「父親になる決意。」8番出口 にっくさんの映画レビュー(感想・評価)
父親になる決意。
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ゲームはやらないので、ゲーム原作とはいえ未知の状態で鑑賞。
劇の中で流れる「ボレロ」が、繰り返すようでちょっとずつ毎回変わってる「8番出口」あたりの景色と、うまく合っている。
最初「自分が父になる」といきなり聞かされる前の「迷う男」(二宮和也くん)は、地下鉄の中で赤ちゃんを抱えた若いお母さんがどっかの兄ちゃんに絡まれてても知らんぷりを決め込んでいるが、地下鉄を降りて8番出口を求めて迷って色んな体験をしたことで、
最後抜けて再度地下鉄に乗った時
再び赤ちゃんを抱えた若いお母さんがどっかの兄ちゃんに絡まれてるのを見て、今後は父親になる決心がついていて「俺が助け舟を出してあげる」という感じでアクションを起こしたところでラストになる。
少し涙が出そうになった。
あとは「歩く男」(河内大和さん)の、歩き方が恰好良かった。シェイクスピアとかの舞台をよくやっている人らしく、
「さすが」という歩きっぷりだった。
多分ゲームの方はもっとミステリーっぽい作りだろうけど、この映画版は意味を拡大解釈して、別の話に持っていってた。
いいものを見させてもらいました。
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