ベテラン 凶悪犯罪捜査班のレビュー・感想・評価
全94件中、1~20件目を表示
敵役の判明は遅らせたほうがよかった
冒頭の闇賭博現場の摘発では、2015年公開の前作「ベテラン」から変わらない笑い満載の追いつ追われつのドタバタと格闘の快調な活劇で、そうそうこの感じ!と懐かしく嬉しくなる。ただし韓国語のタイトルが表示されてからムードは暗転し、法で裁かれない悪人を制裁する連続殺人犯と、法にのっとって捜査し犯人を追う主人公らチームとの対決へと進んでいく。
主人公のベテラン刑事ソ・ドチョルを演じるファン・ジョンミンは、韓国で主演映画の累計観客動員数が1億人を超え、ソン・ガンホ、ハ・ジョンウとともに“1億人俳優”と呼ばれるトップスター。40代前半で撮影に臨んだ前作ではジャッキー・チェンを思わせる曲芸のような格闘アクションも披露したが、続編では50代前半になり、さすがに難易度の高いアクションシーンは減った。それを補うように、チームに加わる若手刑事パク・ソヌ役のチョン・ヘイン(1988年生まれ、撮影時は30代半ば)がパルクール風の離れ業を含むスピーディーなアクションでたっぷり魅せる。
リュ・スンワン監督は前作同様脚本も手がけた(第2作は共同脚本としてイ・ウォンジェもクレジットされている)。「ベテラン」では財閥グループ企業のオフィスビル内で起きた下請けのトラック運転手の“自殺未遂”をめぐる謎が、ストーリーを牽引する重要な要素になっていた。だがこの続編では、タイトル表示後に描かれる最初の殺人で敵役の顔を映し、以降は連続殺人犯の手の内と、追う捜査班側の両方を並行して観客に見せる、いわば神の視点から俯瞰させることにより、謎解きサスペンスの妙味は減ってしまった。もしも序盤で敵役の正体を明かさず、適宜伏線を張る程度にとどめておき、ソ・ドチョル刑事が気づく段階で観客にも明示する脚本だったなら、主人公が受ける衝撃も共有できたはずなのに、と惜しまれる。
ともあれ、ポストクレジットシーンで示唆されているように、第3作の製作も既定路線のようだ。楽しみに待ちたい。
やっぱりクォン・ヘヒョがいい
未だにクォン・ヘヒョの名前が覚えられず、『冬のソナタ』のキム次長と覚えています。エンドロール後にも登場しましたが、土下座する彼が似合っていてうれしくなる。韓国映画の醍醐味は主役級のイケメン俳優ではなく、バイプレーヤーの活躍だと思ってます!今回は正義部長として嫌味なユーチューバーを演じたシン・スンファンがなかなかいい。
正義とは何か?といったテーマに対して刑事対悪人の構図に加えて、ヘチという私刑を行う殺人鬼やユーチューバーを通して考えさせられる。前作での犯人テオも懲役20年のはずなのに執行猶予がついたとか。またその傘下にある運送会社所長もストーリーに絡んできて、司法に対する憤りもプラスされている。
『デスノート』のキラもそうだったけど、世間が思うほどの刑が下されなかった場合、やはり誰かが私刑を下すのが喜ばれるのだろうか。真犯人が判明し、対峙したソ・ドチョル刑事(ファン・ジョンミン)が責め立てるが、暴力刑事と言われるほどの過去の言動を思い起こされると手が止まってしまう。ただ、息子に対しては殺す意図が無かったような気もしたが・・・
前作から7年も経っているのに、上手く繋げたな~と感心したけど、ちょっとパワーダウンしたような気もする。やっぱりチームのまとまりの良さは素敵でした。個人的にはお笑い担当でもある(?)リーダーのオ・ダルス兄貴とミス・ボンが好き。
もっと凝った展開を希望
❇️『兄貴の無駄遣い感あり!チーム感も無し』
ベテランII
🇰🇷韓国のソウル
❇️『チーム力がイマイチ伝わらないし、兄貴の無駄遣い感あり!』
㊙️どんな話なの❓
『悪事を働く人を成敗する模倣犯が現れ、世間が注目。事件を解決する為、チームが奮闘する。犯人は誰なのか?』
◉64点。
★彡今回はいろんな事盛り込みすぎで閑散としていたし、チーム感も現象。そしてキャラが活かされていない感じがしました。次回に乞うご期待したい。
🟢感想。
1️⃣『閑散としたストーリーで残念感』
★彡ストーリーが浅く、キャラの演出が弱い。
2️⃣『ネット問題に警鐘?』
★彡安易だし、なんかやや古臭い感じがしました。
3️⃣『兄貴ならもっといい演技出来るのに!
褒めてます。脚本が甘いな😉』
4️⃣『街の雰囲気や街並みが良かった』
★彡危険な路地やドラッグの街などあるんですかね?
👮🏻♂️🌧️🍜🎤🚓🚨🏙️📱🖥️📡
主役が弱い?
前作を見てなくても大丈夫!
悪くはないけど、軽くて、シリアス感に欠ける
幕の内弁当的な安定感
残念・・・
次の予定までに丁度いい放映時間だったので、流れで鑑賞。
今の韓国映画って、こういう品質なのか・・・と、映画館品質のものを期待して観ただけに、残念でした。
昭和のあぶない刑事(TV版)をそのまま韓国風で見たような感じ。ノリがテレビドラマ感で映画館でチケット買って見るレベルではなかった。テレビで見るレベルのドラマなら良かったかな?
珍しく途中で帰りたくなった・・・残念ながらわたしには合わない映画でした。
ヒドイなと思ったのは、ストーリー上、不快に感じさせるためのシーンで、鑑賞してる人にも不快感を持たせるために"不快な音響"を流してます。
滅茶苦茶不快。今の音響設備の整ってる映画館でここまで不快な音を入れたらダメです。数秒の間でも気持ち悪くなった。
映画だからと意気込んで作って、へんに技術を盛り込んでしまった感が否めない。
ストーリーや違和感を感じさせるための表現手法も昭和のテレビ感で、全体的にもったいないなーと感じた映画でした。
80年代日本を思わす作品
正義部長(笑)
全94件中、1~20件目を表示















