劇場公開日 2025年4月11日

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ベテラン 凶悪犯罪捜査班のレビュー・感想・評価

全94件中、61~80件目を表示

4.0犯人はなぜその選択を迫ったのか

2025年4月13日
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リュ・スンワン「ベテラン凶悪犯罪捜査班」法の裁きが及ばない非道に対する私刑がテーマの映画やドラマはたくさんあったし、その私刑を煽るネットという新機軸もすでにあるので新鮮味はなかったけど、これでもかという終盤の盛り上がりはさすがのエンタメで、チョン・ヘインの新しい側面も見れて満足。

犯人はなぜこの犯行を犯したのか、終盤に主人公ドチョルに対してなぜこの選択を迫ったのかに対しては説明はないんだけど、伏線はあって、解釈は任せるということなのかな。うん、個人的な解釈はあります。

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ピンボール

5.0"正義"の拠り所

2025年4月13日
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興奮

難しい

法で裁かれない悪人達の処遇をテーマとして、不完全な司法制度に不満を募らせた歪んだ大衆正義と法の番人として秩序ある正義を執行する警察との対立を描いたクライムストーリー。
極端に高まった過度な善意の見境いがなくなる様は、正直ゾッとさせられた😱

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シャルコー_Charcot

4.0前作、未見の方でも全然楽しめると思います。🤗

2025年4月13日
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楽しい

興奮

知的

2025年劇場鑑賞4本目は韓流作品の「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」です。

連続殺人事件の被害者は、法では裁かれなかった極悪人達。極悪人を死をもって裁く謎の犯人を「正義」ともてはやす世間。

連続殺人犯を追うベテラン刑事のソ•ドチョル(ファン•ジョンミン)と凶悪犯罪捜査班。新たにメンバーに加わる新人刑事パク・ソヌ(チョン•ヘイン)とのコンビネーションが抜群で痛快です。✨✨

過去の事件が交錯し、ますます混沌とする捜査の行方。果たしてこの事件の結末は!

前作、未見の方でも全然楽しめると思います。ベテラン刑事ファン•ジョンミンさんと新人刑事チョン•ヘインのコンビが見どころたっぷり。

※映画鑑賞後には、辛ラーメンが食べたくなります。笑笑。

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Smile

4.0土砂降りの雨の中展開される、中盤の激しいアクションが見もの

2025年4月13日
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楽しい

興奮

【イントロダクション】
法では裁かれなかった悪を私刑による制裁によって葬り去る連続殺人犯に、広域捜査隊のベテラン刑事達が挑む姿を描く。韓国で歴代5位の観客動員数(2025年4月現在)を叩き出した『ベテラン』(2015)の続編。
主人公の熱血刑事ソ・ドチョルをファン・ジョンミンが続投。新たに捜査隊に加わる新人刑事パク・ソヌを若手スター、チョン・ヘインが演じる。監督・脚本は、前作に引き続きリュ・スンワン。

【ストーリー】
広域捜査隊のベテラン刑事、ソ・ドチョルとチームメンバーの刑事達は、違法賭博事件を追っていた。賭場を経営するオーナー達を逮捕する為、紅一点ミス・ボンに潜入捜査を行わせていたが、彼女の正体が暴かれた事で現場は大混乱。いつもの調子でドタバタ騒ぎを繰り広げ、犯人を確保した。

一方、巷では法で裁かれなかった、または犯した罪に対して十分な刑罰を受けずに釈放された悪人が、事件の被害者と同じ死因で次々と殺害されるという事件が発生していた。不条理な司法制度に憤っていた世間は、私刑によって悪に裁きを下す犯人を、善と悪を裁く伝説上の生き物”ヘチ”と呼び、正義のヒーローと持て囃すようになる。
監視システムの普及した現代社会で連続殺人などあってはならないと、広域捜査隊のメンバーは至急犯人を逮捕するよう命じられる。

ドチョルの私生活では、息子が高校で暴力トラブルを起こしたと聞かされる。それぞれの保護者と教師による話し合いの場で、ドチョルは被害者である息子に転校の話が持ち出された事に憤る。

そんな中、かつて広域捜査隊のユン刑事を刺し、駐車場のトラブルから誤って妊婦を殺害してしまったチョン元所長が、僅か3年の刑期を終えて出所してくる事になる。彼の処刑をヘチに熱望する世間から守るため、メンバーは彼の身辺警護を任される。
警護当日、過激なネット配信者が高評価と投げ銭欲しさにチョンを襲撃する。しかし、新人刑事パク・ソヌがこれを鎮圧。パク刑事の実力に惚れ込んだドチョルは、彼を捜査隊のメンバーに加える。

かつてドチョルからシンジン財閥の御曹司チョ・テオが起こした事件の情報提供を受けていたパク記者は、会社をクビになり人気ネット配信者として生計を立てていた。連続殺人犯に“ヘチ”という通称を与えたのも彼である。
そんなパク記者が、ヘチと直接会うという謳い文句でライブ配信を行う。現場に駆け付けたメンバーは、ヘチと思われる人物を追跡するが、パク刑事との揉み合いの末、階段から落下し意識不明の重体となってしまう。

実は、ライブ配信に訪れたヘチは、パク記者による仕込みであり、連続殺人犯とは無関係の人物だった。事件は解決していないと、再び捜査を開始するドチョル。

そして、再びヘチによる犯行と思われる暴走族12人の轢き逃げ殺害事件が起こる。かつて恋人を暴走族の起こした事故で殺されたミン・ガンフンが容疑者として浮上。メンバーは彼を捕える為、薬物依存者が屯する路地街へと向かうが…。

【感想】
率直な感想としては、「前作の方が良かった」である。
前作では、実際に起きた財閥の御曹司による不祥事を下敷きにストーリーが構築されており、権力者に対する疑念や憎しみに説得力が溢れていた。また、そうした丁寧な前振りからのクライマックスでの形勢逆転も見事なものだった。

対する本作は、早い話が『ダーティハリー2』(1973)である。確かに、司法の力が及ばず、それによって被害者や遺族が報われない事例は世界的に見ても共通し、世間の怒りを集めるものである。だからこそ、日本では漫画『DEATH NOTE』が社会現象となる大ヒットを記録した。
裁かれない悪に対する報復は、誰しもが一度は抱き、共感出来るものである。しかし、一線を越えてしまえば、結局は殺人犯であり犯罪者。ドチョルもまた、容疑者に対して怒りや殺意を露わにする台詞を度々発するが、実際には手を掛けたりはしない。それは、刑事として悪に正義の鉄槌を下す、彼のプライドだ。

ヘチことパク・ソヌ刑事は、ドチョルのシンジン財閥事件をキッカケに刑事となり、彼に心酔している。しかし、パクは行き過ぎた正義感から一線を越え、自分が逃れる為には容赦なく他人に犠牲を強いる。それは、一線の内側で踏み止まりながら生きるドチョルにとっては許せないもの。だからこそ、ドチョルはパクを止めなければならないのだ。

こうした、“正義とは何か?”という問いは、普遍的かつ力強さを持つメッセージだ。しかし、本作はそうしたメッセージを伝える上でのストーリーテリングを間違ってしまったように思う。『ダーティハリー2』から半世紀以上経ちながら、ストーリーとしてやっている事が、大雑把に言ってしまえば変わっていないのである。

序盤から真犯人が明確な中、誤った対象を犯人として追うドチョル達の姿にはもどかしさを覚えるし、観客が真犯人の正体を知っている中でドチョルが得意気に推理を披露する様は、少々マヌケにも映る。
出来れば、パク刑事には怪しいと分かりつつもクライマックスまで正体を隠してほしかったし、本来発覚後に問題となるはずの犯行時のアリバイや犯行手口を、ストーリーの勢いで特に触れないまま流してほしくはなかった。

前作以上に、アクションシーンの迫力は抜群。特に、中盤の土砂降りの雨の中で行われる格闘シーンは、間違いなく本作の白眉。絶えず水溜りの地面に身体を打ち付け、水飛沫を上げて滑り込み、殴り合うシーンの臨場感・迫力が素晴らしい。
だからこそ、この最高のシーンは偽物として仕立て上げられたガンフンとではなく、互いの正義を掲げて戦うドチョルとパク刑事という構図で存分に魅せてほしかった。

そんな思いもあって、クライマックスでパクと対峙するシーンは、残念ながらパワーダウンしてしまった印象は拭えない。
縛り付けて捉えたパク記者を逃がさない為、彼の座る椅子の周囲に割れたガラス瓶を散乱させるという御膳立てと活かし方は見事だったが、それ以外には特筆すべきアクションが見受けられなかった。

また、序盤のギャグ満載の賭博グループ確保シーンは、前作以上に益々日本の『踊る大捜査線』シリーズを彷彿とさせる。お馴染みのキャラクターをおさらいするという意味では良いのだが、少々ギャグに振り切ってスベっている印象もあった。

ヘチことパク・ソヌ刑事役のチョン・ヘインの狂気に満ちた熱演が素晴らしい。特に、意思疎通が不可能そうなハイライトを失った目の演技は、完全に「イっちゃってる側」のそれである。三角絞めを得意としたアクションシーンも良く、前作のテオ同様、ドチョルに「アイツは喧嘩が強い」と言わしめる実力も見事。
しかし、パク刑事というキャラクターには、掘り下げ不足感が大きい。ドチョルを心酔する理由も、彼の過去に不条理に苦しめられた経験があるのかと思えば、特に語られる様子はない。正義を執行しつつ、自分が逃れる為には容赦なく他人に犠牲を強いる姿、一切のバックボーンが語られない様子には、サイコパスなシリアルキラーという印象を受ける。
もしかすると、リュ監督は観客がパク刑事に感情移入しないよう、彼のキャラクターを掘り下げる事を避けたのかもしれないが。

【信じたいものを信じる人間の弱さ】
本作は、冤罪についても扱っている。保険金目当てで夫殺しの疑いを掛けられた未亡人は、実際には無実であり、保険は夫が生前内緒で入っていたもの。また、受け取った金額も、報道されていた金額より遥かに少ない。

こうした冤罪事件について、パク刑事はドチョルを罠に掛けつつ「人は信じたいものを信じる」と言う。扇動家やメディアによる誤情報が、時に個人の人権や生活を侵害するというのも、またリアルな問題である。

だからこそ、我々は一線を越えてはならないのだ。

【エンドクレジット後の映像に見る、更なる問いかけ】
エンドクレジット後の映像で、終身刑を宣告されたパクが、移送中に逃走した事がニュースで明かされる。
官僚室に呼び出されたカン総警は、コメディばりの土下座を披露し、リュ監督の過去作『モガディシュ 脱出までの14日間』(2021)に出演していたホ・ジュノがカメオ出演して叱責する。

一見すると、単なるオマケ映像に過ぎないように思われる。しかし、脱走したパクは私刑によって民衆のヒーローとなっていた事も確かで、世の中には未だ司法の手が及ばない悪が数多く存在するという不条理があるのも確かである。

だからこそ、パクが逮捕されて「めでたし」で終わるのではなく、彼が再び世に解き放たれた事を告げ、我々観客に“正義とは何か?”と問い続けるよう投げかけるのである。

単なる勧善懲悪に収まらない、韓国映画ならではの視点の鋭さが、この短いシーンに詰まっているのだ。

【総評】
韓国映画らしい世情を反映したテーマ設定、鋭いラストの問いかけ、力の入ったアクションシーンと、全体的な完成度は高い部類。

しかし、やはりドチョルの正義とパク刑事の正義のぶつかり合い、それを存分に演出する意味でも、雨の中での格闘シーンはクライマックスに持ってくるべきだった。
パク刑事のキャラクターの掘り下げも、臆することなく挑んでほしかったし、ラストの問いかけは、そうした面をしっかり描いてこそ、より一層鋭さを増したと思うので残念。

結果的に、前作には及ばずといったところ。

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緋里阿 純

2.0痛々しいアクション

2025年4月13日
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「ベテラン」シリーズの第2作目ですが前作は未鑑賞。ベテラン刑事と新人刑事のコンビが連続殺人事件を捜査するストーリーで痛々しくド派手なアクションは迫力満点で見応えがある。

2025-59

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隣組

4.0似たようなチーム

2025年4月13日
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51本目。
あれ、マ・ドンソク出てないのかと、一瞬思ったけど、あれとは別のやつか。
似たようなチームのキャラに、しばらく頭が追い付かない。
でも、韓国映画全般にそんな感じかなあ。
たぶん、前作観てないと思う。
コイツがってのは分かるんだけど、いやでも違うのかと考えたりと、結構その辺は作り込まれているとは思う。
アクションも見応えあったけど、いやいやその年でとは思うけど、オジサンが頑張っているから、応援したくはなる。

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ひで

5.0ベテラン2

2025年4月13日
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興奮

前作に引き続き、圧倒的な面白さ。ストーリー展開の巧みさ、スリリングな格闘アクションシーンの連続で、ハラハラ、ドキドキが止まらない。チョン・ヘインの可愛くて、バキバキのアクションにうっとりしてしまう。早くも、次回作に期待します!

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DnaH

3.0マ・ドンソクさんが良いかなぁ

2025年4月13日
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単純

興奮

10年前の作品は良かったと記憶しています。ファン・ジョンミンさんも同僚の刑事さんも良いし内容も面白いのに画面が暗いので迫力あるアクションが見えず残念です。

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イ・ジア

3.5ベテラン

2025年4月13日
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土曜21時の回、12人。
地方のミニシアターですから、大健闘です。
韓流刑事アクション作、安心、安定の面白さ。
家ではダメ親父なオッサンが、身体を張るとツヨイツヨイ。
けっしてブレない正義感、スカッとします。
ラストの究極の選択には、勝手に『ダークナイト』のジョーカーへのオマージュを感じました。
タカ&ユージのあぶ刑事のテイストも。
『犯罪都市』も同様に、韓流刑事アクションのシリーズは、何も考えずに楽しめます。
仕事帰りに往復2時間、疲れも忘れました。

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映画館難民

4.0「新しい正しさ」に関する問いや葛藤にはほとんど答えないかっこよさ

2025年4月13日
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笑える

楽しい

興奮

ベテラン刑事ソ・ドチョルと、凶悪犯罪捜査班の刑事たち。法では裁かれなかった悪人が連続して殺された。不条理な司法制度に憤っていた世論は、私刑を下す犯人を善と悪を裁く伝説上の生き物“ヘチ”と呼び、正義のヒーローともてはやすようになる。ドチョルに心酔する新人刑事パク・ソヌが加わり、事件は解決に近づくかのように見えたが・・・(公式サイトより)。

韓国で大ヒットを収めたアクション映画『ベテラン』の9年ぶりの続編。完全にイカれた財閥の御曹司を相手にしていた前作は、水戸黄門ばりの勧善懲悪の痛快活劇だったが、時を経て、スマートフォンやSNSが台頭する現代を舞台とする本作は、一筋縄ではいかない「正義」がテーマ。

煽動的な動画配信者やいいね数、虚実入り混じった情報の拡散などによって、法よりも世論(という見かけをした一部の過激な私見)が「新しい正しさ」になり得る社会を描きながら、個人的な問題を抱える前時代的なベテラン刑事ドチョルが、「新しい正しさ」に関する問いや葛藤にはほとんど答えず、ド派手なアクションで突き進むところがたまらなくかっこいい。「いい殺人と悪い殺人があるのか!?」と大声で野次馬に投げかけるシーンをはじめ、かれの姿勢が薄っぺらな私刑と法治警察との、優劣と言っていい「違い」を見せてくれる。

怪演する若手枠として、前作のユ・アインに続き、チョン・へインがドチョルに心酔するパク・ソヌ刑事を見事に演じきった。今作はカーチェイス比が下がったかわりに、肉弾戦比が3割くらい上がっているが、かれの功績である。

それにしても、ファン・ジョンミンは相変わらず良い仕事をする。本作を観終わった後、韓国ラーメンを食べながら、「日本版ベテランを作るならドチョル役には誰をキャスティングする?」という空想に花を咲かせるのが正解である。

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えすけん

4.0チョン・ヘインに注目

2025年4月12日
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怖い

興奮

知的

ベテランシリーズの第2作。
法では裁かれない悪人を標的にした連続殺人事件が発生した。世論は、犯人のことをヘチと呼び、正義のヒーローとしてもてはやすようになった。ベテラン刑事ソ・ドチョルと凶悪犯罪捜査班のメンバーたち、さらに新人刑事パク・ソヌも捜査に加わり、事件は解決に近づくかに思えたが、犯人は次の標的を名指しする予告をインターネット上に公開した。さてどうなる、という話。

前作は観てないが、ヘチが世論の支持を集め、まるで必殺シリーズの様な犯人に拍手を贈りたくなる題材で面白かった。誰が真犯人なんだろうと推理するストーリーも良かったし、とにかくアクションが素晴らしかった。
ベテラン刑事ソ・ドチョル役のファン・ジョンミンが表情やアクションが素晴らしく、流石だった。
新人刑事パク・ソヌ役のチョン・ヘインがファン・ジョンミンに負けないくらい演技もアクションも良かった。イケメンだし、これからも注目したい。
ほんとに面白くて、前作も観たくなった。

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りあの

3.5何のための正義か?現代社会における暴力の在り方に、雨の中スライディング!

2025年4月12日
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もっと自警団側にも感情移入・共感できる余地を与えて「正義とは何か」を掘り下げた作品になるかと(最初のほうでは少し)思ったら、全くそんなことはなくてただの処刑人だった。続編として、例えば『犯罪都市』シリーズや『コンフィデンシャル/共助』とは違う立ち位置でのパワーアップの仕方。良い殺しも悪い殺しもない、殺しは殺しだ。ドチョルの発言も前フリで、それは暴力シーンを楽しむ観客にも問いかけられている。
画の作り方やアクションシーンなど上手い監督らしい娯楽性と社会性。つまり、個人的にはどハマりはしなかったり、ましてや自分の人生を変えるような作品にはならないけど、何かしらどこか笑いと一緒に心の何処かも引っ掻かれるような、スッと消化しきれない"クセ"があるというか。無論、(往々にして雨の中で)懸命に走るオジサンと(往々にして張り込み中など休憩返上で食べる)カップ麺という、韓国映画らしさも注入!終盤の展開、ラストシーン。かと思ったら何だよその終わり方〜。じゃあ直ぐに続編作ってな?
最初こそ自警団もどきヘチ側の気持ちで「これは単に面白いなどと片付けてはいけない作品になりそうだ」という気持ちで観ていたが、結局そっち行く?…みたいな残念さ、予期せぬ転がり方だけど、まぁそうなるわなとも。本当の意味で主義主張や、己の正義があるわけではなくて、結局のところスキャンダラスなことに群がるマスによって消費されるためだけにこの歪んだ時代が生んだ愉快犯に過ぎない社会問題からSNSやYouTubeなどネット社会らしい処刑執行人へ。あゝ、皮肉。現代らしいテーマではあるけど、もっと踏み込んでほしかった気もした。

P.S. 最近健康に気を使った食事をしているからカップ麺なんて全く食べていなかったのに、本作と『コンフィデンシャル : 国際共助捜査』のせいで無性に食べたくなって買ってしまったよ…。あゝ、無念。

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とぽとぽ

3.0正義感

2025年4月12日
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いい加減で、口が悪いし、態度も悪いけど、根底にある正義感は曲がらないですね。相変わらずボロボロになりますが、それが見ている方をスカッとさせてくれます。

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ごっとん

3.5まぁまぁかな🙄

2025年4月12日
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それなりに楽しめたはしたけど、先週、1作目を観ているせいか、それと比較すると、1作目は時計を見ることなく一気に2時間を駆け抜けましたが、今回は1回だけ時計を見ちゃいましたからね〜😅

まあ、そういう事です(^^ゞ

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おたか

3.5消化不良

2025年4月12日
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 相手が相手だけに痛快感がない。前作みたく思いっきりのクズだったら、気持ちいいのになぁ。

 代理制裁をする「ヘチ」は、法を犯しているとはいえ、三分の理を感じてしまう。そうなると、消化不良。

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bion

4.0罪は犯すな

2025年4月12日
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ベテラン刑事であるドチョル(ファン・ジョンミン)が、悪人を処刑する“ヘチ”と呼ばれる謎の人物を追うことになります。

前作よりもエンタメ要素がパワーアップ!人間味あふれるドチョルと愉快なチームメンバーも健在でした。そしてガンフン役のアン・ボヒョンはなんと台詞なし⁈笑。でもとても見応えある取っ組み合いを見せていただきました。階段のシーンも凄かった…

W主演のチョン・ヘインも不適な笑みと何かありそうな匂わせ演出で面白さが加速💨後半はガラス破片やら鉄パイプにハラハラし過ぎて疲れてしまった笑。

エンドロール後は続編ありそうだな~の展開ありで楽しみです♪

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Yum

4.0YouTuberが捕まり始めている!

2025年4月12日
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前日にアマプラで前作観てから臨んだ今作。
テンポと編集の上手さに唸る。たまたまDOLBYで観たので音がデカくてビックリしたけど、劇伴がとてもマッチしていて作品を盛り上げていた。
ファン・ジョンミンがとても良く、それこそ韓国映画界ではベテランですが、本当に痛そうなところも含めてまあ動く動く。私はお初ですがチョンヘミンのキレイな背負い投げも見惚れました。アクションがずっとスゴい。水場での攻防で水が激しくあがることでスピード感が増すのは発明かな、と。
いろいろな映画のオマージュもあり、あれはジョンウィックだろうし、ダークナイトであった極限の選択もあったなと、かなり満足でしました

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うっか

3.5とても楽しい

2025年4月12日
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楽しい

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 前作を見た直後だったので、馴染みの人たちが元気だったが女刑事が太って老けていて切ない。登場人物がエネルギッシュでとても楽しい。アクションが痛々しい。

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吉泉知彦

5.0ベテラン

2025年4月12日
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どうして こんなに おもしろいんだ。 遡って パート1も 観てみます。

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くまくま

4.5一瞬も飽きることのない緊張感が持続

2025年4月12日
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連続殺人鬼の真犯人はすぐわかるんで、ミステリー的な要素は薄いものの、次の展開が全く読めず、最後まで一瞬も飽きさせない緊張感と面白さ!
観終わっての爽快感は前作の方が良いですが、今の世相を反映しているリアルタイム感は本作がよりあった。

私刑を煽って視聴回数・投げ銭を得ようとする詐欺YouTuber「正義部長」が、動画でデマを撒き散らかす日本の某反社政党党首顔の特徴を模した感じで、「生きているだけで害悪」な人間が存在するのが伝わってきつつ、国が違っても詐欺師の顔って似るのかなと思った。

韓国映画ではだいたい警察が無能か間抜けか汚職まみれなんですが、凶悪犯罪捜査班は珍しく有能ぞろい。
しかしラスト近くで、やっぱり凶悪犯罪捜査班以外の警察は無能とよくわかる感じ。

あと、エンドロール後にポストクレジットあり。
これ、続編制作、シリーズ化する気満々でしょう。
もし作られなくても「真犯人を死なせて(殺して)おかなくてよかったのか?」というテーマを、さらに引き立てた工夫であり、唸りましたから、今後どうなっても無問題。
ってなわけで、明るくなるまで立たないことを推奨。

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コージィ日本犬
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