「音楽を信じていると良いことがある」トロン:アレス iwamoogさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽を信じていると良いことがある
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やっぱり、神も兵器も作っているのは人間である。そのような、割とありがちな世界観ではあるが、思いの外ちゃんとドラマをやろうとしていて、うまくいっている。
全面的にトレントレズナーとアッティカロスのトラックが鳴り続けるため、音楽映画/大金を使ったミュージック・ビデオではないか?音楽が緩急を作り、物語が引っ張られあのトロン世界のビジュアルを展開させていく。色々な設定上の無茶はあるが、それらは音楽の力で乗り越えられると信じて作っているかのようだ。
表面的には善玉企業の危機の回避という話でありながら、徐々に人間とは何か?という問いがフェードインして迫り上がってくる。前半全くそんな話してなかっただろ!と思いつつ、音楽への愛を語るジャレッドレトに落涙!
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