「ブリジットの笑顔が好き」ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
ブリジットの笑顔が好き
過去作は全て観ていない。
それでも楽しめるのか?と思いつつ、予告に惹かれて観ることに。
ブリジットのドジっ子&天然キャラがすごく魅力的、
そして笑顔がなんて素敵なんだろうと率直に感じた。
演じているレネー・ゼルウィガーの演技力のなせる業なのは間違いないが
この作品の世界観や空気感みたいなものを、ブリジットの存在が引っ張っていることを
あらためて確信した。
本作全てに言えることだが、特にブリジットに共感できるのは、
実に等身大で身近に本当にいそうな人物だし(そりゃあ、やや誇張はされているのは当然だが)
会話も下世話だったりして、苦笑してしまうことも度々あったが、
それが現実世界では普通だと思うし(日本の文化ではあり得なさそうだが)
であるがゆえに、共感できるのだと思った。
ブリジットの恋愛模様や仕事への向き合い方もすごく魅力的。等身大的な魅力。
そして亡くした夫を忘れられず想い続けるところも素敵。
それでもブリジットと彼女の子どもたちが、夫(父)への想いを自分の中に取り込んで、
前を向いていくラストには猛烈に感動した。
まずもって、ブリジットの長男ビリーの独唱シーンで涙。
そして、ブリジットのラストシーンで涙。
実に胸にじんわり沁み入る作品だ。
本作しか観ておらずついていけないのでは・・という心配をしていたが、充分に楽しめた。
レネー・ゼルウィガー、好きになった。
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