「あの怪異は」8番出口 Bー9さんの映画レビュー(感想・評価)
あの怪異は
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ゲームが面白かったからこそ、
『どうやってあれを映画にするんだ!?』
という興味と期待を持って鑑賞。
あの地下通路自体に壮大な設定をつけるのとか陳腐な肉付けではなく、地下通路はただそのまま、訳の分からない現象だとして
主人公やおじさんにバックストーリーを付けて物語を進行するという選択は成功だったと思います
おかげで原作ゲームプレイ済みなら
登場人物が異変を見逃した時に『ああっ……!』
案内板が映るときに『ううっ……?』
案内板がゼロに戻っていたときに『あああっ!!』
と画面に感情移入出来ること請け合いですw
怪異も無理に全て再現、盛り込むのではなく取捨選択してるのも良かったです
(無理に実写再現したらギャグになりかねないのもありましたし……)
一つ気になったのが映画オリジナルの
『怪異:女子高生』ですが、あれはおそらくおじさん以前に地下通路に入り込んだ犠牲者なのでしょうが、
主人公とおじさんのバックストーリーに
『子供』の存在があることを考えると(おじさんが錯乱して暴れるシーンで「久々にガキに会えるのに!!」的な叫びがあります)
あの女子高生は……もしかして……たまにニュース番組で取り上げられる未成年女子と新生児の……な想像をして
ちょっとゾッとしました
最後に……もしあの事務所の力がまだ衰えてなくて、嵐が活動休止中でなかったら
テーマ曲はボレロではなくて嵐の曲が捩じ込まれてたんだろうなぁ……
それだったら世界観ぶち壊しだっただろうから、こればかりはボレロで大正解だったよなぁ……とふと思いました
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