「地下通路が怖くなりました笑」8番出口 城主さんの映画レビュー(感想・評価)
地下通路が怖くなりました笑
ゲーム未体験で鑑賞。
冒頭のシーン、目の前に起きていることをみて見ぬふり、興味のないニュースや話題には触れずにスルー、今時の日本人を体現した映画だと思いました。
無機質な地下通路を舞台に、大きな場面転換も少ない中でカメラワークが秀逸でした。本当に無限ループの世界に迷い込んだように、カット割りも不自然さは全く感じず、退屈することなく90分鑑賞しました。二宮さんはどこにでもいそうな無気力な男性を演じていて、アイドルのオーラは良い意味で感じなかったです。
ただゲーム未体験だからなのか…女子高生の意味が良く分からなかったです。歩く男と同じようにずっと8番出口から出られずに彷徨っている存在なのでしょうか?それがスッキリせずに星4つにしました。
映画鑑賞後、帰り道は地下通路が怖くて地上をずっと歩いて新宿駅まで向かいました笑
古来の日本で8という数字は「八百万(やおよろず)の神」などに象徴されるように、「無限に大きい」数字を意味していることをふと思い出しました。8という文字がそもそも無限ループしているから8番出口なのでしょうか??いろんなことを考えさせる映画でした。
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