岸辺露伴は動かない 懺悔室のレビュー・感想・評価
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原作は知らない方がいいかも
昔、原作を読んだはずだが、思い出せないまま映画鑑賞に入っていました。結局観終わるまで原作を思い出すことは出来ませんでした。所々このシーンはきっと原作ではこんな構図やセリフ回しになっているんだろうなぁ、とか思いながら観ていました。今回の作品は終始映像と音響に一体感がありこの作品の脚本を何倍にも素晴らしいものにしていたと思います。カンヌ国際に出展して欲しいと思いました。オペラのシーンと相まって解決の糸がかりになったり、オチもそれなりにしっかりとあったり、原作を思い出せなかったものの十分楽しみました。ヘブンズドアは有効に使いながら、必殺技的にではなくて、隠し味風に利かせておりまぁまぁ納得してました。パンチと原作にあるエグさはオブラートに包んでいたため、物足らなさを感じる人もいるでしょうが、年齢制限のない映画に仕立てるためには仕方なかったのかな、と思います。音楽と風景と人物と周りの小物、等々かなり一体感があり、映像と音響だけですごいなと思いました。
劇場でこそ
ベネチアに行ったことがある方。
荒木先生の世界観が好きな方。
是非見てください!
個人的に新婚旅行+挙式をイタリアで挙げたこともあり、否応なしに評価は高くなってしまう、、、
ベネチアの美しい景色や街並み、空気感に至るまで存分に堪能できます。この映画を観た後、5部を読んで、NHKで再放送してるベネチアの仮面特集とか見るとより良い。
なんならベネチアに行くまでがセットかも。
また、俳優の怪演も見どころです。
大東俊介の顔芸は見事、井浦新も雰囲気出てた。ジョジョにいるよね、ああいう不気味な人。
ジョジョの魅力って、人の不気味さや、極限状態での感情の揺れ動きにあるんだなと再確認。人間讃歌ですね。
4部の実写でがイマイチだったのはスタンドやCGに力を入れすぎて、その辺をおざなりにしてたからかも。
スタンドや怪異を簡素化して、カメラワークや演技で上手くジョジョワールドの魅力が出せてたと思います。
この感じで5部の実写化をお願いします!
「最高」に到達しないからこそ生き続ける、表現者という人たち
いや〜良かったです
さすがにこれ以上はないかな、ありがとうという気持ちですが
自分にしか見えない「最高」に手が届かないからこそ、もがき続けるのが表現者の性と受け止めました
てことは…まだ会えるのかな…??
実は邦画・ドラマはちょっと苦手です
やたらと、大声で諍いながら「本当の気持ち」をぶつけ合ったり、空に向かって本音を叫んだり
自分には騒がしくて💦
このシリーズは、キャラクター自身が何を感じているのかすらわからない、そんな描ききらない感じがあって好きなんです
露伴先生の怯えたような、たまらなく魅了されているような表情が最高ですw
夕暮れのヴェネツィア、いつまでも眺めていたい
最後のセリフも、なんか夢があるから知らないままにしておこうかな
すてきな作品をありがとう…!
*追記*
なんとラストシーンは朝焼けのヴェネツィアだったそうですね(ラスト=夕焼けの思いこみ、簡単に騙されたw)
鑑賞後はやはり「ヴェニスに死す」を思い出しますね
いうまでもなく、絶望と歓喜を透けるような薄〜い表裏一体で描いた最高傑作です!!
この先、時々でいいから露伴先生と泉くんにまた会いたいな
個人的には、白髪混じりになって、ヘブンズ・ドアのページを読む時にどっこいしょ、腰痛いとなる露伴先生や、明るくたくましいおばちゃん編集者になった泉くんも観てみたいですw
*追記2*
2週連続で観に行ってしまいましたw
初見では、大東さん戸次さんの濃さに圧倒され(褒めてますw)新さんを余白のように感じたのですが、改めて本当にすごい!!
作中にもありましたが、ヴェネツィアンマスクや能面のように、如何ようにも読み取れる表情
あと、新さんの声は不思議で、正面で話しているのに後頭部に響くような気がする(?)
個人的お気に入りシーン
「(岸辺露伴)それは、僕だ」と言えるのは高橋さんだけですね
空想と現実が混ざり合ってクラクラした
各ハトのアップも最高でしたw
あと、ラストシーンのイタリア語ですね
つい、聞き耳立ててしまいました
con voi 一緒に、って言ってませんでしたか??
気のせいかも
(後日判明→Non voglio 要らない だったそうですw)
エンドロール、指揮棒のようなラインを描き鳥が映り込む
街・演者・光がまねく偶然がいとおしい
お気に入りの作品になりました
評価に困る出来具合
前作でも感じていたのですが、とにかく、高橋一生が岸辺露伴にしか見えない。本当に漫画からそのまま飛び出してきたよう。この点、彼の演技は演技を超越したイタコ的な凄みがあります。また、ベネチアとの構図が様になっていて、まるで旅コンテンツのような、場面場面を切り取って鑑賞したくなる美しさも素晴らしかったです。M:Iの前作と無意識に比べてました。
ストーリーも前作と比べて変に捻ったところもなく、穿った見方をする必要もなくすんなりと楽しめました。妄執や妄念と偶然の間に囚われ具合、病的なまでに写実的でした。
ただ、高橋一生以外の役者が、演出の問題なのか、噛み合ってないんですよねえ。井浦さん、台詞回しをジョジョに寄せていたりするんですがなかなかに中途半端ですし、玉城さんのイタリア語発音がネイティブでは全然ないわけで・・・。
全体的に表情やアクションが大仰過ぎたり、、、でも、それがジョジョなんだよなあ。と多少、モヤモヤしました。
ひょっとして、前作と今作を入れ替えた順番で世に出していたらもっと面白い感想になったかなあと思いました。
映画館でベネチア旅行
映像が美しい
原作の漫画をここまで映像化するとは…
スクリーンに映し出されるベネチアの景色に、自分がベネチアを歩いているような錯覚になるほどのカメラワーク
演技派の俳優陣に、素晴らしいデザインの衣装
クオリティの高い映画を久しぶりに堪能できた
前半は概ね原作通りで、ヴェネツィアロケまでしておいて迫真のポップ...
あの短編を上手く料理出来てた
独特の世界観に痺れます。
映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」、観てきました。いやー良かった。全編ヴェネツィアロケも痺れたけど、髙橋一生が露伴先生にしか見えん。完全にモノにしてるね。素晴らしく、空恐ろしい。飯豊まりえ演じる泉京香も、原作のどことなく絡みつくようなこじらせ女子を、少しかわいい系にアレンジして大成功。二人のわちゃわちゃしたやりとりの背後に、しっかりとレスペクトがにじんでるところもいい。私生活でも伴侶となった二人に幸あれ。
で、物語。幸せが襲ってくる、このキーワードが最後まで生きた。言葉の意味を少しだけねじって提示することで、日常が奇妙に歪んでいく。そこにとても惹かれる。余韻も、ラストも美しかった。手のひらに載せて、温めたいような作品でした。鳩!鳩が!
幸せにならないようにね
奇妙な仲間なんですね
漫画実写化の稀有な成功例
前作「ルーブルへ行く」が面白かったので、鑑賞
漫画原作なので、荒唐無稽なお話ではあるが、役者の演技力で完璧にカバーしている。
前作もだが、高橋一生はもう完璧。
「幸せの絶頂に絶望がやって来る」というキャッチフレーズが最後までついて回る
難しい内容に思わせておいて、意外とわかりやすい内容。
邦画初全編ベネチアロケなんて、贅沢
仮面、建物、風景。全てが世界観と相まって、良質な映画。
ドラマ映画好きな人は面白いかも
警察ものとか探偵ものとか山村美紗さんとか日本の古き良きサスペンスドラマが好きな人には面白いと思います。
友人は隣で寝てました
しかし悪くはないと思います。ジョジョファンですし。ベネチア行けて良かったねスタッフのみなさん。と暖かい心で観れるかと思います。
お金のかかってない安上がり映画だと思いますし
次回何かの日本映画の製作に貯金できる事を期待します。
玉城ティナちゃんが可愛いです。でももっと明るくキラキラした役で観てみたいと思う!
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