「アートだ、と言ったら先生に叱られますが」岸辺露伴は動かない 懺悔室 chiliさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アートだ、と言ったら先生に叱られますが

2025年5月28日
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鑑賞方法:映画館

とにかく美しく、役者の皆さんが絵になりすぎです。なんであのへんてこな衣装がバチっと決まるのでしょう。
テレビシリーズからのファンですが、とにかく小物や音楽、カット割りや画質などが病的にこだわりすぎててクラクラします。
ルーブルもよかったのですが、今回はイタリア語の響きにやられました。

病んでる新さんを久々に観られて眼福。崇徳院を思い出しました。
ティナちゃんは綺麗。ほんとに綺麗。この路線が続いているので嬉しいです。とはいえ指輪が転がって可笑しそうに笑ってる顔は自然で、ミステリアスな役が多いけど普通な役も良いのだろうなーと想像します。
大東さんはNHK多いですね。ちゃらんぽらん気味の役をやってる時が好きです笑
戸次さん、まっったくわかりませんでした笑
まりえちゃんは衣装が毎回楽しみです。なんだかありえない格好なんですけど、着こなしててすごい!そしてものすごく鋭いことを言ってくれる人。無自覚に核心をついてくるのを露伴先生が受け止める時の表情がよき。
高橋さんは言わずもがなです。露伴の発声が好きです。普段より高く金属的な声色を使っていますよね。
べろおばけ、エイリアン好きとしては段々可愛く見えてきて…

呪いというのは、自分で自分にかけるものなのかもしれないなぁ…と。告解もまたしかり神に懺悔しているようで、語るという行為そのものが機能することなのでしょうか。

chili
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