「パワーローダー‼️」プレデター バッドランド 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
パワーローダー‼️
まさか上牙2本と下牙2本の甲殻類のような "醜い野郎" プレデターに感情移入する日が来るとは‼️物語が進むにつれ、あの顔がどんどんカッコ良く、人間臭くなってくる‼️今作はいわばプレデターの成長譚‼️半人前のプレデター "デク" が、自分を助けるために父に殺された兄のために、宇宙最強の生物をハントしようとする姿と、思いがけず相棒となった女性型ドロイドとの絆、そして父へ復讐する姿を描く・・・‼️まず自分を殺しに来た兄と戦ううちに、兄の真の思いを知り、兄に鍛えられ、そんな兄は父に殺され、父への復讐を決意するという、まるでギリシャ悲劇のような展開‼️そんなデクが降り立った惑星ゲンナは常に身に危険が迫るチョーヤバい惑星‼️最強の再生生物カリスクはもちろん、毒針を発射する花、カミソリの葉で埋め尽くされた草原、触手のように襲いかかる樹木、翼竜のような怪物から酸のようなものを吐き出すナメクジ状の生物まで、その生態系の構築は「アバター」のパンドラに匹敵するかも⁉️そして下半身を破壊されたアンドロイドのティアと、カリスクの子供であるバド、デクのトリオにしたのも成功で、プレデターのデクがティアとバドに心開く描写が丁寧に描かれているのも素晴らしいですね‼️そんなデクが繰り広げる迫力たっぷりのアクション・シーンも、基本、登場人物は異星生物とアンドロイドのみなので、グロいんだけどグロくなく、安心して観ていられるのもいいですね‼️そしてクライマックス‼️脱走して暴れ出したカリスクを抑えるため、エル・ファニングがティアと一人二役で演じるテッサが操るパワーローダーが登場‼️これがまた「エイリアン2」のパワーローダーを巨大化したようなデザインで、「エイリアン2」大ファンの私としてはホントに嬉しくて涙が出てきてしまった‼️このパワーローダー登場だけでも無条件に支持‼️可愛らしくコミカルで、肉体派なアンドロイドを演じるエル・ファニングもかなり魅力的‼️ラスト、デクとティアとバドはどこへ行くのか⁉️「プレイ」と「最凶頂上決戦」で、「プレデター」の世界観が素晴らしく拡大したので、今作以降のシリーズ展開にもかなり期待です‼️
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