BADBOYS THE MOVIEのレビュー・感想・評価
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仲間たちの心の繋がりという芯は大事にしつつ、令和ならではにうまく落とし込んでいる
原作そのままは無理だろうという事はわかっていたので、大きな期待は持たずに観ましたが今の時代に合わせて、かつ軸もズレすぎずに作られていて爽快な映画でした。
話がシンプルでわかりやすく、親しみやすい登場人物たちによるコメディシーンも多いのでヤンキー映画といえども気軽に観られる作品。これなら小さな子どもでも大丈夫でしょう。ニチアサの東映感を少し感じました。
アクションシーンもリアルな殴り合いで実にシンプル。そこに良い悪いを感じる人はもちろんいるでしょうが、自分はこの映画には今回の手法が合っていてとても良かった。(原作でもテクニカルな戦い方はほぼないし、単純に力と力がぶつかる喧嘩が多いので)
それでも見応えがあるのは、役者たちがしっかり動けて迫力が出せているからだと思います。
仲間を守りたい気持ちが力になる、根性で立ち上がれる、原作の司の大好きなところが主人公の熱演から伝わってきて良かったです。
ヤンキー映画を熱く優しく教えてくれる。そして主演の高い演技力
どうしても長くなるので最初に簡単にまとめると
族同士の抗争以上に個々のキャラクターの人間性により目を向けられ、笑える要素もある為、ヤンキー作品を観るのが初めて(もしくは苦手)でもとっつきやすい映画。グロさ0の純粋な拳同士でのノースタントバトルシーンがリアルで熱く格好良い!!主人公の演技の幅と演技力の高さがすごい!
という感想です。
BADBOYSの原作や関連作品をみたことがない為、純粋に今作を観てのレビューです。
試写会で拝見しました。
なかなかヤンキーを見掛けなくなった令和の時代に馴染むヤンキー映画で、見所は、青春、友情、熱さ、アクションシーンとのこと。(誤りがあったらすみません。)
全体のストーリー展開は王道でありながらも意外性もあり、それにより個性的なキャラクターに更に注目がいく。そこに現れる主人公の司は、天真爛漫、コミカルで熱くて男気がある。
この司が登場直後から強烈なインパクトを残しており、作品全体を通しても漫画キャラクターを実写化するというのはこういうことかと思う程、顔も体もめいっぱい使って司の感情が細かく表現されている。なのにワザとらしさは無く、本人の本心でしかないように見える。
司のコミカルさ愛されキャラが全開かつ真っ直ぐ無鉄砲なところに、隣でサポートする極楽蝶の4人の存在。冷静さも持ちつつそれぞれがどこか放っておけない個性があり演技もとても自然。その空気感とキャラクターバランスが丁度よくあたたかい。つい笑ってしまうシーンも多く、自然と応援したくなるチームになっていた。
そして、司を動かす存在として欠かせない久美ちゃん。とにかくピュアでかわいい彼女の存在は、ストーリーの癒しと核となっている。久美ちゃんに接する司は一瞬でふわっとした雰囲気になり、そこの変化も演技の凄い所だし、2人のシーンはとても柔らかい空気感で癒される。特攻服に着替えて敵地に向かうシーンが痺れるほど格好良くて好きなのですが、そのシーンが久美ちゃんの存在で尚更素敵になっている。
一番の見所、ノースタントでのバトルシーン。これが想像以上の熱量で、誇張無しに本当に胸が熱くなった。
ワイヤーアクションや、目を背けたくなるような見た目が派手な攻撃を使わなくても、拳と身1つでとにかく迫力がある!2人での決闘、段野の強さも伝わってくる!
そして何より、ダメージを抱えている、食らっている時の迫真の演技が物凄くて、それでも立ち向かう姿に胸が熱くなった。
アクションシーンを見所として挙げるのは本当に頷けるなと感じた。実際アクションシーンと演技観たさにすぐにでも映画館に観に行きたくなっている。
敬遠される事も多いジャンルのヤンキー映画が、こんなにも観やすくリアルで愛着がわきやすい作品に仕上げられていて驚きました!
5/30の公開日が既に待ち遠しいです。
ヤンキーものを今作で初めて観た方の感想も知りたくなる作品でした。
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