「破壊力あるグロ描写」哭戦 オペレーション・アンデッド かもしださんの映画レビュー(感想・評価)
破壊力あるグロ描写
「ゾンビに生前の意思がある」という斬新な設定の作品となっておりますが、「家族を襲うのではないか」と悩んだり、「生前の夢」を語り合ったり、しまいには歌い出したりと、真面目に受け取った方が良いのか、笑った方が良いのか、さっぱり判断ぎ効かない描写が連発しちゃいます。
とはいえ、タイのホラー映画に慣れている人ならば分かるとは思いますが、「お笑い」としか思えない演出を盛り込みながらも怖い描写に手抜かりがなく、泣ける作品に仕上がっていたりするんですよね。
本作も同様でした。
特にグロ描写にはかなり力を入れており、顔半分まで食われた日本兵のシーンから始まる残酷描写に制作陣の本気を感じてしまいました。
最近のゾンビ映画では避けられがちなお食事シーンもしっかりとあり、悩めるゾンビたちは口のまわりを真っ赤に染めて、色んな生き物を必死に召し上がっておりました。
個人的に惹かれたのは顔面がなくなっているゾンビ。
インパクトは絶大です。
無理矢理感情を昂らせようとして突飛な描写や妙な展開がありますが、タイ映画のお約束として割り切れる人ならばグロ目当てに鑑賞するのもありだと思いました。
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