「全人類が共有し、後世に語り継ぐべきテーマ」長崎 閃光の影で バナザードさんの映画レビュー(感想・評価)
全人類が共有し、後世に語り継ぐべきテーマ
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基本的に映画の感想なんて、見た人のそれぞれの感じ方に委ねられていて、正解があるわけではないと思っているので、ここで自分の主観を披露するつもりはない。ただ、唯一の被爆国として、原爆被害の大きさ、残虐さ、永年に渡って人々に与える苦痛や影響などはこれからも発信し続ける義務があると思うし、日本人として絶対に忘れてはならない歴史的事実であって、被爆80年の節目にこの映画が作られることには大きな意味がある。
ただ1点だけ残念だったのは、朝鮮出身者に対する看護婦さんの対応シーン。あの大混乱の中でいちいち患者の出身地を確認できたのか(市内各所から運ばれてくる市民の出自を看護婦は覚えていた?、患者は身分証を持参していた?)と、若干の違和感を覚えていたところにエンドロールの「注意書き」。
何のために事実でない創作を、あの場面で差し込む必要があったのか?献身的に治療にあたられたであろう当時の医療関係者にも、大変失礼ではないだろうか。ここのコメント欄にも、史実に基づくシーンだと誤解している方が散見される。
もちろん当時の朝鮮半島出身者が様々な差別を受けていたことは理解しているが、実在の方の手記を原作としている以上、余計な創作を追加しないほうが、より原爆の悲惨さが伝わったのではないかと思う。
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