岸辺露伴は動かない 懺悔室のレビュー・感想・評価
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足りないくらいがいいんです
原作は有名なお話らしいのですが、私はドラマと映画しか知らないのでどんなお話かとドキドキしながら鑑賞しました。
美しいベネチアの水の街にスッと立つ高橋一生の姿、とても素敵でした。
このシリーズは洋服を観るのがとても楽しみでもあり。
スタイリストさんは変わっていたけれど、世界観を丁寧に作りあげている事が良くわかります。
お話の方はとても怖かった。
ヨーロッパでの人種差別も描かれていて。
なんといっても大東駿介さんって、こういう役ばっかりなんだけど、またこれがほんとにお上手というか、ピッタリで。
大東さんが出てきた瞬間に、この役がどんな人物像なのかがわかるという稀有な俳優さんだとも思いました。
そう、絶望イコール死ではないと私も思っていました。
答えは人それぞれですけれど。
一生懸命もがきながら、もう少し、あともうちょっと、と生きようとも思いました。
前回の映画よりも、今回の映画の方が好きです。
友人が「夫婦」で出演してるから、なんか観に行く気にならない、と言ってましたが
このシリーズにおいて、泉京香役は彼女しか考えられません!
ラストシーンを観て、ひょっとしたら、もう終わりなのかな?とチラッと思いました。
それならそれで、有終の美、にもなるかな。
よく練られたストーリー!世界観に浸れた
全編イタリアロケで、その世界観に浸れる!2時間近い映画だが全く退屈しなかった。
映像化不可能と思われた原作を巧みに再現した前半と、前半の設定を受け継ぎつつ、オリジナルストーリーを展開した後半。
前半が終わった時点でまだ1時間程度なので、これからどうなるん?と不安になったが杞憂でした。
幸運の絶頂から不幸へという前半の設定や世界観を損なわずに上手に展開してくれました。
途中挿入されるオペラなどが物語を上手に盛り上げていましたね〜。
ある登場人物の身勝手さに、ディアボロ的要素を感じたのは私だけかな?
それと、第5部へのオマージュを感じる場面がもう一つ作中にありましたね!
それも含めて荒木先生ファンの心をくすぐる内容でした。
幸せを得るには不幸に立ち向かう気持ちが必要
個人的に今回の映画は岸辺露伴実写シリーズで1番良かったと思う。
こうやって思い返すと、
男は結局自分自身のことだけが大好きで、
娘のことは付属品であり、自分を不幸にする一部にすぎないと思っていたのかもしれない。
ごく普通の家庭であれば、自分の死をもってしても
自分の子供の幸せを願うのではないだろうか。
(まぁ、そのような人間性だから呪われたのだろうが…)
みるからに体調の悪そうな浮浪者にパンをあげるふりをして奪い取り、仕事までさせて、事故とはいえ殺した上で謝りもしない。そりゃ恨まれるよねって思いました。
懺悔室へ来たのも自分自身の罪を告白しているようで、
娘が幸せにならないように願っているようにしか見えなかった。
マリアがロレンツォと交際するにあたって、自身の呪われた環境について話しても、ロレンツォは明るく「ぼくが君の選んだ最初の1番目になれるってことだね」みたいなことを言ってて泣けた。そしてマリアが仮面職人を仕事として選んだ理由に「運に左右されないものづくり」という言葉を聞いて、岸辺露伴と同様、ハッとさせられた。
だからこそ岸辺露伴もマリアとロレンツォ(自身のファンでもあるし)を助けようと一肌脱いだのかもしれない。
運ではなく自身の実力だけで勝負するその姿に。
呪いの力による運だけでのしあがった父親と運ではなく自身の実力で勝負し、運すらも味方につけて幸せの階段を上がっていった娘。露伴へも呪いが侵食し、幸運が襲いかかったのは、呪いと関係のないマリアとロレンツォを助けるためだったのかもしれない。仮面をどうしても盗みたくなった盗人も露伴とマリアを引き合わせるために呪いが画策したとしか思えない。これも運の巡り合わせですね。
一緒に映画を見に行った彼氏が、京香がイタリア語話せたのも呪いのおかげだよねって話してて、なるほどね!ってなった。自己紹介の時は手に書いた文字を読んで話してたもんね。わざわざ手袋を外して見ながらじゃないと話せなかったはずなのに途中から普通に話してたから笑
飯豊まりえさんと高橋一生さんがご結婚されたと聞いた時は本当に嬉しかったし、結婚後もこうして岸辺露伴シリーズの続編を製作陣が提案してくれて、みんなが作ってくれて本当によかった。
ご結婚後もお二人の掛け合いは変わらず、映画の中ではご結婚されたという空気感を出さないところも役者さんだからなんだろうなと勝手に嬉しくなっていました。
イタリア語での台詞回しもこだわりを感じて素晴らしかった。
あとは戸次重幸さんがエンドロールに出てきた時にびっくりした笑、どこに出てた!?!!?と思ってあとから検索したら浮浪者役でびっくりしました。
大東駿介さんのポップコーンの演技はめちゃくちゃよかった笑 デスゲームの空気感があった。
玉城ティナさんも井浦新さんもとっても素敵でした。面白かったです。また続編待ってます!
環境のみ
漫画は未見。(ジョジョは読んでる)
自身が侵した罪の重さとは?
人間誰しも両面を持つ。そんな出会いの中で自分を無くした若者と出会った浮浪者、2人とも夢を見て進んだ先の行為。それぞれが背負うものが負の連鎖(増幅)の如く若者の人生を縛り怨念が引き継がれる。
その怨念に露伴がどう向き合うのかが物語の面白さなんだろうけど、舞台(ベネチア)という環境のみに力を注ぎ、他は胡座をかいてる様に感じた。
そして原作が映像に適しているのか?その判断も一つあるのかもしれない。漫画では原作者の思いが絵に込められ見る者にダイレクトに伝わってくるのだけど。
ヴェネツィア再訪がこわくなりました
ジョジョは6部まで読了しているので露伴先生は知ってるんですが、原作短編は未読で、NHKドラマも柊木くん目当てのジャンケン小僧しか観ていない状態での鑑賞です。
予告で、全編ヴェネツィアロケという触れこみを見かけて、観る、と決めたので、私的主役はヴェネツィアの景色でした。
が、冒頭の廃墟から、え、こんな草っぱら、ヴェネツィア本島にはないよね…?と困惑。(パンフによるとリド島より南のペッレストリナ島の模様)
全体に、陽光きらめくアドリア海の女王といった華やかな景色よりも、無数のアーチと入りくんだ路地が綾なす陰翳の方にフォーカスした風景が多くて、とっても素敵なんですが、なんとも不穏でおそろしげ。ヴェネツィアは再訪予定ですが、現地行ったら背後から不幸が追いかけてきそうでびくびくしちゃいそう…。
もちろん、サン・マルコ広場やカナルグランデといった王道の観光名所や、ティントレット尽くしのサン・ロッコ聖堂は圧巻でしたけれども。
役者では、井浦さんの不吉さと、それなのに端正な佇まいがすてきでした。他の主要人物含め、人物デザインがまた秀逸でヴェネツィアの風景になじむし映えてました。
ポップコーン
ヴェネツィアで全編ロケとは観ている
だけで贅沢。素直に行きたくなった。
あの世界観を理解して、それを演技に
落とし込み雰囲気を醸し出す。
実写化に対してのリスペクトと
気持ちが纏まっているのが伝わってくる。
ポップコーンのシーンは笑った。
大東駿介さんの演技は良かった。
岸辺露伴が宝クジを踏み潰す
シーンは印象的。その時の脳内が見たい。
カメラワーク抜群で衣装も格好いい。
あの教会の鐘の音が石畳に響く余韻が
あの景色と映像にピッタリ。
幸福から身を遠ざけて身を守る奇妙な
お話でした。
あとから原作読んで
夢ならばどれほどよかったでしょう。
って言ってた?
絶望は娘の結婚式に出席できないことかと一瞬思ったけどすぐ娘が死ぬことだとわかった。
娘が死んだと思ったあと呪いが「やっと終わった」て言ってて、終わったことが最高の幸せだと、だからそのあと絶望が来ると思ったけどこない
死を、恐れ続けることが呪い?呪いは終ってない
死ぬことが呪い?
最後、イタリア語でなんていった?マリエのほう。
イタリア語話せないのに
あとから原作読んで、原作がポップコーン失敗した整形の人が、首を切られて死んで、恨むぜっ亡霊になっておわりだったから、かなり映画オリジナルだったと知って驚いた。面白かったよくできていたというおどろき。娘のことに関してほぼオリジナルなのか…
泉京香 最強!
テレビシリーズを経て、岸辺露伴は高橋一生しかありえなくなった。このオールベネチアロケの劇場版でも、それは見事にはまっている。
原作の先を描く後半部分も、テイストを損なわず見事なホラーミステリーに仕上げている。
そんな中で出色なのが、原作ではちょい役なのがレギュラーに出世した担当編集の泉京香だ。
テレビでも、ただのコメディリリーフだったのがジョジョにキーマンになっていった。
論理的思考の欠片もなく発する彼女の一言が、時に露伴を大いに助ける。
今作でも彼女なくしてこの展開はなかった。彼女が持つとパチモンの幸運のお守りも最高の力を発揮する。
そういえば君、イタリア語喋れたっけ?
いえ、全然。
サイコーのラストである!
安定の一作
ジョジョスピンオフの岸辺露伴の第一作目の映像化です。
このシリーズは、安定した作品作りが素晴らしいと思います。
ドラマも含め、元々原作が短編の小品的な物語なので、飛び抜けた名作もない。その代わり駄作は一つもありません。ただただ、原作をどう再現するか、という深いリスペクトが感じられます。
ポップコーンで人生決めるの?とか(無茶で笑える要求は、ちょっとYMOの「ハンコ鼻に詰めろ」を思い出しました(笑)
あと、
悪霊騙されるのバカすぎとかおっしゃってる人いるのですが、原作そうなんだから、いいんじゃないですか。そこ変えられたら、炎上しますよ。
さて、原作の後日談があったとして、という設定からの小林さんのストーリー作りが冴えています。
テレビなら前半で終わりなのでしょうけど、
そこからの展開もまるで最初から存在していたように自然な流れでした。
ベネチアの映像も本当に美しく、充分鑑賞に耐える楽しめる作品でした。
ただ、もう岸辺露伴の原作漫画作品はほとんど残っていません。
映像化のためにわざわざ描くのも違うような気もしますし、
他の人がオリジナルストーリーを考えてしまうのも違う気がしてしまいます。
続いて欲しいですが、
ここで一区切りするのですかね?
いつもの冒頭のあの2人が出てこなかったのが残念。
A5よりA4
今回の舞台はベネツィア。
杜王町の狭い街で活躍していた彼がベネツィア。さすが世界的に大人気の漫画家。
とりあえず、1ジョジョラーではなく観客として視聴しようと思っていた。
高く美しい空に白い雲、赤茶の壁、暗く狭い横道、そこを歩く岸辺露伴。
ダメだ…ときめきが止まらないよ。
冒頭からお約束のスリ撃退からのヘブンズドアー!
彼の能力をお披露目。ここでジョジョを知らない人へスタンドなどの余計な情報を排除しながら、この世界の設定や彼の漫画家としてのプライドと品格、気高さがわかる。芸術ではないのだ!漫画なのだ!
そこで1つの仮面を手にする。そして一軒の仮面職人の女性の元へと返す。
教会の懺悔室に興味本位で入るとうっかり神父と間違われ仮面の男の懺悔を聞く。
この辺は原作通りであくせく働いていた男の元に浮浪者から物乞いされキツイ労働をさせた挙句、浮浪者を死に至らしめる。その後、幸せの絶頂の時に絶望を与えるという呪いを受ける。
その呪いは男にあらゆる幸福をもたらす。男がいくら拒んでも幸せが降り注ぐ。
身代わりを仕立てあげ、娘を見る幸福を得た瞬間にポップコーンゲームが始まる。
ここで3つのポップコーンを投げるがゆっくりと、なんとしてでも死を回避したいとんでもなく凄まじい表情で口にするので、この映画のクライマックスはここでは…?大丈夫か露伴先生と少し心配になる。
しかし、男は次の呪いを受ける。今度は娘が幸せの絶頂にあった時に男は絶望を受けるというもの。そこから男は娘に2番目の幸せを与え続ける。
そこは自分が犠牲になって娘の1番の幸せを願いなさい!と私も男を恨みたくなる。
そんな記憶を読んだ露伴先生の指先に血が広がる。
絶望の幸せを与えられる男は黒い服、教会では不吉な黒い傘を幸せを避けるように出ていく。
その不穏な状況に京香ちゃんがやってくる。
作品の全体の衣装が良い。奇抜なスタイルが特徴の作品だが岸辺露伴は黒い出立ちだがコートの前部分にはシルバーのアクセサリがバチバチついて襟元はフリルっぽくて馴染むようでしっかりと主張しているし、京香ちゃんにいたってはどピンクの膨らんだスカートに袖と今までの雰囲気をガラッと変えてしまうし、人懐っこい笑顔で居るだけでホッとする。良いキャラだなぁ。
露伴先生は仮面職人のマリアとウェディングドレスを巡り再び再開する。
彼女の縁起の悪い家で何をしても幸せがくる話を聞く。なるほど〜そこにつながるか!
娘を2番目に押し留める男とそれに従うマリア。
男はそんなマリアが幸せの絶頂を迎える結婚式を阻む。
露伴先生の指先の血はどんどん広がり、幸福の呪いが広がっていく。京香ちゃんがふと口にする絶望とは死ではないのでは?ここで露伴先生も考えを変える。京香ちゃんはいつも思いついた事をそのまま口にするので、それが突破口になるのがこのバディ感よ。
舐めやがって…オペラから出ていく。露伴先生の反撃だーー!テンション上がるー!
オペラの曲をバックに男と対峙する。カサッと踏むのはナンバークジ。ほら拾いなさい、当たってるから。「だろうな」のセリフでそのクジをこれでもか!と踏みつける。これが露伴先生なのだ。性格が悪く時々大人気ない。打たれたケンカは全て買い全力でカウンターを繰り出す。
結婚式の日にちを変え、出し抜こうと目論んでいたが男の手下によって新郎を庇ったマリアが撃たれてしまう。
それを見た男は絶望する。
人の絶望は本人の死ではない。
そのまま男は出ていき、マリアは起き上がる。
幸せを浴びながらもたった1人の父親に1番の幸せを願われなかったマリアは1番愛する彼と幸せの絶頂の結婚式を挙げる。
大事な指輪交換で指輪をうっかり落とす小さな不幸を見て岸辺露伴先生もにっこり。
男はそのまま2人分の呪いを受けながら歩き続ける。絶望しながら生き続ける。
新郎も背中にピンクダークの少年のサインをもらってにっこり、京香ちゃんもブーケをもらってにっこり。
与えられる幸運ではなく自分の力で仮面を作りながら打ち勝つように生きてきたマリアもやっと自分の幸せを喜ぶ人生のスタートを切った。
そういえば君、イタリア語喋れたっけ?
いえ、全然。にっこり。
この2人の絶妙に噛み合わないコミカルな所が実写版岸辺露伴の強みであり、パラレルワールド杜王町が出来上がっているなぁとしみじみ思う。
たった1話分の話を大きく肉づけした部分も「世にも奇妙な物語」の様であったが主要キャラおよびゲストキャラ達もしっかり癖強にしていたのと、ベネツィアという美しい舞台にある光と闇の明暗が人生を現すものがするりと馴染むので画面いっぱいに楽しむ事ができた。
ヘブンズドアーのハンドサインがカッコ良い。
荒木飛呂彦先生のジョジョ作品には小林靖子さんが必要。
結局ジョジョラーとして楽しんでしまったよ…仕方ない
追記:原作のトウモロコシ工場で働いてた関係で幸せになり最悪のポップコーンゲーム流れでお願いしたかったが仮面とかのせいで無しにしたかったのかも…少し残念。
個人的に岸辺露伴先生が好きすぎるので高評価は仕方ないない。
う~~~~ん
ジョジョのファンでドラマ版も時折見ていましたが、ちょっとこの映画は好みではなかったかな・・・。
前半は原作もある話で、後半はそれを大きく膨らませた話という印象。全体としても「〇にも奇妙な物語にありそうなシチュエーションだな……」と思ってしまった。
岸辺露伴というキャラクターで考えると困っている人を積極的に助ける性格ではないため、起こっている事象に対してどう介入するんだろう、と思っていたら「そういう手があったのか」と納得した。
井浦新の演技は素晴らしいと思ったが、あの人が逃げ回っているのは投げたポップコーンを口に入れるゲームそのものなのか、もしくはその結果は「あの時」に確定していて罰そのものなのか、観ていて混乱した。とにかく右往左往逃げ回っているだけで「???」という印象。
あと、ヴェネツィアを推していたが正直「狭い路地ばかりで住みにくそうだな……」と思ってしまった。ジョジョ5部だとあの街どうなってたっけ、と読み直してしまった。
いろいろ失敗してるような?
まず、娘が幸せの絶頂にいる時に絶望を~と聞いて真っ先に娘の身に何かあって男が絶望することを想像してしまう。
もうこの時点で観る人を誘導できていないため、登場人物たちの言動と観てる自分とで噛み合わなくなっている。
そして、男の言動が娘の幸せよりも自分の呪い(命)を優先しているため、絶望に説得力がないし、実際ケロッと立ち去ってしまうし、怨霊的にはどうなの?ってなる。
呪いが解けてなかったのは、娘が幸せの絶頂ではなかったから?
それともそれ自体がミスリード?
セリフによるやり取りが少ないのもあって、
とにかく観てる人をどうリードしたいのかが分かりずらい作品でした。
一言ものもーす!
ラストの教会でマリアが撃たれた後、露伴が悔しがるシーンあるけど、あれがあるから嘘とすぐわかった!岸辺露伴が絶対言わなさそうなセリフ言ったらあかんよ。それ、バレバレだよ。JOJOラーには通用しませんよ!
んまあ、今回は、ストーリー展開が秀逸!最高の幸せの瞬間に最大の絶望を与えるってプロットをうまく逆手に取って「襲いかかる幸運」を回避していくというのは面白い!(まあ、そういう構成は過去にもあったけどね)
そして、このシリーズが好評なのも、やはり、スタンドバトルがないからこそミステリータッチの進行ができるという点だよね。でもね、JOJOラーからしてみれば、大前提である
スタンド使い同士は引かれ合う
という法則を無視しすぎ!戦闘向きでないスタンド使いが軽ーく出てくるのもありだし、なんなら、4部の面々がモブとして、通り過ぎるくらいのファンサービスは欲しいところ。杉本鈴美編やってくれないかなあ。あれなら不思議系で終われるし。やはり、JOJOラーとしては、キラークィーン編はやって欲しい。3部か4部作で。あー、無理かー、、、
そして、意外にも
ポップコーン乗せ顔
のインパクトが強烈!今作1番の表情と言ってもいい!あの「寄り目」は語り草にしてもいいよね!大東俊介いいぞー!
2025年度劇場鑑賞24作品目(25回鑑賞)
ポップコーンが食べたくなる
みんな大好き岸部露伴。オールベネチアロケでもうイタリア映画ジャン。
ドラマ版からのクオリティは維持されてさすがの一言。
新規の役者陣もクセが強めでよかった。
ポップコーンをキャッチするところはめちゃくちゃ迫力のシーン。
オリジナルの追加エピソードも蛇足感のない心地いいものだった。
呪いにうまく露伴をからめ解決に導いたストーリーは見ごたえがありました。
まさかのシゲなのがびっくりでした!
テレビシリーズを見てて好きな人はぜひ見たほうがいいと思います!今作もめちゃくちゃ面白かったです!
結婚したりするとこういうのを夫婦で出たりってなくなったりするけどしっかり高橋一生さんご夫婦が今まで通り演じ切ってくださっていて、そこも結婚しても奥さんも辞めずに続けてくれてありがとうございます!って感じでした。
今作は大好きな井浦新さんや大東俊介さんが出ていたり演者の方々の演技力は間違いないのでめちゃくちゃ安心して見ていられます。
本当、井浦さんも大東さんもマジでヤバいですね、最高の演技でした!
そして何より特にびっくりしたのがあの浮浪者のおじさん、すごい演技力だけど、この人誰なの?
と、思っていたらまさかの戸次重幸さんでした!
エンドロールで「え、あれシゲなの!?」とびっくりでした!
マジでナックスファンの方々はぜひあのシゲを見てほしい!
しかし自分が死ぬからって娘の結婚を阻止しようとするって父親として最悪だなと思いました(笑)
結婚してしまうと娘自身が死ぬなら阻止しようとするのはわかるけども。
ま、そんなこんなな今作!ぜひオススメです!
幸せが押し寄せてくる恐怖、最大の絶望と共に・・・
教会の懺悔室で、ふと聞いてしまった告白から巻き込まれた事件。
呪いのせいで幸せが押し寄せてくる・・・
幸福が絶頂に達した時、最大の絶望が襲いくる。
もう安心して見れますね、高橋一生さんの岸辺露伴。ストーリーの面白さもさることながら、このキャラクターで釘付けです。
前作のフランス、ルーブルに続いて、今回はイタリアのベネチア。やっぱり劇場版は豪華に海外でって事でしょうか。それにしても、岸辺露伴にはヨーロッパがよく似合う。
内容的には、嬉しいはずのラッキーが恐怖に包まれるという、何とも複雑な展開。如何にもな岸辺露伴ワールドです。
【ネタバレ】
なんとなくオチは予想できたので、先が読めないジョジョの世界としては、ちょっと物足りなさを感じましたが、それでも十分楽しめました。
今回のゲスト?井浦新さん、玉城ティナさんも、この世界感にマッチしてたと思います。
面白かった。
余談ですが、ラストがまた良い!
ジョジョ婚の二人が息ピッタリで、何とも言えないホンワカとしたムードで包んでくれたような。
末永くお幸せに・・・って感じです。
うーん、ただ一つだけが解せない
リアルタイムでジョジョを見ましたが(ディオ編が一番好き。東方仗助までみてた)、岸辺露伴は知らなかった。NHKですべてみました。高橋一生はかっこ良いですね。スタイルもお召し物も。飯豊まりえと一緒のシーンは、不思議な感じw。さて、物語ですが引き込まれるのと、なんとなく、このキャラでこんな感じなんだと、嫌な予感をしてました。なので、みなさんが言うポップコーンのシーンは好きではなかったです。でも、よい意味で早く終わって、井浦が出てきたのがよかったです。
ただ、どうも納得がいかないシーンがあります。最後です。父さんは自分さえ死ななければよいとなった。最後のセリフで台無しになりました。「D:助かった」と。別にいいんです。どちらでも、ただ、観てる側に迷わせないで欲しかった。と言うのは序盤で、奥さんは2番目に好きな人にした。娘は最高の幸せ(A)、という事実があります。また、2番目の呪いで、「B:お前の娘がどん底の不幸になる(正確なセリフ覚えていない)」
それで、さらに、C:「娘が一番の幸せになると父が死ぬ」となっていった。
これは、最愛の娘(Aから)は、Bで死ぬ。
だから、Cの父がしぬ、と嘘をついた。
→要は、娘を助けたいが真実
この中で、父がDを言うと、露伴と同じ、
芝居を打ったになります。
おかしな結末と思考停止しちゃうんですよね。
であれば、おまえの娘が幸せなときに、おまえ(父)がどん底になる(B')とする
もしくは、Dの台詞の代わりに何も言わずに立ち去る。もしくは、「くそー」と言うとかね。
それで露伴のネタバレ(花嫁死んでなかった)をした後に、Dの「俺の命が助かった」と台詞を言う。(伝わったかな)。一定多数、「?」となったと思います。
要は、中途半端な伏線と、意識をそらす作戦(B)
があいまって、2時間観て、もやっ、とした不幸な人を作ったと言うことですね。
追記:みなさん、コメントありがとうございます。なるほど、Bなんですね。だとするとスッキリですね。ただ、そうであれば、そこにエッジをたててほしかった。何故ならば、Aがあるからです。台詞回しで、Bの直後に「俺は死ぬのか」とぽそりと。
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