「全体のバランスが前半に寄り気味に。後半は…」岸辺露伴は動かない 懺悔室 ponchan00001さんの映画レビュー(感想・評価)
全体のバランスが前半に寄り気味に。後半は…
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懺悔室の尺を映画にして表現した上で本来の「岸辺露伴は動かない」を表現するとこうなるのかという感じで、
前半の原作ベースがかなりエキサイティングだっただけに、後半が「アレ?終わり?」という感じで、あっさり終わったように感じました。
ただ、役者さんの熱量と作品に対するリスペクトが非常に高かったのと、オールベネツィアロケを謳いながらも出過ぎてない日常の静寂な延長感、それでいてちゃんと美しく思える映像であったり、ちゃんと映画館で観ておいてよかったと思える作品のように思えました。
主人公役の高橋一生さんも仰っていた通り「一番岸辺露伴してる」の意図を汲むと、本来の「岸辺露伴は動かない」はこういうことなんでしょうか?
個人的には、前作「ルーブルへ行く」の方が映画的に鑑賞の余韻は深く長かったし、好みでした。
でもこれはこれで「岸辺露伴」としてはアリ?かな?
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