、そこで働く事を決意するのである。
今作は児童文学の名作を換骨奪胎した、色彩鮮やかなファンタジーアニメであり、”好きを大切にする事を忘れない心を持つ。”事の大切さを描いた作品なのである。>
アリスかわいい
概ね良かった。
ただ内容が就活を軸に進むのでアリスの名がつく割には児童向けではない気がする
内容としてはリアルで考えてもよく練れているし、大まかな話に不満があるわけではないので
軸だけが残念
現実的
令和日本版不思議の国のアリス
令和の日本の事情を踏まえて、不思議の国のアリスの世界をうまく再現してると思う。
就活がうまくいかず、自分に自信を失いつつある主人公「りせ」だけど、資産家のおばあちゃんからの招待で不思議の国に迷い込み、アリスと一緒にいろんなエピソードを乗り越え、自分らしさを取り戻すというお話。
不条理の世界でのキャラも綺麗だし、SNSの表現なんかも織り交ぜながら、作画も大満足。
P.A.Worksさんは見事にアリスの世界をリブートしたと思う。
天真爛漫なアリスと対照的に慎重で本来の自分を失い、不思議の国のキャラの質問にも迷いながらしか返答できないりせ。
両者の違いは良く表されており、何故りせが終活にうまくいってないかも表現できていたと思う。特にりせが自分らしさを取り戻すシーンで透明から自分になるシーンはわかりやすくてよかった。
ただ、主人公二人とも声優が本職でないためか、会話がちょっとたどたどしいのはご愛敬ですかね。
なお、ディズニー版に比べ「ハートの女王」はえらくベッピンさん。
後、不思議の世界がテーマパークのVRだったのはちょっと興ざめ。その点がマイナスですかね。
「国宝」「鬼滅」「8番出口」が絶好調の中、日曜初回で20人程度の観客は(映画の出来が良いだけに)ちょっと寂しい。
うまく海外で評価されるといいなぁ。
感動やドキドキはないけどいい作品
自分はこのテーマパーク行きたくない
2025年劇場鑑賞236本目。
エンドロール後映像無し。
映画ドットコムのあらすじにはアリスの世界に迷い込むとありますが、本人は不思議の国のアリスのテーマパークのモニターである事を承知の上ですし、こういった設定にありがちな制作者の意図を超えた暴走があるわけでもなく、予定通り進んでいっているはずです。ということは後半のめんどくさい展開は、確かに主人公の成長にはなったかもしれないけど、娯楽で遊びに行くテーマパークでいちいち裁判にかけられて、自分のダメな所を突きつけられて反省して帰ってくるって次の日から学校やら仕事やら頑張れますか?心弱い人だったら不登校とか出勤できなくなっちゃうかも。これがお祖母さんが孫にだけ仕掛けた特別バージョンなら全然構わなかったのですが、どうも仕様らしいので、自分は絶対行きたくないと思いました。
原菜乃華は良かったです。声優大丈夫かなと思っていましたが、すずめの戸締まりでもう主演やってましたね。じゃ大丈夫だ。アリスのただたどしい感じはあれで良かったと思います。声優の子供子供している演技より没頭できました。
トータル文子
2025年映画館鑑賞79作品目
8月29日(金)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
監督は『映画 犬夜叉 時代を越える想い』『映画 犬夜叉 鏡の中の夢幻城』『それいけ!アンパンマン 怪傑ナガネギマンとドレミ姫』『犬夜叉 天下覇道の剣』『映画 犬夜叉 紅蓮の蓬莱島』の篠原俊哉
脚本は『トラペジウム』『好きでも嫌いなあまのじゃく』『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』の柿原優子
タイトル通りヒロインはアリスではない
アリスと一緒に現代人が不思議の国を冒険する話
続編の『鏡の国のアリス』の要素もある
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を日本の現代風にアレンジ
とはいえフォロワーといえばTwitterだが20年前にできた代物でラップに至っては僕が生まれる前からアメリカに存在し日本語初といえば80年代に発表された吉幾三の『俺ら東京さ行ぐだ』とも言われている
女子大生の就職が本人の希望通りになかなかうまくいかず内定をゲットできない実情は昔からよくあること
その点ではフォロワーとかラップとか女子の就職難とか現代風表現も浅いし薄い
画期的なのはファンタジーではなくSFに昇華したこと
不思議の国のアリスのテーマパークでありアリス記念館という洋館のなかの一室で装着するフルダイブ型VR機器が見せるバーチャルリアリティーという大胆なアレンジ
コードレスのイヤホンのようなもので『トータルリコール』のような大掛かりなものと比較すると現代的な発想と言える
時間に追われている白兎にスマホを盗まれたために取り返すために追いかける設定も現代的
忙しい忙しいとイライラしている白兎のセリフにも二倍速アニメ鑑賞というものでそれが最も現代的に感じた
何度も何度も観て台詞もだいたい頭に入っている20世紀制作の名作アニメならそれでも良いが初見でそれをやるのはきちんと理解は困難でかえって時間の無駄なことに思えるのだが
だいたいにして掲示板で「いそがしいいそがしい」とアピールしている人は間違いなく暇人でありそれに似た感じもした
充実したVRさえ有ればもしかしたらディズニーランドなどと言った大規模なテーマパークとかいらなくね?と思えてきた
あまりの人混みの多さに1番の思い出が人の数にならずに済む
山手線東京駅から恐ろしく遠く離れた京葉線に乗り換える必要もない
ディズニーが権利を獲得し実写化しても面白い
まあなんかんやで散々時間をかけて制作中止になる可能性も十分あるが
アニメ制作が昔に比べ変わったのか最近では声当て専門じゃなくても全く違和感がない
戸田恵子だって元々声優として芸能界に入ったわけではないし彼女らのアドバイスも影響してるのかもしれない
宮崎駿の場合はあえて声優らしさを求めていない演出だからこそ声オタから反発される形になっているのかもしれない
もはや声当て専門とそうではないタレントの垣根をないと言っても過言ではない
無いに等しい垣根に足を引っ掛け転倒する者がいるとしたら引っかかるほうが悪いのだ
キャストで気になるのは『はたらく細胞』でも出演していたピュである
マイカ・ピュ
父親がアメリカ人のハーフで本名だそうだ
イギリス系なのかもしれない
子役なのに卑猥な感じが否めないがそれは彼女に問題はなく受け取る側に問題がある
苗字でいじるバカ男子は実際これから出くわす可能性が高いが即三者面談で対応する他ない
やっぱりトランプ兵と女王のデザインはディズニーの方が良いかな
プレートアーマーはいかにも西洋の雰囲気が出ているがハリウッドで実写化されたら大人の事情で全員顔出しだろう
ルッキズムなのかもしれないが女王まで美形だとヒロインらとのメリハリがない
『ちびまる子ちゃん』だって女子に城ヶ崎さんやとし子ちゃんだけでなく「みぎわさん」や「野口さん」がいるからギャグ漫画として面白い
それもこれも安曇野りせという女子大生の個人的イメージによるものだがオリジナルティーにあふれた発想力は中小企業で十分に生かされ出世も早く若くして課長部長を任せられるかもしれない
おすすめはりせとアリスがチェスのマスの一つ一つが飛び出して空を飛ぶシーン
CGによる表現だけどいい意味で気持ち悪くなった
VRで楽しめるが実際にアリスの屋敷に行ったほうが気分が出る
ハワイアングルメはハワイで食べるから良いのであってイオンのフードコードで食べてもなんか味気ない
ドラゴンの姿で裁判にかけられ抜け出す時は透明になっている設定は必ずしも必要だったが疑問
特にドラゴンは
そもそも面接落ちた日本死ねと言わんばかりに夜中にスマホでゾンビ退治をしている女子大生がアリスワンダーランドにハマるとは思えないがそれはテクノロジーと血筋がものを言う
あと感情移入できないと物語を全く楽しめない人はちょっとした病気だと思う
白ウサギ同様二倍速でばかりアニメを見るため脳に悪影響が出たのかもしれない
だって自分はおじさんだしアリスやりせに感情移入できるわけないじゃん
品川女子学院の制服を着てもおじさんはおじさんである
ストリートファイターで春麗ばかりやりたがる野郎がいて攻撃されるたびにニヤニヤする人が存在するがそこまできたら変態である
声の配役
長野から東京の大学に進学し今は就活中もなかなかうまくいかず悩む安曇野りせに原菜乃華
白兎を追いかけ不思議の国に迷い込んだ天真爛漫なビクトリア朝イギリス出身の少女のアリスにマイカ・ピュ
風船をつけた奇抜な格好の紳士で不思議の国の住人のマッドハッターに山本耕史
マッドハンター同様ヤマネに逆らえないVRゴーグルをつけた不思議の国の住人の三月ウサギに八嶋智人
不思議の国でティーパーティーを主宰するマナーハウスの主人で子豚をりせに預けるハンプティダンプティに小杉竜一
いつも時間に追われイライラしているあわてんぼうの白ウサギに山口勝平
いつもニヤニヤしている神出鬼没な不思議の国の住人のチェシャ猫に森川智之
不思議の国でインフルエンサーをしている未成虫でその美しさは青虫界隈では評判らしいがフォロワーが減ると正気を失いやがて蝶になった青虫に山本高広
不思議の国でサーカス団を主宰する双子の兄弟の一人でディーとは見た目は同じながら本音しか言わないトゥイードルダムに木村昴
不思議の国でサーカス団を主宰する双子の兄弟の一人でダムとは見た目が同じながら建前しか言わないトゥイードルディーに村瀬歩
いつも眠そうにしている小さな動物で見た目とは裏腹にその影響力は絶大でマッドハッターと三月うさぎをいつも怯えさせているヤマネに小野友樹
りせのスマホだがテーマパークで変化した喋る赤いリンゴに花江夏樹
トランプ兵たちを従え不思議の国を治めるハートの女王に松岡茉優
文子の生前から秘書として仕え文子の要請により設立中のアリス記念館の館長となる浦井洸に間宮祥太朗
先立たれた夫と共に一代で財を成し『不思議の国のアリス』のテーマパークを設立するも数ヶ月前に亡くなった祖母の安曇野文子に戸田恵子
現代版の絵本
昔読んだ「不思議の国のアリス」の内容についてはよく覚えていないが無邪気な少女アリスが不思議の国に迷いこみ不思議な体験をしていくが目が覚めると元の世界に戻っていたというような話だったと思う。特に教訓はない子供向けの絵本だったと思う。
今回の作品はそれをベースにしながら現代人のリセが亡くなった祖母が作った不思議の国をアリスと共に体験しその中で自分らしく生きることの大切さを学ぶという物語であった。
話としては美しかった。キャラも可愛くアニメーションも丁寧に作られていたと思う。
ただ映画作品としてはもう一つ何かが足りないとも思った。
それが何なのかは上手く言えないが観ている人の感情を突き動かすものというか..。
現代の疲れた人々の心を癒すにはいい映画かもしれない。
どちらかというと子供よりも大人向けの絵本と言う感じか。
とってもナンセンスなアニメ作品でした
やっちゃいました、、ここまでひどいのをスクリーンで観たのは久しぶりです
映画観てる間中ずーっと考えてしまいました、なんでこんなにつまらなくなるんだろうって
嫌な予感は冒頭のシーンからありました。主人公がなにやら色的に卵焼きっぽいものを包丁で切ってるんですが全く質感がわからない。あれってゼリーか何かですか?なんかもうそこからアニメーションがパサパサで、本気で作ってる感じがしませんでした
最大のがっかりポイントは主人公の設定ですね。就活が上手くいっていない憂鬱さが全然伝わってこないのは百歩譲って諦めるとしても、おばあちゃんが大富豪でイケメン執事にお嬢様扱いされてて終始タメ口でお茶いれてもらってありがとうも言わずに飲むような子に感情移入できますか?無理でしょ。最後成長して敬語になる伏線かとも思いましたが違ったし
そんなこんなで不思議の国に行く前から既に萎えてました
メインストーリーのつまらなさは言わずもがな、山場もワクワクもなしに説明台詞が多く冗長で95分がめちゃくちゃ長く感じました
観る前のイメージとしてはかがみの弧城のようなエモさを得られるのではないかと期待しましたがかすりもしなかったですね
この映画と同じように著名な物語を題材として異世界に行って帰ってくるアニメ作品としてリトルプリンスがありますが月とスッポン、爪の垢を煎じて飲ませたい。リトルプリンスは本当に素晴らしい作品なのでまだ観ていない方には是非観てほしいです
この映画を作ったことがナンセンス
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