「求めていたストーリーやキャラクター性ではなかったかなと・・・・」プレデター バッドランド M&R643さんの映画レビュー(感想・評価)
求めていたストーリーやキャラクター性ではなかったかなと・・・・
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あくまで個人的な意見ですが、結論からいうと今までのプレデター作品の中ではワーストでした。プレデターの作品というよりプレデターの見た目をした良い奴が勇敢に仲間と戦うという映画かなと。とにかく人間臭いというか、謎の星に行ってバケモノと戦うというよくあるパターンで、わざわざこれがプレデターでなければいけないというポイントが全く無いなと感じました。ストーリーや目的の無理やりのこじつけが多いのも気になったし、映画のスタート(親子のいざこざ)からずっと変に引っかかりました。なぜそんなに父親が強さに異常に厳しいのか、更に弱肉強食が全てでそれ以外は一族に相応しくないと言い切るのなら、後半に出てきた父親の側近はなぜ嘘みたいに激弱だったのか、その父親ですら透明にならなかったら全然大したことないし。そして認めている優秀な息子を殺してまでこだわった抹殺が失敗したのにも関わらず、その後何の動きもなくただただ待っていたのも気になりました。全般的に主人公がとにかく剣だけで戦おうとするのも変ですし、他の武器がいちいちトラブルでうまく使えなかったり、時には盗まれたりと疑問と不思議が最初から最後まで止まりませんでした。正直プレデターが終始言葉で意思疎通するのも必要ないかなと。AVPの時も多少人間臭く二枚目みたいなポジションでしたが、最低限のプレデターの要素と面白さはあったとは思います。ですが今回はそれすら無かったと感じました。未熟なプレデターが成長していくストーリーならば、AVPの方向性の方が緊張感もあったし絶望感もあったので、今回はそれよりかなり下回ったので残念な映画だったと思いました。
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