「4頭身のキャラが描く盲信する怖さ」ペリリュー 楽園のゲルニカ かもしださんの映画レビュー(感想・評価)
4頭身のキャラが描く盲信する怖さ
4頭身にも満たない可愛いアニメキャラだからこそ描けた残酷な世界。
グロテスクな表現も含んでいる作品ですが、それより気持ち悪く恐ろしく感じたのは「盲信」した人間。
「疑心暗鬼」に陥った人間がすがるように何かを信じ始めたら終わり。
コレ、今の世の中にも痛烈なメッセージとなって私たちの心に訴えかけてきます。
自分の「正義」や「信念」が全てと考えがちな人、他人の意見を聞かず「歪んだ正義感」を盲信する人、そして特定の人物が己の全てになっている人、こうした人に立ち止まる機会を与える作品になっていると思います。
余談ですが、戦地で川井憲次さんの楽曲が流れるだけで「パトレイバー」が頭をよぎるのは私だけの病気でしょうか笑
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