「平和活動として普及され、平和に繋がることを願います。」長崎 閃光の影で よしさんの映画レビュー(感想・評価)
平和活動として普及され、平和に繋がることを願います。
プレミア上映会に行きました。
まずは上映前挨拶に登壇された菊地日菜子さんの顔の小ささに驚きました。
シリアスな作品だからトークもふざけられないでしょうけれども、小野花梨さんのちゃんぽん店の話は笑いを誘ってホッとしました。
↓以下少しネタバレを含むかもしれません。
死体がたくさん転がっている描写や死体を運んで焼くシーンなどは痛ましいです。
スタジオセットで撮影し、背景をCGで合成するためなのか、寄りの画が多いです。
爆弾が爆発した「閃光」シーンは音や光で表現されましたが、建物が倒壊したり、血しぶきが飛ぶようなシーンはなかったです。
CGでも「ゴジラ」などは被害の甚大さが分かりますが、そういうのはなかった感じです。
冒頭に長崎市内を望む遠景がありましたが、それ以降、距離感を表すところがないのは、長崎の土地勘がない人は範囲が分からないかもしれないと思いました。
ただテーマや内容は被爆後の若い看護師の人間ドラマなので、そういうのは要らないのかもしれないです。
客席は高齢の人が多かったですが、若い方も多かったです。
「赤紙」「お国のため」という用語や設定はそれを説明するようなシーンはなく使われていましたが、若い学生さんは理解していたのか知りたいと思いました。
平和活動として普及され、平和に繋がることを願います。
コメントする
