トロン:アレスのレビュー・感想・評価
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「あっちからくる」AI
AIの世界から兵士、兵器を転送し実体化。
実体化できるのはわずか29分。
この制約を打ち破る「永久コード」を求める。
はシンプルでみやすい世界観ですが、
29分の壁より「転送されること」自体の説得力がなく、結果的に感情移入できないまま終わってしまいました。
HONDAのシビックは最高なのか‼
元々アレスとはギリシャ神話の武闘神だが、本作では高度AIが創り出した警護プログラム(要は使い捨ての戦闘兵士)を指す。作品ではデジタルとリアルの往来が可能になったということになっている。
ただし、デジタルで作られたものはリアルの世界では29分しか生きられないという限界があるという設定だ。
CGを駆使したSF映画が量産されている現在では、CG映像がのけぞるほどびっくりするわけでもなく、一方でストーリーが深く染み込んで来るわけでもないので、感情がほとんどフラットのままだ。
本編では主として80年代がフィーチャーされている。「トロン」第一作が82年に制作されたことが背景にあるのだろう。途中、HONDAのシビックが最高みたいなセリフがあったが、ペーパードライバーの私には実感無し。
ラスト近く、続編への期待になるような展開にしてあるが、かつて無い物語が出来るまで寝かして、安易な続編は止めたほうがいいと、いち映画ファンとして思う。
CGについて素晴らしいが掴みづらい
トロン:レガシーは当時ダフトパンクの熱烈なファンだったこともあり、音楽も相まってデジタルな世界観への没入感が半端なかった印象が残っていた。
そこから15年?と考えるとそこまで時間が経過してることに驚く。
ダフトパンクは解散しているので新作とのコラボはもちろん叶わないがレガシーの世界観を引き継いでくれると思いきや全くそうでなかったのは残念。
最終目的はあらすじの通りだが、その目的に対する手段がふわっとしすぎていて、何をしたくて戦っているのか掴みづらいストーリーと、CGに力が入りすぎているのかあまりに現実離れしすぎていて街が巻き込まれている実感も湧きづらかった。
こういったAI設定は近い将来を想像してしまうことが多いが今回はかけ離れすぎてて実感もわかずストーリーも掴みづらいという残念なものになってしまった感じが否めず置いてきぼり感が強かったかな。
続編です。
先ず映像は凄いですが、前作レガシーとそう大差ないかと。デジタル世界で展開してたバトルが現実世界で実現する映像は新鮮味が有りましたけど(街中を走るライトサイクル、ビルの隙間から姿を現す門型の偵察機?輸送機?)。
人間側の主人公は過去作と全く関係のない人物なので、ちょっと感情移入しにくいかな。フリン親子と少しは関わりのある人物なら良かったと思う。ストーリー上は過去作を予習せずとも観れます。何となく主人公側と悪さする企業が因縁あるぐらいに理解してたら良いと思います。只自分も勘違いしてましたが、グリッド(デジタル世界)は一つじゃ無かったって事です。1作目のグリッド、フリンが造った前作が舞台のグリッド、今作でディリンジャーが造ったグリッド。
今作だけで観ればまあまあ良かったです。映像が凄いので映像館での観賞がお勧めです。シリーズ物として観れば余り目新しさも無く普通かな。予告編でハードル上げ過ぎな感じはしました。次回はありそうな感じだったので、世界観が拡大すればまた別の評価になるかも。
世界一バイクを乗りこなす女性CEO誕生!
デジタルの世界から現実世界にAI兵士やその他もろもろが、転送可能となった社会。ただし、29分間だけ。その時間制限を取っ払う「永続コード」を求めて、2つの会社のCEOと感情に目覚めたAI兵士が争う。
両者の争いがデジタル、現実の両社会で繰り広げられる。
一番の見せ場は現実世界における、デジタルバイクによりチェイス。
なぜか、果敢にバイクを乗りこなす女性CEOがすご過ぎる。
走る姿は相応の女の子走りなのに...
リボン?のような赤い光を放って街中を走行する姿が圧巻。
逆にデジタル世界におけるバトルは「何でもあり」の世界のはずなのに、結構普通。
ハッキングの姿を人対人のバトルで擬人化するのは良いと思ったけど、
他のサイバー系の映画に比べるとワクワク感は無し。そこは残念。
序盤が説明的すぎるとか、主人公が感情に目覚めて
あっさり裏切りを決心までの過程がわかりづらいなど、イマイチな流れもありつつ、
後半にいくにつれて、
AIの感情うんぬん、単純に命令に従うだけor自分の意志でうんうん、永続ではなく非永続、
の話になると
古くて新しいリアルな世の中の問題にリンクするものもあり、
単純なデジタルバトルで終わらなかったのも〇。
映像美は素晴らしい
近未来の世界を感じさせる映像美は素晴らしい映画。これだけの映像を作るのは素人目に見ても難しそうなので、製作者達の力量に感服する。
ストーリーは安易でありがちだと思う。コントロールされているはずのAIの兵士が、永続コード欲しさに裏切るのを「プログラムのバグ」程度の説明で済まされているのも腑に落ちない。悪役もいかにも悪役ですって感じで分かりやす過ぎるし、ラストもとにかくでかい敵を出したいだけって感じがする。とはいえ見どころは映像の美しさなのでそれでも十分。
あと、本筋とは関係無い話だけど、AI関連の技術が極めて発展している世界なのに、警官の装備とか街中を走る乗用車は普通のデザインなのは、技術格差が開き過ぎじゃないかと思った。
ブレードランナーの次ぐらい脚本が素晴らしい‼️❓
私は割りと好きよ。この手の作品。
本来、感情や自我を持たぬ筈のA.I.や只のプログラムが、ヒトの感情や情緒や利他的な言動を見知っていく内に、
そこいらのクソDQNよりも真っ当な人間然となる噺。
まさに«今、欲しいモノがココに在る»的な。
グリッドとか云うネット世界に入れるって要は、なろう系で謂うところの、
[ソード・アート・オンライン]やオバロの[ユグドラシル]、あるいは[シャングリアフロンティア]
『レディ・プレイヤー1』
みたいなゲームも夢じゃないってことだろうし、
逆に、ネット世界のプログラムを現実世界に出せるってなれば、A.I生成美女&美男子を自分好みの性格にして恋人気分も味わえるかもだし、🔞な作品の中で好き勝手振る舞えるかもってことでしょ?…少子化待ったナシ!🤣代わりに性犯罪も激減出来るやも…。
そう云うユメの詰まった現代版御伽噺は大好きなんで、私は面白かったよ。
ただまぁ、私が心の師と仰ぐあるヒトの言葉は浮かんだよ、
「老いることも、死ぬことも、人間と云う儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、堪らなく愛おしく…尊いのだ。強さと云う言葉は肉体に対してだけ使うのではない…」
タイムアップ(制限時間)は有っても許す限り復活出来る命か、
制限時間無く居続けられるが、一度きりの命か。
有限じゃなきゃ大切にできないってのも、人間の業ですね。
音と映像がIMAXで凄い良かった!
これは賛否両論分かれると思う映画ですが、私は好きです!
アレスの乗ってるバイクのシーンはかっこいいです。体感したくなります。
冒頭のシーンはAppleの新作発表会みたいな感じです。アレが嫌な人は嫌かも。
ストーリーは永続的に使える🧬idを探してIT会社が競っていた。方やそれを使って兵器を作る。もう片方は農業などに活用させたい。アレスは兵器だったけど賢いので自身の得た情報から思考したと。。。あとは見てみて。
BASICで動かしていた時代を懐かしく思いながらやっぱドラクエ、FF偉大だわー、AI凄いって思える映画です。
最近昔のガラケーから写真引っ張りだすサービスやってましたがそれに似ていると思います。
アレス役の人めっちゃかっこよかったです。AIも学習させるとかなり人間っぽく喋りますし、現実的にそうなったら良いなと思います。
余談友達のGPTはめっちゃ馴れ馴れしい口調で返事してきますが、うちのGPTさんはちゃんとしてます。要は使う人による。
ややシリアスなダンダダン
私はレガシーに幻滅した(バーというかクラブのシーン、コンピュータシステムの何をモデル化すればそんなモノが出てくる?)方なので、今回の方がずっとエンタメしてて好きです。
シリーズで連綿と続く、スネークゲームモチーフのバイクチェイス、光の軌跡を使った流麗なバトルシーン、随所に見られる80年代へのリスペクト、見たかったものはみんな入ってましたので満足です。
ただストーリーが斬新かと言えば...ゼーガペイン、と言って判る人なら判ってもらえると思いますが、深みで言えばちょっと浅め。仮想世界に入り込む話はトロンの骨子ですが、この20年で手垢が付いてますし、その逆は3Dプリンタの普及がリアリティを補強してくれてはいますが、それほどの衝撃は無いです。29分のタイムリミットも企業側の都合で、リミットが来てもグリッド側に戻ってくるプログラム達にとって、それほど切な問題では無いはず。ただストーリーギミック的には上手く使っているので、まあ良しとしましょう。
いろいろ書きましたが、タイトル通り、80年代へのリスペクトが詰まった、ダンダダンのような作品が好きな人には楽しめる映画だと思います。
レガシーは受け継がれなかった
トロンレガシーが公開した2010年。当時中学生だった私はその洗練された無駄のない世界観と、何度も見たくなるマシンの展開シーンや、何度耳にしても本能から高揚する音楽の虜となり、一気にトロンの大ファンとなった。
あれから15年。レガシーは受け継がれなかったのだなと、非常に残念な気持ちで一杯である。
フリンはアイソーの出現によって現代の科学、医療、宗教等の全てが変わると言っていた。それがAI兵士に現実の世界で永遠の命を授けることを意味するなんてことはないだろう。
エンコム社もそうだ。いきなりぽっと出の中国系アメリカ人にアランとサムが会社を譲っているなんて理解に苦しむ。イヴキムは妹の意志に執着しているのみで、そこにフリンのレガシーは感じられない。
ダフトパンクが完成させた、トロンのテーマソングとも言うべきBGM「グリッド」も前面に押し出されることなく、ただ雰囲気を似せた電子音が心ではなく劇場に響いているのみである。 等々、受け継がれなかったレガシーは枚挙に暇がない。
時折前作カットのオマージュや、オリジナルへのリスペクトを感じるシーンで嬉しさもあったが、その用法は短絡的で、かつ新たに生じた負の遺産があまりにも大きく、トロンレガシーの大ファンとしては総合的に魅力的な作品にはなっていないと感じた。
一方で、前作までの遺産に固執しない新たなファン層には、その鮮烈な世界観(前作には遠く及ばないが…)と派手な演出が受け入れられることもあるだろう。
一応はトロンとしての映画は存続ということで、次作では回帰することを切に願う。
私個人の意見としては、サムとクオラがフリンの意志を受け継いだ姿を見たかった…
トロンレガシー続編の話が初めに持ち上がった2012年頃、コシンスキー監督の元で同じキャストとダフトパンクが集っていればどんな映画になったのだろうか…心底悔やまれる映画である。
アレスかっこいいー!!面白かった!
Apple Musicにナイン・インチ・ネイルズの新曲が配信され、トロン新作公開を知った。
相変わらずめちゃくちゃかっこいい曲!!
NINは2005年、新しいサウンドに衝撃を受けアルバムを買った思い出がある。
トロンにすごくイメージが合うね〜。
前作は観てるはずだが覚えてないまま鑑賞。
最初はゲームというよりAIセキュリティとしてアレスが登場して今時な設定だね〜。
てかAIなのにデータ量多そうな長髪と髭!
いや、でもそれがかっこいいんだよね!
現世界に転送できちゃうのも3Dプリンターの未来を見ているよう。
飢えや病に苦しむ人々を救うために永続コードを探すイヴ。反対に私利私欲の為に軍事利用をしようとするお坊ちゃん。街がめちゃくちゃになっちゃってどうしようもないよ坊ちゃん。
ところでなぜプログラムは現実世界では29分がリミットなのか?で、アレスがトレーニングさせられて再生する時、現実世界のリミットで崩れ去る時、なぜ苦しそうな表現にしたんだろうか。もう感情がある。
アレスが80年代が好きって気づくとか、あえて最先端プログラムがレトロに注目するの良い!
あと個人的にホンダシビック出てきてニヤけてしまった笑
永続コードが実は非永続コードだったのよかったな。
一度きりの命。だからこそ面白く美しく尊い。
トロンという独特の世界観を見事に美しく作り上げ、サウンドもぶち上げで良かった!!
人間になったアレスは一人旅にでるが、まずお金はどう工面したか気になり、、、、
いや、愚問だ!!
エンドロールのおまけはわりと早く出てきた!
続き出るかなー?期待したい!
久々に3Dの通常上映
オリジナルの「トロン」はかなり好きな映画でCGを全面的に使った最初の映画であり、コンピューターの世界に生身の人間が入りゲームフィールドで戦うという発想も新鮮。この頃のディズニーはチャレンジ精神に溢れていたなぁ。そんな映像に役者も負けてなくて、陽気なアメリカンそのものジェフ・ブリッジス、典型的悪役なら右に出る者がいないデビッド・ワーナーと魅力的だった。
でも続編である前作は未見。
そして今作もストーリーはつまらなそうだし、役者もイマイチなので見る気はあまり無かったけど、TOHOの上映スケジュールを見たら久々にIMAXではない一般の3D上映があるではないか!3Dメガネを大事に取ってあったのでポイントで無料鑑賞+300円で観てきました。
3Dは特に日本では全くと言って良いほど不人気で、それも当たり前でスクリーンから飛び出さないからです。奥行きなんてどうでもいい。その奥行きも大抵の映画は2Dからの変換だから効果もイマイチ。ジェームズ・キャメロンのように3Dカメラで撮らないとダメ。
この「トロン・アレス」ももちろん偽3Dなのでライブシーンはのっぺりとして暗いだけ。でもILMが総力したCGによる特撮は圧巻の光の洪水で3D効果もそこそこあって楽しめました。300円の価値はある映画です。この映画をIMAXで2500円払った人は偉いです。金持ちなんですね。
映像、音響、音楽は良かった。
でも役者もストーリーも2時間程で忘れてしまいました。あっジェフ・ブリッジスが老人になっても陽気なジジイで良かった。役者では唯一覚えていたよ。
クレジットロールもDepeche Modeにして欲しかった
薄々予感してましたが、やはり最近多い80年代を楽しむ映画でした。
主なオーディエンスが団塊ジュニア世代&オーバーだからか?
Depeche Modeイジリに、Hondaシビックなど思わずニヤリとさせられるネタばかり(その他諸々隠れていたはず)。
そして爽快感たっぷりのアクションシーンはIMAXで観るからこそ。
AI兵士らがあまりAIらしくないのはご愛嬌。
エンタメ映画として存分に楽しめました。
ただ、あれだけDepeche Modeイジリしたのだからクレジットロールでも流して欲しかった。ので、星マイナス1つ。
しかしあさイチの回ではあったが公開第1週の祝日にしてはガラガラ。隣のチェーンソーマンのほうが人気。洋画の人気凋落を改めて実感。
アレスの風貌が…
IMAXで見るべき映画
期待通りで良かったです!オープニングのビジュアルにちょっとゾクゾクしました。
ストーリー的にはツッコミどころはありますが、SFファンタジーとして見ればいいと思います。複雑で伏線のある、深いストーリーを求めるような人は見ない方がいいでしょうね。
私はストーリーも好きですけど。
また、他の方のコメントにもありましたが、この手のビジュアル重視型の映画はIMAXで見るべきですね。(今回IMAX3Dでなくて残念)でないと映画の良さが半減。
以前、ゼロ・グラビティでもIMAXと非IMAXで見た人の意見が結構割れていましたが、今回もそんな感じなのかなと思いました。
肉眼で夜に見るネオンサインは綺麗ですが、言ってみればそれがIMAXで見る映像に近いもので、非IMAXで見るのは録画した夜のネオンサインの映像をプロジェクターに映してスクリーンで見るような暗さ&粗さになります。普通映画って1回しか見ないので、IMAXと非IMAXを比較する機会が無いので分からないのですよね。
私は上映が終わらないうちにまた見に行きます
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