「映像表現は素晴らしく、迫力もあったが・・。」トロン:アレス moon-yokoさんの映画レビュー(感想・評価)
映像表現は素晴らしく、迫力もあったが・・。
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IMAX 渋滞の昨今。
あっという間に見れなくなるので、いまのうちに IMAX で鑑賞。
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うっすら、初代トロンを覚えている私。
円盤をつかったアクションは懐かしさもあり、砕け散るシーンも、良く作ってる。
今作、バイクを含めた疾走シーンも、とても良く作られており、
VFX もとても、素晴らしい。スケールもでかい。迫力もある。
が・・・。何かが足りない感じがする。
きっと、物語部分なのだと思う。
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初代の時代、プログラムの中に人が投影され、CPU だの、
プログラムに人格があったり、記憶ディスクで戦ったり、
めちゃくちゃ、斬新さがあったと思う。
しかしながら、攻殻機動隊やら、ゲームやら、リアルなサイバー空間、
IT を駆使したシナリオに慣れてる私にとって、今作、あまり斬新さを感じない・・・。
AI エージェントが心を持ち、管理者ユーザーに逆らい、肉体を得て、
特別なプログラムで、人間になる。というのは、少々無理があるような気がした。
また、これもグリフィス (鷹) が受肉して、現世に現れる経験をしているためか、
斬新さを感じない・・・。
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予告をみて、斬新さ、新世代を期待し過ぎてしまったのも、良くなかった気もする。
きっと、お昼や深夜のロードショーぐらい、軽い気持ちでみたら、
もっと面白かったのかもしれない。と感じた。
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