「自分の運命を受け入れてありのままに生きていく。」ロザリー Kさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の運命を受け入れてありのままに生きていく。
実在した多毛症の女性に着想を得た物語。
男尊女卑の強い時代の中、
自身のコンプレックスをオープンにして
村の人々と関わっていく姿に感銘を受けました。
それぞれの心情が繊細に描かれていて
ロザリーの愛溢れる優しい人間性と
覚悟を決めた強い生き方に拍手を送ります。
自分らしく生きることの難しさは昔も今も変わらない…。
胸が締めつけられました。
ブルターニュの美しい風景と光の入り方も
重要な役割をしていてラストはとても考えさせられました。余韻が残る美しい作品。
本日はありがとうございました。
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