「人生の隘路」8番出口 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
人生の隘路
見ているこっちも目を凝らして異変を探すから、かなり没入できる。ワンパターンに陥りそうになると、変化球が投じられ、興味が持続する。
ワンシチュエーションではあるが、三幕構成で物語が構成される。おじさんのバックストーリーだけが明らかにされないが、そこは河内大和の存在感と演技力で、惹きつけられる。
よりリアルな音を感じたいからIMAXスクリーンを選んだが、河内大和の迫力あるフェイスの威力で後ずさりしたくなる。
0番に戻ってしまった時のイライラ感。異変を察知して、無事進んだ時の安堵感。全員が演技巧者なので、全く同じ気持ちになってしまう。
人生の隘路に陥ると、頭の中はこんな感じですよね。
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おつろくさんのコメント
2025年9月2日
共感ありがとうございます!
自分はIMAXで観ることが出来なかったんですが、それでなくても音の扱い方が上手な作品でしたね。画面の可視範囲が狭いだけに、音質と音の方向をハッキリさせることで、作品のレベルが高くなったと思います。

