「ループ」8番出口 たけうちさんの映画レビュー(感想・評価)
ループ
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ボレロのループにエッシャーのループに8番出口のループと、そういうことねって思えて面白い。
時系列的に8番出口に囚われた順番は女子高生、歩く男、迷う男なんだけれども、女子高生と歩く男は8番出口から出ることに失敗して永遠に8番出口の一部として歩かされていると鑑賞途中で理解できた瞬間に怖さを感じた。
ゲームと違い、異変の一部が登場人物の抱えている心の闇の部分をえぐる感じになっていて、私の感情が嫌な気分に持っていかれる感覚が面白い。
迷う男が異変と対峙して蓋をしていた闇の部分に正面から受け止めようと、だんだんと生気をとりもどしていくような感じがして、最後に8番出口から出れたのが、この映画の救いの部分かなと思う。
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