「ロケーションの映像美と寓話性が魅力的」岸辺露伴は動かない 懺悔室 サイレンスさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ロケーションの映像美と寓話性が魅力的

2025年5月23日
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鑑賞方法:映画館

全編ベネツィアロケという
現代の邦画ではなかなか見られない作品。
背景や小物がいちいち新鮮、かつ美しいので
見ているだけで目の保養になるし、
メインキャスト以外は海外の俳優さんが演じられているので
時折日本の映画だと忘れそうになります。

ストーリーは原作のさわりだけ知っていましたが
飽きずに楽しく見ることが出来ました。
ファンタジーな設定や展開が舞台の雰囲気と相まって
昔話や民話、都市伝説や地域伝承を見ているような
不思議な体験をさせてくれます。

それにしてもずっと思っている事ですが
高橋一生さん演じる岸辺露伴のなんと魅力的なこと。
あんな奇抜なキャラ設定と衣装なのに
違和感がなく見られるのは凄いことだと感じました。

サイレンス
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