「邪悪な吸血鬼が淫靡な世界に誘う・・・」ノスフェラトゥ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
邪悪な吸血鬼が淫靡な世界に誘う・・・
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いつもの悪い癖が出て冒頭部分を見逃してしまったため、解釈に誤りがあるかもしれませんがご了承願います。
さて本作品ですが、吸血鬼と言うとドラキュラ伯爵が頭に浮かび、紳士的なイメージがあるのですが、「ノスフェラトゥ」は、まさにモンスターでした。
ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」を非公式に映画化した「吸血鬼ノスフェラトゥ」のリメイクということで、やっぱりちょっと趣が違うんですかね。
なにしろ生々しいと言う印象を強く感じます。
ゴシック調の雰囲気を漂わせつつも、起こる出来事はリアルで、凄惨な表現が多かったです。
【ネタバレ含みます】
容姿からしてモンスターっぽいノスフェラトゥは、邪悪な悪魔、ケモノ的な荒々しい強さを魅せつけます。
そんな事もあってか、襲われる女性もやたら艶っぽい。
ドラキュラは処女の血を好むとか、聞いた覚えがありますが、本作では人妻を略奪するようなエロっぽさがあります。
元となった「吸血鬼ノスフェラトゥ」もこんな感じだったのかな?明らかにドラキュラ伯爵とは異なりますね。
基本的な設定は変わりないみたいなんですが(先日見たデミトリ号っぽい話も盛り込まれてました)、ラストも生々しかった。
日光に当たって灰になるかと思ったら、生々しい死体がそこにありました。一晩中、ノスフェラトゥを留めるためにその身を捧げる人妻。一緒に死んじゃうなんて、え〜〜〜っ!
想像以上に楽しませてもらった一本です。ドラキュラとは違う吸血鬼映画にワクワクしちゃいました。
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