「がんばらんば」長崎 閃光の影で Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
がんばらんば
1945年夏の長崎で負傷者の救護に奔走する看護学生たちの話。
看護学生の3人の少女が、講義の無い夏の間長崎に帰郷して来て巻き起こっていく。
8月9日、婆ちゃんの家に届け物に出かけるスミ、赤十字病院で見学という名目で手伝いをするアツ子、父親と共に教会へ行くミサヲをみせて、そして11時2分…。
救護所や病院で奮闘する様子に加え、家族への想いややり場のない怒りや憎しみや様々な不安等々をみせていく流れだけれど、ムダに煽ったり溜めたりはなく突っ走る感じ。
それこそがむしゃら、無我夢中という感じが伝わってくるし、あまり重苦しくはないのは良かったけれど、ちょっとあっさりに感じてしまう部分も…。
とはいえ悲惨さややり切れなさと、歩き始める様子も伝わってきてとても良かった。
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