劇場公開日 2025年6月13日

おばあちゃんと僕の約束のレビュー・感想・評価

全70件中、41~60件目を表示

4.0期待通りに泣ける とても良質な予定調和

2025年6月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

余命いくばくもないことがわかったおばあちゃん。遺産目当てでおばあちゃんの世話を始める 大学中退してほぼニート状態の孫息子。こういうのって、きっとこうなってゆくんだろうな、とだいたいの方向性は最初から予想がつきます。おばあちゃんからみた子供3人、すなわち、息子2人、娘1人(主人公である孫息子の母親)の配置も、長男の妻も含んだそれぞれがおばあちゃんのカネ目当てでエゴや打算のもと、あれこれ策を仕掛けてくるのもありがちな展開ではあります。

でも、この作品のよいところは、こういった家族関係を描いていても、どろどろとしたほうには行かず、割と爽やかな感じになっているところです。やはり、話の軸となっているのがおばあちゃんと孫息子のほのぼのとした交流とそれを通じての孫息子の成長だからでしょう。そして、おばあちゃんの気高さ。やがて来るであろう自らの死をきちんと受けとめて、残されゆく者たちの幸せを考えていることがよくわかりました。

予定調和と言えばまあそうなんでしょうけど、ほどよいユーモアや泣けるところもしっかりあって、とても良質な予定調和でした。

コメントする (0件)
共感した! 18件)
Freddie3v

4.0親の背中を見て子どもが育つとしたら、レインボーの将来はかなり心配になってしまいますね

2025年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 10件)
Dr.Hawk

4.0おばあちゃんに感謝しよう〜

2025年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

東南アジアで仕事していた頃、よくタイのバンコクを訪れていた。食事も美味しいし、現地の皆さんの国民性も感じがよく、日本人居住者も多いし、走ってる車は日本車ばかりなのでなんか親近感が持てとても安心して過ごせた。私の好きな国の一つである。
物語は主人公のエムがおじいちゃんの介護をしてた従姉妹が豪邸を相続したことを知り、自分のおばあちゃんの面倒を見て気に入られようと思いたち同居をする。そのうち遺産をめぐる叔父たちの姿やおばあちゃんの兄の冷たい仕打ちなどを目の当たりにして、だんだん素直に寄り添おうとしていく話だった。タイは仏教国でもあり色んな習慣とか家族の考え方が日本人と近しいこともあり違和感なく入り込める。おばあちゃんの家族はみんな等しく愛したいという気持ちとエムのお母さんの母への思いがとっても良い。エムは家をダメダメの叔父に相続したことに怒りおばあちゃんに冷たくしたこともあったがちゃんと愛情を示し最後は大きなプレゼントを貰った。おそらくエムが作ってあげたおばあちゃんのお墓に家族が皆集まるラストシーンは心が温まった。
タイで大ヒットのヒューマンドラマ。とても良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 16件)
アベちゃん

5.0家族

2025年6月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

タイならではの秀作。家族愛の深さに感涙。日本とは、風習も考え方も違うが、おばあちゃんの愛情の深さに、感服。ビルキン、相変わらずのイケメン!

コメントする (0件)
共感した! 10件)
DnaH

3.0感動してる場合か?

2025年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

第97回アカデミー賞・国際長編映画賞(タイ代表)のショートリスト(一次選考)に選出された本作。米国映画レビューサイトの評価もかなり高く、まず間違いはないだろうとそれ以上の情報は入れず、トレーラーも観ずに約半年ぶりのシネスイッチ銀座にて鑑賞です。
本作、邦題から想像するにざっくり「おそらくは感動的な作品」なのだろうと考えていましたが、鑑賞してみて正直「特別に響くもの」はなく、むしろ身につまされる部分が多くて、苦しかったり、居た堪れなかったりとやや複雑な感情。境遇こそ違えど、過去の経験や現状における懸念など自分と重なる部分も少なからずあって、何なら「感動してる場合か?」と現実への揺り戻しの方が強く感じてしまいます。
そもそも「この手のテーマ(ネタバレしないようにぼやかします)」と、それに付き物である「(家族の)揉め事」というのはドラマになりやすく、そして多くの人が「通る」経験でもあるため大変に普遍的です。今作の場合はこのテーマに対し、「別れる」と言うことをきっかけに想う「無償の愛、からの感動」までの助走として、(主に男性陣による)「あからさまな下心」「無遠慮な態度」「行き過ぎた行為」など、家族と言う関係性だからこそ(ギリ?)看過されるような甘えを反作用に、「感動」を盛り上げる効果を期待しているのでしょう。(興醒めな観方で申し訳ありません。)ですが、そういう構造もまた古典的で今更な感じも否めず、「とは言え、酷い」態度オンパレードな彼らに心を殺し、ただ淡々と観続けるだけになっていく私。その結果、だからこそ冷静に「オチはこういうことだろうな」と早い段階で気づくのですが、或いは、その目線で見れば英題『How to Make Millions Before Grandma Dies』は最初から「目的」がはっきりと示された「あからさま」さが、最後にチャラになるように感じてむしろ趣(おもむき)があります。(ちなみに原題『Lahn Mah』はシンプルに『おばあちゃんと孫』。)
と言うことで、ややネガティブに振れたレビューですが、決して作品を腐す意図はありません。綺麗にまとまっていますし、感動する方がいるのも全く否定しません。あくまで私にはハマらなかっただけ。あくまで好みの問題です。お許しを。
あ、病院での独特(?)な「行列“代用”手段」は如何なものかと思いつつも、ちょっと面白かったです。余談まで。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
TWDera

4.0「2日連続タイの映画」

2025年6月17日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

知的

今年182本目。

おばあさんの言葉。
技を極める。
生活しやすくなる。
身に染みます。
年をとることはすばらしい。
いつも思っていたい。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
ヨッシー

3.5遺産目当てで末期癌を患ったおばあちゃんの介護を始める孫息子が主人公...

2025年6月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

遺産目当てで末期癌を患ったおばあちゃんの介護を始める孫息子が主人公のタイ産ドラマ映画。

あらすじ
妻と娘のいる叔父キアンは自分と家族のことしか考えておらず、末期のおばあちゃんには全く関心がない。借金を抱えいまだに自立できずにいる叔父スイも、おばあちゃんを資金源としか見ていない。孫息子エムは大学を中退しほとんど誰も見ていないゲーム配信にばかり時間を費やしている。おばあちゃんに対して献身的に身を注いでいるのは娘のシウのみで、家族の絆は無いに等しい状態。そんな中でエムはおばあちゃんの介護のため共に暮らしていくうちに、彼女の家族に対する愛情の深さを実感していく。

感想
男権社会において搾取される立場にあった女性が、家族の中でさえも差別的に扱われているというタイの現代社会における厳しい現実の描写があったのは驚きの発見だった。社会問題に対しても鋭くメスを入れる作品でありながら、ヒューマンドラマとしても一級品でハイレベルな両立が成されていて素晴らしいと思った。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
Alejandro Gillick

3.5諦めていたのに機上で鑑賞

2025年6月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他

タイトルからなんとなく、結末が透けて見えているけれど、鑑賞できた。ラッキー。
一つ疑問が、お婆さんはどうやってミリオネラーになれた?

自分の事はわからないけれど、他人の行動や言葉を見聞きしていると不快に感じる瞬間がある。その経験を重ねつつ他人への接し方に変化が見られるのは素晴らしいと思う。
どんなに嫌な場面に遭遇しても、自分の行動にあてはめられない大人をたくさん見てきた。

主人公はそのアンテナがあるので成長できた優しい孫で母の愛情を受け大切に育ててられたと想像できる。

感性の柔らかな若い人が若い内に、観ておいて欲しい映画でした。

日本語訳なく英中国語訳で鑑賞したので、細かな理解は出来ていないと思うのですが、大勢の感想を読ませて頂き、自分の理解に損傷ないのではと自負できた。

タイの日常や風習や街並みも見応えあり。
良い映画でした。 謝

コメントする (0件)
共感した! 8件)
jiemom

2.5ちょっと苦手な涙もの

2025年6月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

感情や人間模様を素直に描いていて、泣ける部分も多かったとは思うのですが、リアルとはいえ、結局は金欲物欲かよって思わなくもなく、色んなわだかまりを涙で流せるものでもないとは思うのですが、まぁ泣けば忘れるっていうことも理解できるのですけど、何となく自分には合わなかったかなぁというただそれだけでの評価になってしまって申し訳ございません。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
SH

4.025-076

2025年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

気難しいおばあちゃんには近寄り難い。
息子たちも娘も、孫も。

だがしかし母の愛情は深い。
子供たちへの愛も孫への愛も。

ジワジワと涙が押し寄せる。
最後は涙が溢れた。😭

最後の最後にタイトルの意味がわかりました😭

コメントする (0件)
共感した! 8件)
佐阪航

3.5準備が大切

2025年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「セクシー」で不覚にも…

コメントする (0件)
共感した! 9件)
ひろちゃんのカレシ

3.5ばあちゃんがいい

2025年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

幸せ

大学を中退してゲーム実況者を目指す青年エムは、従妹のムイが祖父から豪邸を相続したことを知り、自分も楽をして暮らしたいと考えた。そして、お粥を売って生計を立てているひとり暮らしの祖母メンジュが、ステージ4のガンに侵されていることを知り、遺産を相続しようとメンジュに接近したエムは、祖母から信頼を得ようと泊まり込みで手伝った。メンジュの慎ましく生きる姿や考えに触れていくなかでエムの考えも少しずつ変わり・・・そんな話。
タイ・バンコクが舞台みたいで、美しい風景が良かったのと、墓地に花びらを撒くなんて素敵だな、って思った。
どいつもこいつも金、金、金、と感じの悪い人たちばかりだったが、エムがだんだんと心変わりしていく姿は良かったかな。
祖母メンジュ役のウサー・セームカムは穏やかで優しくて良かった。エムに貯金通帳を残してあげた所なんか凄く感動した。
78歳にして俳優デビューらしいが、頭は剃ったのかな?

コメントする (0件)
共感した! 13件)
りあの

4.0心が温まる映画

2025年6月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

タイに多い中華系タイ人家族。下心ある事を分かっていながらそれを受け入れる母親。ある意味、“無償の愛”かもしれません。仏教的な輪廻、因果応報の世界も。急速に発達する昔ながらのタイの人達の暮らし。観終わって、心がほっとする映画。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
taju

4.0【中国系タイ人のコミュニティーの祖母と孫との世代間ギャップを、中国の伝統行事や財産分与の過程を通じて描きながら、バラバラだった大家族の絆が取り戻される過程を懐かしき郷愁に満ちた感動と共に描いた作品。】

2025年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 17件)
NOBU

3.0お金よりも大切なものが見つかります。

2025年6月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

主人公の孫を含め、お婆ちゃんに対して「金づる」としか見ていない家族ばかり出てくるので心が痛くなります。
個人的に見返りを求めない事を良しとして年寄りに接しているので始終腹が立って仕方なかったのですが…、後半の展開から一気に涙腺が刺激されていきます。

「所詮はどうしょうもない子」として描かれていた孫が、知らず知らずのうちに何が大切なのかを悟っていた事に気付きます。
物語の前半でいとこの口から「年寄りが欲しいもの」として一つの答えが出ているのですが、主人公はそれ以上のものがある事にも気付きます。
そんな孫がお婆ちゃんに語りかける最後の言葉で完全に涙腺が決壊してしまいました。

監督が本作に込めたメッセージがひしひしと伝わる良品。
お金よりも大切なものが必ず見つかる映画でした。

コメントする 1件)
共感した! 19件)
かもしだ

3.5押し付けがましくない映画

2025年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ラストは確かに感動して畳み掛けるが前半中盤と意外にしつこく無くするなりと演出、シナリオになっている。
タイ映画だが日本に置き換えても全く遜色ない。仏教大国で日本よりは施設に預ける事を避ける傾向にあるので多少はあるかも。
冒頭は主人公のよこしまな考えだが段々と心変わりしていく過程が丁寧で良かった。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
るい

4.5こういうどんでんは大好き おばあちゃんが可愛かった これ見て、 そ...

2025年6月14日
iPhoneアプリから投稿

こういうどんでんは大好き

おばあちゃんが可愛かった

これ見て、
そう言えばタイって、
『6割くらいが中国にルーツを持つ人たち』だと、
何年も前に聞いたことあったな、と思い出した
だから春節の時期は休みになるって

清明節とか、中国語の話とか、
お墓とか、墓石の文字とか、
お墓に対する気持ちとか、
民俗学的?みたいな見地からも、見て良かった

入場者プレゼントでもらったティッシュが大活躍でした

ムカつく人もいたけど、
そんなのに構ってたら映画の価値が下がって勿体ないと思うくらい、
優しい映画でした

コメントする (0件)
共感した! 8件)
jung

4.0はあー、えがったー。 映画としてはシンプル ストーリーもスケールも...

2025年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

はあー、えがったー。
映画としてはシンプル
ストーリーもスケールもなんなら予想の範疇なんだけど
やはり揺り起こされる感情がすべてを凌駕してくる。
人間生まれたら生まれたで一人では死ねないし
生き方、死に方ってのも付きまとうなあと
観れて良かった。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
とり

5.0タイ映画大集合も珍しいが本作は観がいのあるおススメ作

2025年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年144本目(合計1,685本目/今月(2025年6月度)7本目)。

 もっとも大集合といってももう1作品ですが、韓国映画ならともかくタイ映画が2作来るのは(ミニシアター等で専門的に扱うのでない限り)珍しい気がします。

 いわゆる末期がんの親の介護をする男性のお話です。日本では旧技能実習生制度(経過措置を経て新しい制度になります)では、伝統的にタイ・ベトナムほかからの介護実習生が多いのですが、それは映画のように介護に対する考え方が日本とかなり似ること、また、映画でもちらっと写るように仏教等日本と通じる部分があること、また仏教回りの部分で漢字がまだ残っていること(だから、いわゆる漢字文化圏ではないが、準漢字文化圏とは言える)等があり、日本ではいわゆる介護人材不足が言われて久しいので、今後増えることはあっても減ることはないし、日本と価値観が似る国なので、そういった事情の中でのタイを舞台にする映画は良いなといったところです。

 特段誰も悪意のある人物がいるわけでもなく(まぁ、こっそりネコババしようという人はいますが)、いわゆる末期がん宣告から亡くなるまでのいわゆる最後の見取りまでを描く映画としては日本でも同じような概念がほぼ存在するので見やすいなといったところです。

 なお、映画内で「土地の権利書」という概念が出ますが、タイはフランス民法(日本民法。177条)をベースに「土地のやり取りは第三者に対抗するには登記しろ、ただし契約書の提出も必要」という立場を取ります(日本では「必ずしも」必要ではないが、「共同申請主義」といって、買う、売るほうともに「何円で売ります」「何円で買いました」という双方の意志を確認して申請するので(だからこれを共同申請主義という。なお、これを業としてできるのは司法書士という行政書士のお隣の職業の方)、日本とは「あまり実際上は」考え方の差はないところです(ドイツ、韓国などでは「当事者の間でも登記しろ」でそもそも違います。韓国のこの考え方を知らないと韓国映画で詰まるところがあるので注意。「ビニールハウス」など))。

 全体的に見やすい映画で、仏教に対する考え方や、魚や肉等の食べ方や「食べ物に対する態度(食べ物を粗末にしない考え方)」、親を敬うところなど日本とほぼ同じ考え方で見ることができる点が良かったかなというところで、今週なぜか本命対抗大集合ですが、迷ったらおススメです。

 採点上特に気にするところまでないので(「土地の権利書」は説明がいるかなぁ)フルスコアにしています。

 ------------------------------------------------
 (減点なし/映画館帰責事由/「特定の映画」のファンに関して)

 まぁ「うたのプリンスさま」なんですが、会員は予約が17時からできても17時からサーバーが落ちるし(いわゆる声出し可能後援でリピーターがいる模様)、さらに需要に応じて回数も多いところ、通路のあちらこちらでipadなりメモ帳なりで「求:●●、譲:●●」などをもったまま立ち続けて通路歩行の邪魔になるレベル(しかも、映画が始まってもなぜか映画は見ずにそれだけずっと立っているというヘンテコな状況。ランダムで入っているのかのカードだけ目当ての状況?)は、映画館側も何とか対応して欲しいです。
 ------------------------------------------------

コメントする (0件)
共感した! 8件)
yukispica

3.0滑り込み

2025年6月13日
Androidアプリから投稿

単純

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 18件)
Bacchus