VENUS ヴィーナスのレビュー・感想・評価
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Solve
未曾有の怪異とかいう売り文句にやられて遅くなりましたが鑑賞。
この手のスプラッターホラーはどんな風に派手にやってくれるんだろうという期待値が先行してしまいますが今作はそこんとこのパンチが弱かった気がしました。
ドラッグを盗んで姉の家に転がり込んだ妹、しかしその家があるビルも事故物件、麻薬カルテルたちはやってくるし、ビルでは怪しい儀式が行われてるしであー大変!といった感じで設定的には楽しそうなんですが、本編は打って変わってかなり堅実な作りでした。
この作品前フリがめちゃくちゃ丁寧です。
それ故に物語のテンポの悪さに繋がっていたのが惜しかったです。
しっかりと麻薬カルテルの人間たちの背景を描きつつ、ビルの儀式やら悪魔やらに触れつつ、どんどん人々がおかしくなっていく様子を描きつつ、それでいて主人公視点で色々見てやっとこさ!といったところで上映時間は終盤も終盤なのでここまでを楽しめるかどうかで今作の評価は結構変わるだろうなと思いました。
ジャンルを変えつつ映画を進めていくのは面白かったんですが、全部やりたがったがために同じようなシーンを繰り返してしまっていたのが痛かったです。
まさかのエイリアン系の作品なのかな?と思わせといてバリバリの麻薬ものが始まってみたいな感じで定まらずだったのがジャンルミックス映画としてはもったいないなと思いました。
ダンスを交えたバトルが始まるのかな?と思いきや、まさかの文明の力を借りての大爆発で、頭使う系なんだと肩透かしをくらい、それでいて因縁の相手とのマッチアップが始まるぞ〜と思ったらシンプルなフィジカルバトルで、なんやかんやあってヴィーナスになって讃えられてからのハッピーエンドというなんとも言えない終わり方で残念でした。
すげぇ怪力モンスター出てきたやんというワクワク感は何処へ…。
キャラクターは結構出てくる割にはしっかりと個性があるのはとても良かったと思います。
全体的に傷を負いまくってもタフネスで、そんなに流血したら死んでしまうよっていう流血量でもしっかり生きているので見習いたいもんです。
あととあるアレが大量に出てくるので、集団恐怖症と高速で動くアイツが苦手な方はお気をつけください。
自分は流血よりもヤツの大量発生の方を細目で観ていました笑
流血しまくりごちゃ混ぜ映画、好きな人には刺さるかもな〜くらいでしたがこういうのもあるよなって感じで観れて良かったです。
鑑賞日 6/11
鑑賞時間 17:25〜19:10
召使はどうなったのかな
途中までホラーテイストで怖さ不気味さいい感じでハラハラできたけど、終盤の展開は少し自分好みではなかったかも。まあまあ面白かった。
召使はあの爆発で死んだのかね。
最後、強引にハッピーエンドっぽくなってたのがなんとも。。笑
美人が頑張って戦う面白い映画!
しかしまあ、どこの国にも綺麗な人はいるもんですね。
主人公のダンサーの彼女、整った顔立ちの正統派美人で、スタイルも完璧。
健康的かつセクシャルな魅力も十二分にあって、ダンスもしっかり踊れる。
しかしそんな彼女が踊るのは、マフィアくずれみたいなワルの仕切るクラブの、見せ物の檻みたいな舞台の上で・・・。
そんな境遇からなんとか抜け出そうと、麻薬を盗んで逃げようととするんだけど、なんだかんだでトラブルになり、姉のアパートに逃げ込みます。
この姉とも疎遠だったようで、会って何分もたたないうちに口論になってしまうんですけども。。
まあ皆さんよくおわかりのように、人間的な魅力があるっていうのと、世の中うまく渡れるっていうのは、全然比例しないですからね。
そのあと成り行きで姉の娘の世話をしなきゃならなくなるんですが、なんかその応対の仕方が、普通に優しくていい。
こうなると見てるこっちは俄然彼女を応援したくなります。
またその子供がやたらと可愛いので、彼女の優しいパーソナリティに説得力が増します。
要は見ていて自然に、肩入れしたくなるような好人物なんですよね。
主人公も、姪っ子の女の子も、あとその母親もそうです。
みんな感情移入するのに十分な魅力を備えている。
やっぱ映画はこうでなきゃいけない。
登場人物が魅力的でないと!
この映画、そこは十分にクリアしてます。
で、ストーリーの方はというと・・・、だいぶぶっ飛んでます(笑)。
宇宙人ものと悪魔召喚ものがミックスされたような、、ちょっと一言では説明できない話で。
その中で主人公の彼女は、まあとってもひどい目にあうんですが(汗)、それでも血まみれになって戦い抜きます。
その全部が、はっきり言って、素晴らしい。
得体のしれないモンスター?の不気味さも、それをそれを召喚しようとするとする謎の老婆たちの禍々しささも、マフィアどもが最終的に平伏す結末の爽快さも、そのどれもが完成度が高くてセンスがいい。
どれだけ話がぶっ飛んでようが、これだけ楽しい要素を揃えてくれれば、自分は満点をつけます。
面白い映画ってのは、こういうのを言うんだと思います。
舐めてたいわく付きマンションの住民が実は・・・だった。 復活の儀式の正体は? ちゃんと面白いが、マフィア成敗が物足らなくて残念。
ナイトクラブのダンサー・ルシアが、マフィアからドラッグを持ち逃げ。
シングルマザーの姉が住む廃墟同然の曰く付きマンションに逃げ込むが、
追ってきた武装マフィア連中が相手にしたのは、この世のものではなかった。
「舐めてた相手が殺人マシーンだった」ものの一種で、
「舐めてた婆さん達が日食の瞬間に魔王復活を企む魔女一味だった」。
魔物は、基本、悪夢を通して迫ってくるため、前半では言ってしまえば「夢落ち」の繰り返し。
マフィア連中が乗り込んで来る後半が見せ場。
なのですが、幹部の一人は魔女一家に、別の一人は召使いモンスターに餌食になった後、第一陣は一人を残して爆発で一気にやられてしまうので、何とも物足りないのが本当に残念。
せめて、あと2回くらいは悪者を血祭りにあげて、カタルシスを味わいたかった!
やさぐれ女が姪っ子との交流を通して人間らしさを取り戻し、「家族」を命懸けで守るようになる流れや、姪っ子の友達だった腐女子?はちゃんと生き残ったりするなど、映画としては意外と正統派。
「陽の光をもたらす者」として、ラスボス達を許して去るラストがイイ。
鑑賞動機:ラブクラフト原作3割『REC レック』の監督7割
もちろんPOVではないのだけれど、ラブクラフト原作をこんなにしちゃう蛮勇さには拍手しておきたい。でももっと派手やらかして欲しかったかな。その上でだったらラストももう少し納得感が出た気もする。
ホチキスとテープで補修するのは…そこかい!
オクスリで無理やり行動するのはわかる…イヤワカリマセンけど、そんな飲んだら、オーバードーズで…いや女王だから平気なのか?
そそるキービジュアルと予告編
監督:ジャウマ・バラゲロ、原案:ラブクラフト、主演:金髪美女とくれば
期待しかない。冒頭の妖星ゴ◯ス接近中な謎ビジュアルから始まり
一転クラブシーンでかかる曲がやたらカッコよいオープニング。
(THE KILLER DOLLS : Time To Overdrive)
ダンサーのルシアは反社組織のクスリを盗んでドロンの筈が見つかって
揉み合いの末に脚を刺され絶体絶命。逃げ込んだのは音信不通だった
姉の家。とまあ前半30分はクライムサスペンス。
負傷した脚の痛そうな出血描写が妙にリアル。これがR15指定の理由?
さて逃げ込んだヴィーナスビルには殆ど住人はおらず怪しいババアと
そのお友達くらい。思わせぶりな幻聴やら悪夢やらでここから変な
方向に話は進むのだが予告編を観ていなかったらもっとワクワク感が
あったかも。姪っ子の挙動がおかしくなりジワジワと反社組織の
追手が迫り冒頭の謎天体が引き起こす皆既日食も始まり盛り上がって
きた所でビルの住民たちは邪悪な何かが降臨する儀式を開始。
怪しい「使い」のビジュアルは一瞬しか見せてくれないけど
キモさ炸裂のクローネンバーグ作品に出そうなデザインが素敵。
姪っ子が邪悪な奴の憑代なのだそうであっという間に連れ去られ
ルシアも思いっきり腹を刺されてとどめにナイフでばっさり。
これショック死しそうな斬られ方。出血凄いぞ大丈夫?一回死んだ?
しかし奇跡的に復活し(何か外的な力が?)中盤で伏線張ってた
ホッチキスとガムテで傷を塞ぎ盗んできたクスリで一気にキメて
あのキービジュアル。強いヒロイン好きなおじさんはたまらんシーン。
ジェイソン・ス◯イサムばりのトラップで反社組織に反撃開始し
追手をほぼ撃退。なに、この戦闘力。この人一般人だよね?
邪悪集団vs反社組織のゴアな殺戮バトルを期待していたのに残念。
クライマックスはルシアが儀式会場に乱入し阿鼻叫喚の殺戮開始!
を期待していたのになんじゃこれ?
良いオチなんだけどもう一悶着欲しい。もしかして予算使い果たした?
実は憑代はルシアで闇の女王的な存在になって終了。
反社組織のボスが涙流して膝まづくくらいだからきっと
凄い邪悪なオーラが出てたんだろね。
ここでルシアの瞳をカラコンで黄色なんかにしたらゾクっとくるのにな
(byエンジェルハート)
物足りなさが色々惜しいけどバッドエンド的なこの結末好き。
怪奇な日蝕の日にみる夢
スタイル抜群のクラブダンサー、ルシアが
用心棒に太腿をナイフでモロに刺されながらもレオタード姿で逃走。エステル・エクスポジト🤩
クルマ運転する前に足を縛りなさいよ💢
組織のお薬をネコババしたんだね
MDMA?グッピーラムネ?
姉さんとその娘のアルバが住むマンションは事故物件。
霊媒師のおばさん、テキトー
3人のおばさんたちは亡霊?
お腹の派手なキズをむかし百均で売ってたホチキスでとめて、ガムテープぐるぐる。
最後の戴冠式もわからんかった🤔
なんで交代になるの?
気持ち悪かった〜
フナムシ苦手なもんで。
浜辺の白い漁師小屋が真っ黒に変わっていたので変だなと近づいたら、何万匹ものフナムシがびっしりと覆っていた。
ぎゃーー
主演のお姉ちゃんが可愛いすぎ!
正直途中で寝たんであまり把握できていませんが、
主演のルシア役のお姉ちゃんが可愛すぎでした!冒頭のGOGOシーンだけでも見る価値あり。
急遽出現した惑星がどの程度関わってんか疑問でしたが
痛みの聖母のビルオーナー婆さんと賢い姪っ子ちゃんの雰囲気も良かった。
アマプラが制作に関わってるぽいから多分将来アマプラで見れると思うのでその時じっくり見ようと思います。
雑な部分もあるけれど
後半~ラストはかなり無理な展開ではあったが、そういうところを分かったうえで見れば楽しめた作品でした。
ただ、ドラッグ大量摂取シーンは、「仙豆か!」と突っ込みたなったけど。
スペイン映画
予備知識も全くなかったんですが、ポスター絵がちょっと面白そうと思ったので、それだけで観ました。
言葉はわからないんですが、「あれ、英語じゃないな」と思ってよく聞いていたら、「グラシアス」とか「ケセラセラ」とか「チュロス」とか知ってるワードが出てきて、最後にマドリードという地名も出て「あ、スペイン映画か」とわかりました。
洋画とも邦画とも違う、独特な雰囲気と迫力が最高の映画でしたが、こういう映画は久々に観た気がします。感覚的な映画なので、まるで論理的なストーリーではないですが、ラストは「そう来たか」と思わせてくれました。
初のスペイン映画だったんですが、スペイン映画ってこんな感じなんでしょうか。(違うかな?)
Jesus
スペイン・マドリード、雇い主でもある闇組織のドラッグを盗んだところをバレてしまい追われる身となるナイトクラブ・ダンサー・ルシアの話。
逃げた先は疎遠になってる姉と姪が住む「ヴィーナス・ビル」、そんな姉ロシオが置き手紙を残し居なくなり、姪とルシアはヴィーナスビルに身を潜めながら生活することになるが…。
「組織からドラッグを盗み追われる身となる女」と「住人の子供達が消える謎のマンション」(逃げた先)みたいは1つの作品だけど2つの話が混ざってる話なんだけど、斬新って言ったら斬新。
斬新だけど上映時間100分と短い為、何か勿体なく物足らない感じ。組織から逃げるドキドキとか、マンション住人ヤバイ奴で恐怖みたいのがもっと欲しいんだけど何かそこまでみたいな印象、作品としては飽きずに楽しめたけど何かラストのオチだけは尺のせいか雑に感じたかな個人的に。
とりあえずルシアの美貌と爆乳…、組織の人間にモロっていたけどルシアのモロが見たかったね!(笑)
こういうの、私は好きです🩷
『世界では異例の日食が起こり、人々が恐れおののいていた。』
と、映画のあらすじ紹介には書いてあるんですが、日食を引き起こすことになる天体が、科学者も予想出来なかったというとってつけたような説明だけで、映画の核心部分の怪奇現象との関連がまったく感じられないのです。そういう意味では、編集が凄いというのか、へなちょこというのか。でも、見終わってからは、もしやそれも意図的だったのかも、と思うくらい間の抜けたホラーなのです。
ラストはまるでフュリオサのような強さと凛々しさに包まれます。
だから、ホラーの仮面を被りながらも実はオチのあるコメディという体裁で、壮大な天体ショーも最後にストンと落とすための布石だったのかもしれません。
後半は、マフィアのボスも泣いて首(コウベ)を垂れるほどのカリスマ戦士に変化を遂げる主人公にどんどん魅了されていきました。
ジャウマバラゲロはホラーをよく分かっているね🥶
あのRECの監督がちゃんと自分のポテンシャルを発揮している内容でした😱
スペインのホラー監督の映画なのでハリウッド🇺🇸とはまた違う感じが良かったです🇪🇸(フランスとスペインとタイのホラーは色々とどうかしてるナイスな作品多くて日本はガンニバルやサユリのような良い作品もあるけど停滞してる感ありますよ🇯🇵🤮)
あと原作がクトゥルー神話とかのラブクラフトね📕
まずそもそもが低予算💰⤵️で一切お金はかかってないけど(特殊メイクは相当凄いしR-15でいいんすかマジで🩸🤮🤢🤮🤢🤮🤢🤮🤮🤮🤮🤮)演出が上手いから十分に怖いしハリウッドで巨額の予算のホラーとかあるけど(ホラー映画はCGのバケモノがバンバン出て来てデカい音でビビらせるだけしか脳🧠の無いホラーの本質を履き違えているクソ作品がほぼ🤬😡だしそれを怖いとか言うのは完全にバカにしてると自分は思っていて👹コメディとホラーって簡単そうでメチャクチャ難しいジャンルなのを分かって無いやつ多いんですよ🫥)金ををかけたからって絶対に面白いって事もありませんからね💰🤑あと狭い空間での恐怖演出を作るのがメチャクチャ上手なんだよねジャウマバラゲロ監督って👻(バラゲロが監督で制作にあの名作のビースト獣の日やハイルミュタンテの監督のアレックス・デ・ラ・イグレシアが制作ってスペインのホラー映画のトップの2人の鬼才が携わっているのが豪華過ぎるのよ🤩)
まず主人公がここまで刺されたりする(腹にナイフ刺されて上にあげられるとか超痛えし🥶)のも珍しいし傷口のリアルな描写とか血の吹き出し方のリアルな感じが激烈に気持ち悪くてソウよりこっちのほうが気持ち悪さレベルが高かったですよ🔪🩸🤮
召使いが実際に出てくる場面がかなり強烈でサユリを思い出しましたよ🥶
あと悪魔の王を復活されるパターンてパラダイムやヘレディタリーとかあって逆に神様の啓示でアカン事なるやつは啓示やセイントモードとかありますが全部面白いですねこの手のやつは🕺🔥
あと何かが出て来そうで出てこない演出が上手いから(ホラー映画にありがちな安易にバカみたいな音響でビビらせてそれを怖いと位置付けしてるバカ演出はほぼ無いけど1箇所だけめちゃくちゃ変化球のジャンプスケアのシーンがあって思い切り飛び上がりましたよ🥶)まあまあ緊張感も持続するしビルの中の雰囲気も良いしかなり楽しかったですよ!
あとビルに来てから悪夢を見たり上の階の変な音はあるんだけどかなり後半になるまで真相はわからないんですね。
あと緩急のつけ方が上手いですね
まあ結局は黒魔術をやってて日蝕の日に王を👑降臨させる為の生贄だったり召使いだったりって話でしたねえ、ツッコミどころもかなり有りますがまあ許せる範囲ですね。
いきなり強烈な描写を見せてエッて思わすのはRECの時から一貫していて良かったしババアが怖い系映画でもあって黒魔術ババアも占いババア🔮も(ジジイかと思ってたらババアかよ🤣)雰囲気抜群でした🫡
あとスペインのオッサン達ってイケオジばかりでナイスですねえ🇪🇸😎🥸🤓👍👍👌🇪🇸
ホラー映画は面白くない作品が実際多いのでヴィーナスは当たりの部類だと思います。(ホラーの本質を考えるとこういう作品こそ怖さを理解している人が作ってるっていうのがよく分かるので好印象ですしホラーの監督で客をバカにしてるヤベェやつが何人かいるんだけどそういう方向性の内容や演出じゃなくてマジで良かったです🔥)
この監督はネイムレス、ダークネス、REC、REC2、機械じかけの小児病棟などホラーとしては質の良い作品を手がける人だったりするんですよねー👍(RECに関しては歴代ホラー全部の中で最強に怖いベスト10に必ず入るくらいアカン内容だし🤮)
最近のホラーだとトークトゥーミーやスマイルやバーバリアンくらいの当たり感あります🎯
リアル点数は3.65⭐️
作者は、超有名ミュージシャンが殺された時に住んでいたアパートからインスピレーションを得た!! なんてね?タイトルとしたら少し長すぎでしたね!?
映画紹介にある彼女の驚いたような変顔は、彼女の身体からある虫が這い出たことによるショックからのものです。
ところで
女神にちなんで名付けられた唯一の惑星である "Vinus"
その言葉とは裏腹に...
Three innocent girls will die at dawn.
A new planet will appear out of nowhere...
and it will devour the Sun's light.
This will be the Coronation day.
And so...
"LAMAASTHU WILL RULE".
(プロローグより)
冒頭のエロティックなダンスシーを含めて、解説でホラーエンタテインメントなんて言うもんだから
ふと、ユダヤ人であり "映画音楽の父" と呼ばれた巨匠が次のような事を宣ったのを思い出しながら...
"Filmmaking is closest to music.
This is because both film and music are based on
a specific rhythm"
日本の映画の巨匠も知ってか?知らないでか? 映画 ≒ 音楽 と言ったことで、リズムなら特にダンスでもって、共時性に気が付いてしまう。前振りはこれぐらいにして...
Lucía: Alba, last night, why were you leaving?
Alba: I told you, Mom's scared of this place.
Lucía: But why?
Alba: Because of the woman upstairs.
Lucía: The apartment upstairs.
Alba: Mom says no one lives there, but I know she's scared of
her and it's why she left.
Lucía: And she leaves you here. That's not right.
Alba: Why? You're here. You're my auntie, right?
Lucía: And who's this woman upstairs?
姪のアルバによれば、上の階に住む輩は
"The servant."
ルシアと姉ロシオと幼い姪アルバ以外のヴィーナスと呼ばれるビルディングの住人が、怪しいし醜いし、彼女たちが発する言葉に 何故か?何処か?何か? 変が何気に付きまとう。そして、異様を感じる登場者もいる。またまた、そんなこったで、その振る舞いも異様でキモイ。
特に占い師、Aunt Galgaを演じたSonsoles Benedictoさん、ぶっとい指は、作り物と思ってたけど失礼しますた。生きる✖✖✖の形容の仕様がないほどギミック不要ってか!?(高齢女性に対して失礼でした。)あんたは犬の吸覚よりも凄すぎるってよりも、そんなん飲んで大丈夫か、ナンチャッテ?(※映画の中のでのお話です)
It seems you met her servant. Now only she remains.
The lady of this house,
the mother of pain,
the mother of all that is sad.
現実と非現実の境目がなくなるところや
韓国映画でも一度見たけど豚の屠殺シーンを人でやるとは
Don't bust my balls.
そんなこんなで映画自体の流れは、ラブクラフトというより超が付くほどの天才で幼児性愛者が製作した『Rosemary's Baby』のような悪魔崇拝的要素の濃ゆい作品と個人的には捉えている。
ただ、この映画の惜しいところは、ギャングが押し入ると見せかけておいてドンパチの少ないところやラストで主人公ルシアの意味不明な立ち位置かもしれない。それでも補てんするように流血のギミックはすごいです。
最後に言えるのは、Vinus は「光と闇の両方を切り抜ける能力」があると言われているので、本作でもその事は分かりますデス。説明が舌足らずで変な終わり方を失礼します... そのような映画です...と言っておきます。
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