「続編のようでそうではなく。アイデアの再利用」シャッフル・フライデー ヤマッチさんの映画レビュー(感想・評価)
続編のようでそうではなく。アイデアの再利用
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元々は、ジョディ・フォスター主演でテレビ映画として1977年に製作された「フリーキーフライデー」。2003年に「フォーチュンクッキー」としてリメイクされた、親子の入れ替わりモノのです。普通の中学生の女の子と中身がオバサンが入れ替わる騒動何ですが、演技力が一番の肝です。オリジナルはジョディ・フォスターの名演技が話題になりました。リメークでは、ジェイミー・リー・カーティスの弾けた演技が輝いてました。本作は、その続編となってますが、ジェイミー・リー・カーティスとリンジー・ローハンの親子設定が同じだけで後は異なります。今回は4人が入れ替わります。祖母、母、娘にその同級生という複雑な入れ替りです。ジェイミー・リー・カーティスは安定感の弾けぶりです。前半はよくあるドタバタコメディとなっていますが、アメリカ人の感性で笑えるのでしょうが、ハチャメチャ過ぎてドン引きします。そこからは、入れ替りによるハプニングで笑わせようとしますが、微妙です。ただ後半になり、ハートフルコメディという立ち位置になっていきます。互いの立場、考えを入れ替わる事で知ることになります。吉本新喜劇に通じるところがあるかもしれません。しかし、またまた過去作品からの続編という作品。いよいよハリウッド映画のネタ切れは本物かもしれません。
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