劇場公開日 2025年8月1日

長崎 閃光の影でのレビュー・感想・評価

全128件中、41~60件目を表示

3.5あの写真の少年

2025年8月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

子供の時、確か社会科資料で見た焼き場に立つ少年の写真。死んだ弟をおんぶして立っていた坊主の少年の白黒写真が50年ぶりにバチッと結びついた。
赤ん坊を焼く為に順番待ちしていた少年のシーンが一番キツかった。
戦争の経緯や真実については色々な意見の方がいると思いますが、とにかく戦争で子供を殺すのはやめようや。
現在も各地で起こっている戦争も早く終結して欲しい。

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コウジ

3.0語り継がなければと思うけれど…

2025年8月10日
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鑑賞方法:映画館

映像がソフトだから悲惨さが弱まってしまっているような気がする。10代の若さで原爆投下の惨状を体験するなんて想像を絶するものだろう。原爆後の主人公三者三様の考え方も当然だと思うし…。映画ででも当時の実際を知ることは貴重な時間、と思った。

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peanuts

4.5大虐殺と再生

2025年8月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

本映画は、原爆投下直後の長崎で、命を救おうと奔走した若い看護婦たちの手記を元に作られている。
投下された原爆は、戦闘員非戦闘員無関係に住民全てを虐殺しようとした非人道的なものであったことが分かる。
映画の最後、福山雅治作曲の「クスノキ」が流れる。
爆心地から800メートルの位置にあった山王神社のクスノキは、被爆後奇跡的に新芽を出し、次第に樹勢を回復した。福山雅治の曲はこのクスノキを題材に作曲されたものである。
この映画でも被爆し救護されていた妊婦から新たな命が生まれる。妊婦は被爆により命を落としてしまうが、新たな命は育っていく。
原爆という残酷な悲劇、同時に次の世代の再生と平和への希望をこの映画は示している。

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文

4.08月9日は日本人として絶対忘れてはいけない日である。今生きてる人間...

2025年8月9日
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鑑賞方法:映画館

8月9日は日本人として絶対忘れてはいけない日である。今生きてる人間として出来ること今後日本で戦争という愚かな行為を繰り返さないことでしかないと思う。その為にはどうすれば良いかを今一度人々がしっかりと考えることをするべきと思った。対話でどうにかなるならそれにこしたことはないが、人間である以上それは不可能なことだと思う。やはり強くなることでしか抑止できないのではないかとおもった。

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ニッシー

5.0忘れては行けない歴史

2025年8月9日
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鑑賞方法:映画館

上映館が少ない中 隣町でボランティアのようにご夫婦で店舗を改装して映画館続けている玉津東天紅で観ることが出来ました。ありがたいありがたい。17才の看護学生3人の生き方に涙涙でした
エンドロールでは被爆樹を歌ったクスノキを3人で合唱してて又涙涙

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ぽんこ

5.0長崎の被爆直後の状況を描いた作品として、記憶にとどめるべき一作

2025年8月9日
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鑑賞方法:映画館

広島の原爆被害を描いた作品は、映画だけでも『ひろしま』(1953)を始めとして多数存在する一方、長崎の原爆を、しかも被爆前後の状況を含めて描いた作品は木村惠介監督の『この子を残して』(1983)などごく少数にとどまっており(『ウルヴァリン:SAMURAI』[2013]も長崎の原爆を描いていると言えば描いているんだけど…)、その意味でも本作は、永らく記憶にとどめる作品であると言えます。

3人の看護学生(菊池日菜子ら)の目線で捉えた原爆投下直後の長崎の状況は、正に酸鼻を極めたもので、カメラは破壊された市街地よりも生死を彷徨う被爆者の姿に焦点を当てていきます。例えば救護所の所在を呼び掛ける看護師たちに、崩壊した浦上天主堂に向かって列をなす被爆者たちが語った言葉。これは長崎の人々の叫びだ…と感じさせるものがありました。

被爆から一週間も経たず日本は降伏しましたが、当然長崎の惨状がそれで大きく変わる訳もなく、数少ない医療従事者は、自らも被爆しながらも乏しい設備・医薬品で、引き続き増え続ける被災者の救護に当たらざるを得ませんでした。

この場面で菊池日菜子扮するスミと勝(田中偉登)の交わす言葉がとても印象的です。勝は戦争が終わり、出征する必要がなくなったことに安堵しますが、スミは勝の言葉を、日本男子にあるまじき言葉として一喝します。このように当時の日本人が女性も含め軍国主義の精神性から逃れられなかったことを明確に描いたうえ、さらには民族的な意識に基づいて救護の選別を行っていた描写も盛り込むなど、単に救護に奮闘する姿を描くだけでは見えないような「影」も敢えて描写に含めており、それがむしろ「可能な限り被爆の実相を描き出そう」という作り手の覚悟と真摯さを感じました。

軍人精神を具現化したような、凛とした態度の看護婦長(水崎綾女)の顛末、戦争孤児たちの姿など、冗長にならない程度の時間枠の中に、端的に「戦後」のありようを織り込んでいく作劇も印象的でした。

『ひろしま』(1953)と並んで、本作もまた一生に一度は観るべき作品だと思いました!

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yui

4.0平和ボケしていることを痛感

2025年8月9日
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泣ける

怖い

難しい

時代は違えど、今と変わらない女子トークをして、其々の家族と過ごす日常から一転。想像だにしなかった惨劇に巻き込まれ、厳しい現実と向き合うことに。
何が起こったかの情報や医療器具や薬が不足しているから看護にも限界があるものの,文字通り、彼女達は体を張って踏ん張った。
あれから80年。
当時のことを知る方々の生の声を聞くことは難しくなったが、こう言った作品を観ることで考える機会を得たいと思う。

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ちゃ坊主

4.0新型爆弾、敗戦、そして地獄

2025年8月9日
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泣ける

怖い

難しい

言葉が出ない

3人の少女達の価値観、死生観が変わって行く

周りの大人達も変わって行く

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AK

4.0伝えることの尊さを改めて想う。

2025年8月9日
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鑑賞方法:映画館

救護を呼びかけても、教会での死を望み、よろめきながら賛美歌を歌い列をなして教会に向かう被災者たち。救護を受入れた被災者たちも、助けられる命の数より、助けられない命の数の方が多いむなしさ。運よく助けられた命も、やがて原因不明(赤痢なのか?の初見が哀しい)の病で亡くなってしまう理不尽。そこに、家族や大切な人の喪失の有無や、敵を許すか許さないかの言い合いなどが加わり、3人の間でも一時的な感情のもつれが生まれます。限界に達する疲労感。そんな様子が日を追ってたんたんと描かれてゆきます。

ふと、カミュの小説「ペスト」を思い出しました。二つは極限状況での人間の選択と行動を描いている点、日常生活の中、短期間で大量の人命が失われるところを描いている点、連帯と責任がテーマになっている点等で共通しています。
ちなみに、お隣の佐賀県出身だった私の母は、この時、主人公たちとほぼ同年代の17歳で、知り合いが被爆して亡くなったと言っていましたが、そんな母が好きだった作家が、やはりカミュでした。

冷戦時代、7万発を数えた世界の核弾頭も冷戦終結後は減少に転じ、1万5千発程度で安定していましたが、近年は戦術核の使用をためらわないと脅しをかける国が出てくる中、再び一部の国で上昇に転じているようです。そんな中、唯一の被爆国として、むごたらしい事実は事実として、しっかり記録し、後世に伝えて行く必要性は、以前にも増して増大しているように思います。そうした情勢にもしっかりと向き合っている良い作品だと思いました。

原爆による死者は、長期推計で、長崎10万人以上(当時の人口24万人)、広島20万人以上(当時の人口35万人)だそうです。戦後80年。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。

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pen

長崎-閃光の影で

2025年8月8日
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松本監督の期待に応える演技を若手俳優3人が気迫をもって魅せてくれた 否定的な意見もあるが 十分感動的な仕上がりだと思う

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tadashi

5.0【G】区分:どなたでもご覧になれます。

2025年8月8日
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世界では、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザ侵攻など、恐ろしい惨状が、人類の愚かな歴史が今まさに繰り返されています。

そして、日本では原爆投下から80年が過ぎました。

この夏、この時代だからこそ、今見るべき映画かなと思います。

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この映画は【G】区分ですので、どなたでもご覧になれます。

現実の被害や惨状と比べると表現もかなりマイルドなものになっています。

とはいえ、お子さんにとってはショッキングなシーンもあるかと思います。

ですので、親子で鑑賞される方は、時代背景や出来事についての説明やフォローが必要かなと思います。

また平和について一緒に考えてみるのもいいかもしれません。

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映☆画太郎

3.5現医療人は見るべき

2025年8月8日
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泣ける

悲しい

驚く

現代の介護、看護慣れした職員に声かけて見てみましたが、どの映画も戦争の悲惨さは伝わってくるけどこの作品では助ける側の苦悩などが突き刺さりました。まだ学生ながら救護に当たるとこなどダブらせて見れたのではと思います。今の整った社会、整った医療現場の人たちが知っておくべき必見の映画です。
ただフェードアウトで終わるのでないのが良かった。

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おおとり

2.0戦後の後付けの倫理観だらけ。

2025年8月8日
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泣ける

悲しい

怖い

「桜色の風が咲く」の監督、どうしたらこんな悪意ある展開になるの?水崎綾女の人物造形はやり過ぎでしょう。まず、朝鮮人を足蹴にして救済しない、玉音放送を諜報活動だと勝手にスイッチを切る、戦後は連合軍の将校に尻尾を振る、よく彼女もこんな役を受けたね。この人物で脚本家・監督は何が表現したかったの?一応、エンドロールに「人種差別は赤十字の看護婦がしたという事実はなく、当時の世相を反映したフィクションです」のようなエクスキューズがされていましたが。朝鮮人の問題で言えば、戦前戦中は大企業の募集工、そして国による徴用工もいたが、特に九州・中国地方には経済格差から混乱を招くと渡航が制限されていた半島の貧しい人々が密航さながらに潜り込み、肉体労働に従事していたと言う。年老いた母は田舎でそこそこの規模の農家の娘で、多くの朝鮮人労働者を祖父が雇用していたようで、その母に聞くと、彼らは家族で移住し日本語の発音が得意ではなく、トイレも使わず部屋の中で壺に大便小便をするので臭くてしょうがなかったと言っていました。内心バカにはしていたが、特段の差別的行為はされておらず、比較的平和に仲良くしていたと聞きます。なので、被爆の訴えをする朝鮮人をいくら有力者の権力側の娘だとはいえ赤十字の看護婦があの差別的行為を働くよう演出する意味が分からない。被爆者同士の妬みが彼らに向かったのならまだ理解が出来るが。赤十字に対して不謹慎でしょう。朝鮮人が怖い、などと差別的されるようになった原因は、戦後のドサクサで町の一等地を牛耳った知恵者の行為、半島の統治が終わり敗戦国でも戦勝国でもない「第三国」の人間として共産党などと連んで暴力行為に走ったことがその要因だと聞いています。また、第三国を理由に税金もその当時は払っていなかったんでしょうね。いずれにせよ、かなり違和感のある内容で、いくら長崎が舞台とは言え、よく福山雅治があそこまで協力したものだと思いました。 2025/8/8 12:18

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羅生門

3.0テーマとしては良いと思うけど…

Dさん
2025年8月8日
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戦後80年に取り上げるテーマとしては良いと思うけど、映画としての作り込みとしては…残念です。
手記を元にとの事ですが、細かいエピソードを繋ぎ合わせた感が否めない、もう少しストーリーとしてしっかり脚本として書いてほしかった、原場投下のシーンは後だしじゃなくストーリーの序盤に差し込むべきかなぁ、実際の被爆者を描くならもっとリアルに作って描いてほしかった。被爆者とゆうよりはただの空爆後の怪我人ばかりに見えて、全体的に安っぽく感じました。ストーリーの焦点が違うのでしかたのない事かもしれないですが…まぁ賛否分かれる映画だと思います

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D

3.5米国人に観て欲しい

2025年8月7日
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本当に酷い。無差別大量殺戮だもの。広島然り、東京、大阪他の空襲も同列に扱われるべきものだよね
映画としては、注釈を入れてまで記録に無い人種差別シーンを何故入れたのだろう。終戦前なら同胞の筈なのに
って事でちょっとマイナス評価です

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みのまる

5.0見てよかった

2025年8月7日
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ちー

3.5戦争は究極の理不尽

2025年8月7日
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ぷぷぷ

3.0テーマではなく、あくまで映画の出来としての評価です。

2025年8月7日
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し

3.0被爆したクスノキは、、どんな想いで長崎の空を眺めて続けてきたのだろうか

2025年8月7日
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悲しい

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Dr.Hawk

5.0クスノキ

2025年8月7日
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知的

驚く

なんと悲しい物語なのか。あの狂った戦争のあまりにも哀しい状況での終戦。二度とふたたび戦争を起こしてはならない。同じあやまちを繰り返さないために、被爆者の声を語り継ぐ使命があることを強く思った夏になった。福山雅治さんの「クスノキ」が響いた!

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DnaH