「全編ベネツィアロケは伊達じゃないッッ!!」岸辺露伴は動かない 懺悔室 K2さんの映画レビュー(感想・評価)
全編ベネツィアロケは伊達じゃないッッ!!
露伴の(ジョジョの)世界観が見事に再現されている、と思いました
自分自身、「懺悔室」の原作を読んだかどうかを昔過ぎて正直覚えてないんですが、各シーンを観ていて、逆に原作のマンガが想像できるような、世界観の再現度が見事です!
それに一役かっているのが、全編イタリアで撮影されたロケーション・背景の醸す空気
それと、主要キャラクターを演じる俳優さんたちの明らかにオーバーな、それでいて原作の登場人物がいかにもやりそうな仕草、表情を描く名演技の数々
ポップコーンのシーンなんて、まさにジョジョ感炸裂って感じですね
恐らく一般的には"クサイ"とか"クドイ"とか言われても仕方ないような演技かもしれませんが、そこがイイィィィ!!
皆さん、原作マンガ(の世界観)が元々好きで、ジョジョ愛に溢れていることがヒシヒシと伝わってきます
(恐らく飯豊まりえさん以外は。勿論、いい意味で。「泉くん」にはそういう、ある意味過剰な演技は必要ないので)
前作(ルーヴルへ行く)も観ましたが、個人的には本作の方が何割か増しで好きです
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