「アルジャーノンに花束を ではない」父と僕の終わらない歌 パリン・エルファーゼさんの映画レビュー(感想・評価)
アルジャーノンに花束を ではない
寺尾聰さんはすごい。可愛くてカッコイイ、こんな風に歳を重ねられたらって思う。この映画はそんなカッコイイ寺尾聰さんに浸る映画かな。横須賀の景色と歌が、よくマッチしてて素敵でした。
松坂桃李さん、松坂慶子さんも良かった。こんな暖かい家族の在り方に憧れる。そして、佐藤栞里さんもチャーミングだったなぁ。
シニアの観客が多かったです。いやほとんど。歳を重ね、認知機能が衰えると言うテーマが刺さる世代と言うことでしょうか。そしてそんな方々は、全盛期の寺尾聰さんに憧れた世代なのでしょう。
このお話は実話だそうですね。そして海外作品のリメイク。ただ、映画を見終わって思ったのは、「これ、アルツハイマーのお話じゃなきゃダメなの?」。
「アルジャーノンに花束を」あの切なさを思い出しながら、このテーマは難しいかもなぁと思いました。
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