「29分🕰️」トロン:アレス 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
29分🕰️
今日(2025/10/11)観ました。
オープニングの時点で、Nine Inch Nailsの大音響と映像のシンクロに圧倒されて鳥肌全開でした🤩
オリジナルのグリッドを作った会社(エンコム社)と、後釜を狙う会社(ディリンジャー社)のデジタルバトル(?)です。プログラミングとか、バーチャルな世界のことがよく分からなくてもなんとなく楽しめると思います(笑)何より音が最高にクールなので、退屈することは無いと思います。
ディリンジャー社が“アレス”を開発するも、デジタルプログラムは現実世界では未だ29分しか持続出来ないことから、ディリンジャー社のジュリアンは、エンコム社の“永続コード”を奪い、社を不動のものにしようと企みます。
エンコム社のイヴは、探し求めていた永久コードを遂に発見するも、程なくジュリアンにバレて大変な目に遭います。
簡単に言うと、イヴ達は永続コードを守り、ジュリアンは、制限時間がある以外はほぼ無敵。プログラムは命令のためなら手段を選ばない。この窮地をイヴ達はどう打開するか、って話です。
中盤以降、80年台のトロンのプログラムにアレスが転送されますが、その場面がなんともレトロでかわいらしく、懐かしいのですが、考えてみると当時(1982年頃)ではそれは最先端のCG技術で、観ているものを圧倒していたでしょう。そう考えるととても感慨深いです🥹開発者のフリン老もしっかり登場します✨🧙♂️
尺は少し長いですが、オープニングから完全に圧倒され、クライマックスからエンドロールまでの流れにもガッツリやられてしまったので、この評価にさせてもらいます。
キャストも魅力的でしたし、リアルな世界でのバイクチェイスはスピード感と緊張感満載。『バーチャルボーイ』的な赤いデジタルワールドも、美しいながらも不気味で面白かったです。
あの終わり方だと続きを期待してしまいますが、どうなる事でしょう🤔個人的には『アバター』の続編よりも、よほど期待してしまいます😅
