トロン:アレスのレビュー・感想・評価
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AI問題に一歩踏み込んだ意欲作
「トロン・シリーズ」は個人的に好きな作品で、人間とプログラムのドラマをアクションやSFチックな美術で世界観を体験させてくれるので好奇心をそそる作品です。
衝撃だったのが「AIが人を殺す」という描写が印象的でした。「ロボット三原則」をちゃぶ台返した内容で、ストレートにAIの危険性を描いた映画でした。
3Dプリンターで作られたプログラムはロボットと呼べるのかはさておき、1.2作目では人間をプログラムに変換できるなら、逆もまたしかりというのが今作の目玉で、それと「AI問題」と絡めるのが◎。
また、今作はエンコムのCEOのイヴと警備プログラムのアレスによるバディものというのも面白かった。恋愛関係ではなく、頭脳派と武闘派のコンビの絆が「永続コード」を手に入れるために一蓮托生を繰り広げるのが好印象。
しかし「トロン」なのにトロンのトの字が出てこないのが不満でした。初見の人が観たら「何の映画?」という感想を持ちそうな内容。
1982年の「トロン」(以下前々作)を観て、当時はストーリーはと...
1982年の「トロン」(以下前々作)を観て、当時はストーリーはともかく、「コンピュータグラフィックスってスゲェー」という印象だけが強く残った映画でした。この「トロン・アレス」についても、ストーリーはともかく、どれだけ見たことのない映像が繰り広げられるのか、それだけを期待して観に行きました。
上下左右に道路が敷かれ、四角いビルが並ぶ都市風景と電子回路を重ねた映像は、前々作と同じ「トロン」の前提世界観を表現。前々作は現実世界→電子世界の話でしたが、今回はおおむね電子世界が現実世界に飛び出してきた話です。光とその残像が交錯する演出は、当然ながら四十年前の前々作を越え、美しささえ感じましたが、舞台が現実世界となり、都市での戦闘、アクションシーンは現在の先端クラスのVFX技術・演出までは至っていない印象(予算の関係?)。ブルースクリーンを使った合成映像も、背景と役者の演技、演出が合致していないシーンも見られ、「今まで見たことのない映像」以前の段階で期待値にたどり着かなかった印象です。
前々作と同様、「プログラムの擬人化」はこの映画の特徴であり、サーバーに侵入するシーンなどは映画「はたらく細胞」を思い出させ、見ていて楽しかったです。やはりトロンは現実世界からの視点で電子世界を舞台とした方が、他の追従も許さず、トロンらしさが出せるのになと思いました。
続編希望
正直、期待を遥かに上回ってきました。
現実世界と仮想空間を巧みに利用したノンストップの追走劇。
圧倒的迫力にスクリーンから目が離せなくなります。
勿論、トロンの魅力を最大限に発揮するライトサイクル(バイク)の見せ場でも大興奮。
光の帯が行手を阻み、逃げ場を失っていく描写にハラハラが止まらなくなりますよ。
クライマックスにはオリジナル・ファンを喜ばせる仕掛けもあり、トロンの世界を余すところなく堪能できました。
人物に関しては、狙われる側のエンコム社に関係する人々が薄味なのに反し、狙う側のデリンジャー社では「これでもか」と言わんばかりの濃い味人物がおりました。
良い意味で生物に見えないジャレド・レトのアレスは勿論凄いのですが、その更に上をいくインパクトを残してくれたのがガキ丸出しのCEOを演じたエバン・ピーターズ!
罪を犯している認識もないまま何でも好き勝手にできると思っているバカ野郎を魅力満載で演じ切ってます。
本当に「憎むべきキャラ」としては申し分ない出来だったと思います。
感情移入できる余地は少ないですが、ゲームをしているかのような没入感はホンモノです。
主人公と共にライトサイクルに乗って、逃げ場のないハラハラを体感してみましょう!
29ミニッツ!
映像と音の迫力を楽しむ!!
今年たまたまディズニーワールドでトロンのライトサイクルに跨ったエキサイティングな体験があったので、その映画?!というだけの状態で鑑賞。
この作品3作目なんですね。しかも1作目は1980年代?!AKIRA、マトリックス好きということもあり、AKIRAをオマージュしたという、AKIRA好きにはたまらないあのシーン、マトリックスのようなデジタル世界と現実との交錯、AIの暴走がとても刺激的でそしてゆっくり忍び寄るような怖さもあります。初見では映像と音の迫力が全面に来るのでストーリーはシンプルに感じますが、マトリックス同様有り得なくない未来またはもう既に、の0と1しかないデジタルとの世界観を'視覚化'して認識できる映像的面白さがあります。
公開日に通常鑑賞、映像の美しさと音の迫力、3作目(しかも15年振りの新作)のわりにストーリーがちゃんと入ってくるわかりやすさ、とはいえ細かい設定はハテナがありますが、それはそれ、で鑑賞できます。
ほかの上映方法も見たくなり、翌々日に3D鑑賞。残像や砕け散るチリ、円盤?が飛び交う戦闘シーンは3Dが圧倒的に見やすかった!
そしてまた翌日、池袋IMAX GTで鑑賞。
映像の美しさ、レーザーやデジタル世界の透明感、迫力の音・音楽を堪能出来るIMAXでの鑑賞は本作品に相応しく思いました。
可能ならIMAXでの鑑賞をオススメしたいです!
凡打
はたらくデジタルプログラム
IMAXで見れば傑作! 配信で見たら凡作?
トロンはシリーズ3作目らしいが、過去作は全く知らないで観賞。
(観賞後に調べたことだが)1作目(1982年)はCGによる革命的映像が話題になったらしいが、本作も予告編で観た映像が印象的だった。これは映像を楽しむ作品だと感じ、IMAXで観賞。 正解だった。
【物語】
デジタルゲーム開発から技術を発展させ、デジタル(コンピュータ内架空世界=グリッド)から現実世界に実物を転送(構築)する技術の実用化にENCOM社とDillinger社はしのぎを削っていた。両社とも”転送”には成功していたが、転送された実体は29分で崩壊するという、「29分の壁」の打破が課題だった。
ENCOM社の新CEOキム(グレタ・リー)は、元CEOで天才プログラマーだったフリンが遺したとされる“29分”の壁を乗り越えるプログラム「永続コード」を何十年も前のソフト開発用コンピューターから見つけだす。
Dillinger社のCEOジュリアン(イヴァン・ピーターズ)は転送技術により見た目は人間と同じで何度でも再生可能で人間より高い能力を持つAI兵士を「29分の壁」を隠して世間に大々的に発表。一方で、キムの動きを察知しているジュリアンは「永続コード」をキムから強奪すべく、AI兵士を差し向ける。
AI兵士達は圧倒的能力でキムを追い詰める。しかし、AI兵士のリーダーであるアレス(ジャレッド・レトー)は徐々にジュリアンの命令に違和感を覚え始める。
【感想】
ひと言で言います。
本作は映像とサウンドだけを楽しむ作品です。
CGは今や当たり前の映像技術ではあるが、先駆者として映像では負けないという意気込みを感じる。映像は本当に素晴らしい。加えて、効果音が良く、相乗効果で序盤からドキドキ・ワクワクしながらキム達とAI兵士のバトルを観賞することができた。
一方、筋書きはともかく設定がお粗末だと思う。
仮想空間であるデジタルの世界から実世界へ“転送”って何? フィクションだとしても、それっぽい理屈を考えてもらわないと・・・
もしかしたら、過去シリーズ作でその説明はされていたかも知れないが、前作も15年前なんだから、今作で説明を省略してもらっては困る。「永続コード」についても、魔法みたいな代物で、全く説明が無い。 つまりSFのScienceが無く、ただのFiction. おとぎ話になっている。
ということで、IMAXで観たので素晴らしい映像とサウンドを堪能できたが、ビデオ・配信で見たら駄作でしかないかも。
観るなら映画館、かつIMAXを強く推奨!
マトリックス好きな自分には面白かった。レーザーで3Dプリンティング...
『トロン』ワールドが現実を侵食する!
『トロン』の主人公ケヴィン・フリンによって大企業となったエンコム社。
そのライバル企業のディリンジャー社社長ジュリアン・ディリンジャーはコンピューター上でプログラム・設計した兵器や兵隊を3Dプリンターのように現実に作り出す新技術を披露する。だが、その技術にはある致命的な欠陥があり――
1982年に世界初のCGを使った映画として後の多くのクリエイターたちに影響を与えた『トロン』。
その3作目となる。
今までのシリーズでは人間がゲームやコンピューターの世界に入り込み、擬人化されたプログラムたちと時に協力し、時に倒すべき相手として対峙してきた。
コンピューターの中、という目に見えない世界をCGによって描き出した『トロン』の映像はSF映画史に残る偉大な功績でしょう。
今回の『トロン:アレス』では逆にプログラムたちが現実の世界に再現され、近未来的なデザインの兵器で街中に破壊と混乱をもたらします。
映画『トロン』の世界が現実世界に現れ出る展開は映像技術の進化を感じさせられます。
ディリンジャ―の命令を受けてエンコム社のイブ・キムの持つある重要な情報を入手するために彼女を追いかけるアレス(ジャレッド・レト)。
プログラムされた兵士として現実世界へ降り立った彼の物語にも注目です。
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