岸辺露伴は動かない 懺悔室のレビュー・感想・評価
全240件中、41~60件目を表示
映画版
海外観光した気分
正直、あまり期待していませんでした。懺悔室のエピソードは漫画だから出来る作品だと思っていました。
鑑賞が始まっていきなりヨーロッパの街中を彷徨う露伴先生が、まさに漫画の雰囲気にピッタリで驚きました。
あっと言う間にラストを迎えました。
編集者の泉くんとの会話が、最高に楽しかったです。この映画がエンターテイメントになっているのは、泉くんの天真爛漫な明るさと、露伴先生の冷たそうなツンデレキャラの効果だと思います。非現実の世界に観客をいざなうのが泉くんのキャラでした。
やはり全編海外ロケはすごく良かった。石畳の細道、運河に架かる石橋、豪華な内装の歴史ある建物、教会の懺悔室、夕焼けの空の広さ、暗さ、鮮やかさ。海外を観光した気分を味わえました。
2000円で海外旅行の気分が味わえて良かったです。製作スタッフの原作漫画への愛、畏敬の念、雰囲気を大切にしている小物やロケーションに感嘆しました。
結末が分かっていても、また鑑賞したくなる、とても良い映画でした。
シゲさんが出演している事をエンドロールを観るまで、気が付きませんでした。道産子として不覚。
雰囲気を楽しむべし。
泉京香は動きたい
高橋一生が素晴らしい
良いと思います
最高の幸せは 最大の絶望を連れて来る
前作と比べるとキャストが少なく,ストーリーがシンプル。
それでも110分の尺で上手にまとまっていたと思う。
ソトバに関しては戸次重幸の面影を全く感じなかった(笑)
この作品だけに言える事では無いが,岸辺露伴と泉京香の対照的なキャラは漫画より実写版の方がコミカルで良い。
上質な映像作品
相変わらずのハマり役、岸辺露伴の高橋一生。
全編ヴェネチアロケというのが素晴らしい。本格的なオペラ音楽とも相まって重厚な完成度。
ジョジョのような激しさはないが、ストーリー、雰囲気、表情、立ち姿、セリフ回しに至るまで完璧にジョジョ。この作品にかけるスタッフたちのジョジョ愛が伝わる。
岸辺露伴シリーズはバトルメインではなく、現実寄りの日常にジョジョらしいミステリーを織り交ぜたところが成功の要因か。
あまりに完成度が高く、見ていて心地よかったのもあって、序盤で少しウトウトしてしまった(決してつまらないというわけでなく)
最後のオチもきれいに決まって、鑑賞後感はとてもいいものを見たなぁと納得。これはぜひ映画館で観るべき作品だろう。
ただ、万人受けするかというと決してそうではない。映画というエンタメとして捉えると少々物足りなさを感じることもあるだろう。
どちらかというと、舞台やコンサートを観たような知的で上質な作品といった感じ。
こんなことを言うと、当の露伴が起こりそうだが(笑)
なんの違和感もないです
「ジョジョ」原作マンガは未読ですが、アニメシリーズと岸辺露伴の実写版はほぼ全部みている者です。個性強すぎの奇抜な世界観に最初こそ狼狽えましたが、だんだんクセになってきているところです。
全編ベネチアロケということで、映画前作に引き続き気合の入り方に期待していましたが、全シーンがドラマチックで見ごたえがありました。
夢かうつつかという豪華なベネチアの風景が、ジョジョ世界のド派手で大仰な衣装・台詞とドラマの展開をガシッと受け止めて効果増し増し!登場するのがほぼ全員日本人なのに、なんの違和感も感じませんでした。
台詞の合いの手のようにピッタリはまる音楽も良かったです。場面によっては映像を見ながら演奏したのか?と思ってしまいました。
俳優陣の熱演も期待以上でした。高橋一生は申すに及ばず、戸次重幸、大東駿介、井浦新の狂気をはらんだ演技が物語に説得力と吸引力をプラスしたと思います。そしていつもながら京香ちゃんの天真爛漫さに救われます。
劇場でみるから、妖しく怖く、でも美しい世界にどっぷり浸れます。
ぜひ劇場でみていただきたいです。
大変面白かった。特に岸辺露伴役の高橋一生の演技が上手い
長い
独特の雰囲気とキャストがマッチ
全240件中、41~60件目を表示