「あんまりシャッフルすると解らなくなっちゃう。」シャッフル・フライデー Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
あんまりシャッフルすると解らなくなっちゃう。
9月10日(水)
「シャッフル・フライデー」をユナイテッド・シネマズ浦和で。
2003年制作「フォーチュン・クッキー」の続編だが、もともと「フォーチュン・クッキー」が1976年制作「フリーキーフライデー」のリメイクとの事。どちらも未見。「フリーキーフライデー」は「タクシードライバー」の頃のジョディ・フォスターが主演だって。
前作では再婚しようとする母テス(ジェイミー・リー・カーティス)と高校生の娘アンナ(リンジー・ローハン)が入れ替わる話だったようで、本作中でもその事に触れられているのだが、今回は女性4人がシャッフルで入れ替わるので、誰が誰と入れ替わったのやら最初は脳内で混線が生じる。
前作ではフォーチュン・クッキー食べたのが入れ替わりのきっかけだったようだが、今回はなし。
本作では、シングルマザーのアンナ(リンジー・ローハン)は、サーフィンに夢中な高校生の娘ハーパー(ジュリア・バターズ)に手を焼きながら世話焼きの母テス(ジェイミー・リー・カーティス)に助けてもらい生活している。
ハーパーは、イギリスから来たソリの合わない同級生のリリー(ソフィア・ハモンズ)と大げんかして親は学校に呼出しを食う。学校でリリーのシングルファザー、エリック(マニー・ジャシント)と出会ったアンナは恋に落ち、二人は結婚する事になる。結婚したら娘たちと一緒にロンドンに移住するという二人に娘たちは反発する。
そんな時アンナの家で地震に合うとアンナとハーパー、テスとリリーの体が入れ替わってしまう。
祖母と母の体と入れ替わったロンドンに行きたくない娘二人は、この結婚をさせないように画策して二人協力して行動するのだが、…。
前作にも登場したアンナの元彼のレコード店に行ってヨリを戻させようとするドタバタでレコードジャケットでテスは顔を隠すのだが、ブリトニー・スピアーズ(前作の挿入歌だったらしい)、マドンナ等ジャケ写が顔写真のものばかりでカットか変わる度にジャケットが変わっているのが可笑しい。後ろの壁にはビートルズの「サージャントペッパー」や「アビイ・ロード」のレコードも見える。
ラストのライブで、赤いフェンダーのエレキギターを母娘が入れ替わったままでかき鳴らすのも前作と同じだった。
そして、入れ替わった事により相手の気持ちや親の心情を知る事になり、ハッピーエンドに向かう(ディズニーだもんね)。
前作ではアンナには小さな弟がいたが、弟って結婚式に来てたっけ?
あと、パイ投げは昔からアメリカンコメディの常道だが、あまり派手に食品を無駄にするのはディズニー的によろしくないのでは。(そういう所には忖度しないのか)
「F1」の時にYOUTUBEの関連動画を観まくったが、本作も「フォーチュン・クッキー」関連動画、シーン動画が結構あって、それを見ていたら前作の内容がだいたい把握出来た。(最初から「フォーチュン・クッキー」配信で全部観た方が良かったかな?)
色々な点で「フォーチュン・クッキー」と繋がりが多々あるので、前作を観ておくとより楽しめます。
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