「三人暮らしのブリジット、数年ぶりに輪を広げる」ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今 どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
三人暮らしのブリジット、数年ぶりに輪を広げる
序盤に Netflixが登場します。前作でハッピーエンドで終わっていたのですが、このシリーズは 不幸なブリジット(レネー・ゼルウィガー)から始まります。
“男を引き寄せる木”の下に落ちていたスマホをロクスター(レオ・ウッドール)に拾われた時、ブリジットの“セフレ求む”の変顔の画面で面白いです。
その後のコンドーム購入時、理科教師のミスター・ウォーラカー(キウェテル・イジョフォー)に見られているシーンで、笑いのツボに入ってしまいました。
恋しているときのブリジットが カワイイし 輝いていて 嬉しいです。
色に拘った演出も良かったです。
ブリジットの姿を見て、いろんな人から「昨夜セックスした?」と、同じ質問をされる場面も笑ってしまいました。
他にも笑えるエピソードが満載ですが、最愛の人マーク・ダーシー(コリン・ファース)が いないからなのか、時々寂しさと悲しさに同情してしまい涙が出ました。
笑ったり泣いたりしながら あっという間に 息子のビリー(カスパー・クノプフ)の ステージの場面でした。
白いフクロウが登場しました。イギリスの名作『ハリーポッター』の世界と繋がっているマルチバースだったのでしょうか⁉ タイムマシンと言えば邦画の『ファーストキス 1ST KISS』(2025年)も彷彿とさせます。
エンドロールを見ながら感傷にふけりました。
ブリジットの奇跡の三度目の出産に期待。
どんな人物でもレネー・ゼルウィガーが演じると 架空の人物とは思えなくなるのが不思議です。