「ベネチアにまた行きたくなった。」岸辺露伴は動かない 懺悔室 ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)
ベネチアにまた行きたくなった。
なんか厄介ごとに巻き込まれる露伴先生。
今回はベネチアですか。
ベネチアの大学に呼ばれて講演をする事になった露伴先生は当初の日程をぶっ飛ばし先にベネチア入りして過去の遺跡や散策をして取材していた。
教会でふとした事でとある日本人の懺悔を聞いてしまい厄介事に巻き込まれる。その日本人は旅行で来たベネチアで泥棒に遭い仕方なく工事現場の過酷な労働で日銭を稼ぐ事に。そんな時に日本人の乞食に食い物を恵んで欲しいと迫られるが仕事の対価としてなら恵んでやっても良いと過酷な労働を肩代わりさせるが直ぐに事故で死亡。その時に悪霊?になった乞食に呪われてお前が最高に幸せになった時に最高の絶望感を味合わせてやると言われた。
その直後から呪いの結果?か毎日ありえない幸福が怒涛の様に押し寄せて訪れてとってもラッキーマンになり、あれよあれよとベネチアでも有数の資産家になった。それでも最高になると呪いが発動するので程々になる様に頑張ってきたがとうとう最高を迎える日が近づいて来た。それは娘の結婚。色々あって娘が最高に達しても呪いが発動する事になったからだ。
彼は呪いから救われるのか?娘は無事に結婚できるのか?…露伴先生の活躍は?
全てがありえない程の偶然も幸運も呪いの影響って凄くね?頑張り過ぎでしょ呪いさん。
いやあなんかこれ饅頭怖いでしょ?最高にならなければ良いんだから饅頭怖いと言い続けていれば饅頭食えるし最後に美味しいお茶が一杯欲しいと言わなければずっと饅頭食える訳で一方的に幸せになってそれが不安なだけかと(笑)。羨ましい!
なんて贅沢な奴だ。それに呪いも大概だ。程々の所でさっさと呪い殺せばいいのに。わざわさ幸福を呼んでやることもなかっただろうに物好きと言うか暇人と言うか。まあ怖がっているのを楽しんで見ている変態さんなんだろう。
そもそも言うとベネチアって凄く乞食が多くてびっくりしたんだよね(2012年頃)。特に船着場とか。
なんでそっちで物乞いしなかったのか?
観光地で乞食って割とデフォなのも観光客目当てなのが分かった。あとスリも。
ロケもオールベネチアで映像を見た感じ早朝や夕方など観光客が少ない時間を選んでいる見たいだし、日中は観光客の来ない様な所を選んでいる感じなので有名な所って実はあまり多く写ってない。
観光客だらけだからウザくなるんだよね。
巧みだな。