スーパーマンのレビュー・感想・評価
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素晴らしい!!!!
映画で描かれた中で最も好きなスーパーマンかも。
今まで地べたから眩しく見上げる存在だったのが、
はちゃめちゃに強くてピュアで優しいけど、
悩みもあるし日常的な失敗もしてて、愛らしかったな。
スーパーマンに親近感を抱ける日が来るとは驚きです。
音楽やアクションのメリハリが効いてて良かったし、
時折すごく美しいシーンがあって、
笑えて泣けて、クリプトは当然バカ可愛くて。最高。
そして、世界情勢に絡んだ内容も素晴らしいと思いました。
いつ脚本完成したのか知らないけど、
某国批判に見えるのに書きかえなかったわけだからね。
ハリウッドの大作映画としては結構攻めた内容なのでは?
表立っては立場上言えないんだろうけど、
精一杯のメッセージがこもってたんじゃないかと…。
とにかく、ジェームズ・ガン…DCに来てくれてありがとう…!
シリーズ未見でも最高‼︎
ストーリー、アクション・・・どれをとっても最高でした
スーパーマン系の作品は観たことなかったのですが、ここから新たに始まるという事で予習なしで観に行きました
まずアクションシーンの迫力がありすぎる‼︎
スーパーマンだから空を飛んで戦うシーンが多いけどその空中での戦闘シーンはカメラがめちゃめちゃ動く‼︎
でも酔わないし、スピード感やスーパーマンが受けている風がこっちまで受けているような感覚にまでなるくらい迫力のある映像になっていました‼︎
他のキャラの活躍も見所‼︎
それぞれの個性を活かした闘い方が観てて超面白い‼︎
敵役の体の形を変えられる黒い人の闘い方は手が変形したり、ヴェノムみたいに触手が伸びたりすのが最高‼︎
後ほどまた書こうと思ってますが、肺の中に入って行く所とかはちょっと気持ち悪さもありで良かった‼︎
ストーリーもシンプルで恋愛、家族、クリプトとの絆が盛り込まれててアクションがさらに熱くなった‼︎
終盤のお父さんの言葉が本当に良いですね…
ガーディアンズオブギャラクシーのジェームズガン監督の良さもあったのがさらに良かった‼︎
基本的にはポップなんたけど、その中にちょっと毒がある感じがとても好き‼︎
(ラストの中指が出てくる所や、口の中に黒いのが入って行く所などなど)
それが丁度いい刺激になって作品にさらに楽しく没入して観れる‼︎
またクリプトが大活躍したり、デカい怪獣が出てくる時にリスを助けるシーンがあるのが最高‼︎(デカい怪獣がやられちゃったのはちょっと可哀想だった…)
ジェームズガン監督は愛犬家らしいので生き物を大切にしてるのが伝わってきます
クリプトが可哀想になるシーンがあったけど必要以上に描かずにカットしたそうですね…
映画に不必要なのに動物が痛めつけられるシーンは本当に観ていられないのでカットされて良かったです
これからこの世界がどうなって行くのか楽しみです‼︎
次に公開される予定の映画はスーパーガールらしいです
最後に出てきたのを観ると良いキャラをしていそうなのでとても楽しみです‼︎
ガンの作風にマッチするかどうか
ジェームズ・ガンの作風として本筋とは関係のないところに小ネタを挟んだり、キモカワイイ奇妙なモンスターを出すようなところがある。これまでのガーディアンズやピースメーカーなどは作風にマッチしていて成功した例だろう。しかし、グロテスクな部分を執拗にみせたり、面白おかしくするような部分もある。スーサイド・スクワッドではそれらが少し鼻についた部分でもある。
それらのガンの作風とスーパーマンとはあまりマッチしていないように思える。クリプトが登場するという時点でそれを察するべきだったのかもしれない。
本作はかなりのコメディ寄りだ。スーパーマンがコメディとして扱われるのが悪いわけではないが、ちょくちょく挟まれるネタはストーリーの進行を阻害し、テンポを悪くしている。クラークがこれまで以上に感情が増えたように感じるが、そのためにコメディ色が強くなってしまったのだろうか。
またクリプトという存在が憎くなるほどに彼が登場するシーンはただ犬がじゃれているような全く意味のないものになっている。これは二作目のガーディアンズのベビーグルートと同じで重要な存在でもなく、ただの客寄せパンダである。
これまで何度も作られている作品なだけに冒頭の部分を飛ばしたのは良いのかもしれないが、その割には印象に残るようなストーリーではない。古典的ではあるがスーパーマンが地球にくるところからやっていた方がよくなっていたかもしれない。スナイダー版はそこらへんはまだマシに見える。
評価の良くないスナイダー版だが、本作と共通する点でルーサーの存在感がある。アイゼンバーグのルーサーとホルトのルーサー、どちらも素晴らしく、スーパーマン以上の存在感を出している。
本作を観ている最中でも期待が持てなくなっていたが、ラストでさらに不安になる要素がある。それはスーパーガールだ。スーパーガールの新作が控えているが、本作のラストに登場した彼女は言葉遣いは悪く、言い方は悪いがジャンキーのようだ。彼女の軽さをみると「スーパーガール」もコメディ色が強くなるのではないかと想像する。
ドクター・ストレンジでサム・ライミが好き放題やったようにガンは本作でそれをやった感じだ。
監督の作風が好きなのか作品自体が好きなのかは別の話になる。それがマッチしていれば傑作になるがミスマッチだとただの自己満足だろう。
本作でジェームズ・ガンDCユニバースがスタートする形だが、今後の展開には少々不安要素が付きまといそうだ。
やはり強いスーパーマンが見たかった
見る前からちょっと嫌な予感がしていたのですが、やはりもっと圧倒的に強いスーパーマンが見たかった、、、。
変にヒューマンチックだったり、政治的な要素か入り込むと興醒めです。
理屈抜きで強い、見終わってスカッとするような作品を期待していたので、残念でした、、、
コスチュームも昔風、俳優さんも以前のようにマッチョ感なく。
スーパーマン以外のよくわからないヒーローらしき4人組も唐突感あり、スーパーマンの強さが全く感じられらない内容でした。
🐕ワンワン
4DX3Dにて鑑賞。
犬…。おいしいとこ持って行き過ぎ…?観終わってしばらくはかわいい犬で頭いっぱいでした。
DCU新シリーズ開幕!ということで、今までDCシリーズは全く観てこなかった私にとっては1からDCシリーズを楽しむチャンスだったので、早速観てきました。
映像の迫力が凄い!目まぐるしいアクションシーンはもちろんですが、冒頭の地面から基地(?)がニョキニョキー!って生えるシーンでもう心掴まれました。予告でもあった光るクラゲみたいなモンスターと戦うヒーロー達をバックに抱き合うシーンとか凄くロマンチック💕一緒に戦わんのかーい!は思いましたが(笑)カメラアングルもちょいちょい凝ったシーンがあり、本当に観てて飽きない内容になってます。
音楽も例のスーパーマンのテーマを取り入れながら、この壮大なスケールの作品に相応しいオーケストラで盛り上げます。この映像と音楽の相乗効果が素晴らしく、胸が熱くなるシーンが多くありました。
ストーリーは思ったより人間ドラマを丁寧に描いていて、バトルに終始するのではなく、主人公クラークの「正義」にスポットを当てた作品でもあったのかなぁと思いました。それにしても、人を助けるシーンってなんであんなに感動するんでしょうね。悪いやつやっつけるシーンより地味なのに…。
4DX3Dということでだいぶ酔ってしまいましたが…凄く充実した内容で楽しめました!今後このシリーズがどう展開していくのか、非常に楽しみですね😊
鳥だ‼️飛行機だ‼️スーパーマンだ‼️
やはり今回の「スーパーマン」は良かった‼️リチャード・ドナーの「スーパーマン」にオマージュを捧げたともいうべきスーツ、特にパンツスタイルやジョン・ウィリアムズの名曲をアレンジしたような音楽まで、ドナー作品のファンにはたまらないですね‼️ストーリーとしてはスーパーマンが世界に現れてから3年後、スーパーマンが失ってしまった人類からの信用・信頼と、自らの使命を再確認する姿を描く‼️アクションシーンではKAIJUという巨大モンスターとの戦いや、"ウルトラマン" との戦いは、夢の組み合わせのバトルですよね‼️でもそれ以上に印象深いのは戦闘シーンの最中のスーパーマンの行い‼️女の子を体を張って守ったり、KAIJUの巨大な足から犬を助けたり、崩れる高層ビルから車中の女性を一生懸命守ったり‼️これこそスーパーマン‼️キャスティングも、スーパーマン役のデヴィッド・コレンスウェット、ロイス・レインのレイチェル・ブロズナハン、レックス・ルーサーのニコラス・ホルトまで、いずれもハマり役で魅力的‼️さすがにクリストファー・リーヴやジーン・ハックマンには及ばないけど、頑張っていたと思います‼️愛犬クリプトの活躍もホントに楽しいですね‼️ただいくつか首をひねるシーンがありました‼️まずスーパーマンの両親の映像‼️ウソかホントか分からないけど、スーパーマンに地球の支配を促す映像で、これからの続編で事の真相が明かされるのでしょうか⁉️そしてポータルが出てきたり、ナノテクで改造された女性サイボーグみたいなヴィランが登場するのですが、ポータルやナノテクという言葉を聞くとどうしてもマーベルを連想してしまいます‼️最後にジャスティス・ギャング‼️グリーン・ランタン、ホークガール、ミスターテリフィックの3人はあまり必要性を感じなかった‼️サービス精神は評価しますが、せっかく新生DCUシリーズの第一弾なんだから、今作ではスーパーマンとロイス・レイン、ジミー・オルセンらデイリー・プラネットの人々に注力した方が良かったと思います‼️ただラストに登場したあのお方‼️スーパーマンの従姉妹であるカーラことスーパーガール‼️ほんのチョットの出番だったのに来年公開されるらしい単独作が楽しみで仕方ありません‼️今回のDCUでは今までの映画では観られなかったスーパーマンとスーパーガールの本格的共演が観れそうです‼️「スーパーマン」「冒険篇」「リターンズ」の三部作には及ばないけど、新生DCUの幕開けとしては十分すぎる良作だったと思います‼️これから新たなバットマンやワンダーウーマンも登場してくると思いますので、ホントに楽しみです‼️
DCユニバースの新スーパーマン
スーパーマンは最強格でほぽ無敵ですが、その分弱点も明確化しており、
①クリプトナイトを近づけると弱体化する
②太陽光がエネルギーなので遮断する
③精神は一般男性並なので嫌がらせする
④同じ強さの同郷の人をぶつける
基本的にはこの4パターンでしかピンチになりません
。そのため、前にスーパーマンが登場したジャスティス・リーグでは、スーパーマン対策を取ってない異星人相手には他の仲間がほぼ必要が無いくらいに無双しております
つまりは、ピンチにする構造が限られており、ピンチ以外では他のヒーローと力の格差も大きいことからチームプレイの必要性も低い、非常に扱いの難しいヒーローになると思うのです
それに対して今回の映画です
まず、弱点の①から④を網羅したうえで、⑤両親が実はクズを入れてきた点にまず痺れます。ガーディアン・オブ・ギャラクシーでも監督が使った手ではありますが、品行方正なスーパーマンに一つ深みが出た点が素晴らしい!次回作以降に闘うであろう同郷人との因縁も一つひねりが加わると思うと凄い楽しみです
次に、他のヒーローとの共闘を踏まえた程よい弱体化されてる点に期待が持てます。DCユニバースが今後広まる予定だと聞いてますが、スーパーマンが同一世界にいるとなると、どうしてもこのピンチにスーパーマンどうしてるんだろう?とか考えてしまいますが、程よい弱体化と、作中でひっきりなしに雑魚の襲来がある描写のお陰でちゃんと世界観が壊れずに済むなと思いました
DCユニバースの今後が楽しみです
期待度◎鑑賞後の満足度◎ 青いスーツに赤マントという今の時代ではアナグロでしかないスーパーマンを人間的で等身大のヒーローとして現代に甦らせたのは何よりジェームズ・ガンの話術の巧さが成功の要因。
①スーパーマンでさえコンプライアンスを迫られる今という時代。
(コンプライアンスという言葉さえない時代に成長してきて、何でもかでもコンプライアンスやハラスメントを持ってくる今という時代を少々苦々しく眺めているアナログ世代の私にはなかなかシニカルな視点と思える)
②ハッキリ言って前半はふざけすぎだと思った。
②これまでのスーパーマン映画は、赤ん坊として地球にやって来てから少年期⇒青年期⇒スーパーマン誕生と順を追って描いていたが、本作ではそこをはしょってます。
此れはテンポが良くて宜しいと思った(だってみんな知ってるもん)。
初めてスーパーマンが負けたところから映画がスタートするのも此までのスーパーマン映画やスーパーヒーロー物と一線を引くのには相応しいと思えるし、最早一強が存在しない或いは理想として掲げられない今という時代には合っているとも思えた(此から世の中は良くなる一方と思えた昭和の高度経済成長期に子供時代を過ごした私としては少々寂しいが…)
しかし、その後暫くは欲求不満な展開が続き本作に対しややネガティブな感想に傾いていく。
前半はスーバーマンの“脇の甘さ””普通さ”“弱さ”がこれ迄になく容赦なく描かれる。
(後半に強くなったスーパーマンを見せて盛り上げるという戦術だろうというのがミエミエ)に
ガザ侵攻、そして世界の分断にはっきりとNOを突き立てたジェームズ・ガンの新たな傑作!
ジェームズ・ガンがやるべきこととやりたいことを全て詰め込んだ大名作。
まずキャスティングが素晴らしい!
クラークとロイスはもちろんだが、個人的にはガイ・ガードナーとホークガール、そしてクラークの養父、ジョナサン・ケントの俳優さんがお見事!
スナイダー版の時はケビン・コスナーが演じており、こちらもこちらで良かったが、今回はもっと地に足がついた、どこにでもいそうな田舎のおじいさんが世界的なスーパーヒーローを優しくいたわり、時として人生の指針を示すシーンにただただ号泣。
(疲れ切って眠るクラークの頭に、夫妻がそっと手を添える、あの何気ない1シーンだけで、どれほどクラークが愛されて育ったのかが伝わってくる!!)
また、カル・エルの実の両親が、本当は地球侵略も視野に彼を送り込んでいた……という設定は、ドラマ『ピースメーカー』にあった“毒親からの解放”というテーマが通底しているように感じられた。
一方、作品全体の雰囲気はとにかく明るく、そして希望に満ちたものだったことも特筆したい。
クラークの超人なんだけど、どこかぬぼっとして天然なキャラクターや、切れ者で超敏腕だけど、人に対して切り込みすぎて人と深くつながれない……と悩むロイス、なぜかやたらとモテるジミー……などなど、1作できっちり愛着を抱かせてくれる魅力的なキャラクターばかり。
(ジミーは、ともすればクソ野郎になってもおかしくないところ、彼の時折見せる複雑そうな表情が、素のいいやつ感を醸し出していた)
予告編を見た限りでは、ちょっとキャラクターを出し過ぎじゃないか? 混乱するのでは? と心配だったが、スーパーマン、ジャスティス・ギャング、レックス・ルーサー一味の立ち位置がしっかり色分けされていて、見やすかったのも良かった。
ロイスを単にスーパーマンに助けられるだけのヒロイン、として描かなかったのはもちろん、レックスの恋人役であるイブを、ただ自撮りしまくっているだけの能天気な女子と見せかけて、彼女は彼女でしっかりとした知性とタフさをもって戦っていたという設定にした点も本当に素晴らしかった。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにおけるガモーラやネビュラの扱いを見てもそうだが、ジェームズ・ガンのキャラクターへの愛情は深く、熱い。
スーパーマンのクローンが簡単に作れるなら、何体も作れば良かったんじゃ? とも思ったが、完璧には再現できていなかったところを見ると、実はかなり試行錯誤してウルトラマンを作ったのかな。そして、もしも本当に簡単に作れたとしても、エイリアンを危険視するレックスが必要以上にスーパーマンを増やそうとは考えなかっただろう。
印象的なシーンも数多かったが、スーパーマンの依頼で紛争地帯にあらわれたガイ・ガードナーが、まるでハエを手ではらうような仕草とともに戦車を蹴散らすシーンは痛快。地面から伸びる何本もの緑の腕の中に、はっきりと中指を立てた手が混じっていたのは、明らかに現状行われているガザやウクライナなど、強者が暴力で弱者をしいたげようとすることへの批判だろう。
(全編を通して、スーパーマンを地球への移民として描いていたのも印象的だったし、現実のクソ野郎を映画でぶちのめすという構図には、タランティーノっぽさも感じた)
現実の世界に広がる分断を、本当に世界が引き裂かれているという展開で描いているのも大胆で良かった。
(あんなに簡単に直るものなの? という点は引っかからなくもなかったが、エンドクレジット後の映像でネタにしていたのは笑えた)
どうせ殺せないだろう、と高を括るボラビアの大統領を、ホークガールがさくっと殺してくれたのも良かった。
(スーパーマンにはできないことなので、この辺りもジャスティス・ギャングとの色分けが機能した点だろう)
また、ファンにはうれしい過去作へのオマージュもいくつかあり、スーパーマンとウルトラマンの戦闘を監視するドローンを、次々とクリプトが壊していくシーン。モニターがつぎつぎとシャットダウンしていく様は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.2』の序盤の展開に通じるし、なんといってもスーパーマンがウルトラマンとエンジニアと戦いながら大気圏付近まで上昇していく場面は、MCUの記念すべき第1作『アイアンマン』の終盤を彷彿させた。
思い返してみれば、スーパーヒーローでもなんでもない男の奮闘を描いた名作『スーパー!』、スーパーマンが実は侵略者だったら? という観点で作られた一種のパロディ・ホラー『ブライトバーン』(こちらは製作総指揮として参加)ときて、ついに本家『スーパーマン』を描くにいたったジェームズ・ガン。
本作は、同氏の圧倒的で、そしてちょっぴりいびつでユーモアにあふれた才能はもちろん、すべてのヒーローの原点であるスーパーマンへの思い入れを感じられる作品に仕上がっていた。
過去作を知らなくても十分楽しめるのはもちろん、ロイスとのラブコメ要素もあり、カップルで行くデートムービーとしてもオススメ。
本作の製作においては、プレッシャーも非常に大きかっただろうと思われるが、それをはねのけてしっかりとエンタメ作品に仕上げてくれたことに心から感謝したい!!
あ、あと、お馴染みのスーパーマンのテーマがしっかり使われていたのも最高!!!
人間的なスーパーマン
分かりやすい悪はいない世界で、地球を守るはずが、敵は地球人。国際紛争の中で、スーパーマンの役割が問われる。しかも、SNSという見えない敵もいる。なぜか怪獣が出てくるが、スティッチの巨大版?パロディ?
スーパーマンの敵が大富豪の科学者で、異空間を移動する科学力をもちながら、目的は金儲け? スーパーマンを倒し、地球だけでなく、銀河系も征服できそうなのに、やる事が小さい。アメリカらしいユーモアをはさみ、家族愛や絆を描きながらも、クローンには容赦はない。結局、本当の父母のメッセージは何だったのか分からないが、親のために生きるのではなく、自分の生き方を大切にしろということか?世界観が大きいのか小さいのか?
本作では、スーパーマンよりもスーパードッグの方が活躍したような気がする。ヒーローも多様化している。
エンドロールが長いが、おまけの映像があるので、明るくなるまで席は立たない方がいい。スーパーマンに敵がいる訳が少し理解できる。
リチャード・ドナー作品をリスペクト!
クリストファー・リーヴ主演の「スーパーマンII 冒険篇」以来のスーパーマン映画を劇場で観たので四十数年ぶりの大画面のスーパーマンですね。
前振りは映像ではなく文章で、スーパーマンが負けたという言葉と共に本編が始まり、いきなり血まみれのスーパーマンが北極の氷の上に堕ちてきて犬に助けられる。全編その繰り返しで本作のスーパーマンは負けるシーンが多い。
何故北極に基地があるのかとかどうして地球に来たのかとか地球での生い立ち等々、過去作品をおさらいしておいた方が本作を楽しめると思うけれどジャスティス・ギャングという他のヒーロー集団が出てくるとは思わなかった。
そのヒーロー達は正義の味方だけどスーパーマンの仲間というわけではなく反目しあっているが、クライマックスでは、スーパーマンに感化されて彼らの中でタブーだった国際問題にも手を出すようになる。
まあ彼らは仲間内でも本当に信頼しあっているかは疑問ですがね。
ラスボスのレックスルーサーは自分が知ってたジーン・ハックマンが演じてたそれと違い、若くてスリムでハンサムで本当に憎々しかった。
スーパーマンは手の内を全部知られていて最後の最後まで彼に手を出せないので観ていてかなりストレスを感じた。
前にも述べたけど本作のスーパーマンは弱くて血反吐を吐き、クリプトナイトでしわしわになり、涎を吐き、無精ひげも映される。これはスーパーマンも異星人だけど我々と変わらない人類と同等の生物だということを表してるのか。
結局、クリプトン星の両親が本当に地球を征服しろと言ったのかどうかは明らかにならなかったが、自分の生きる道は自分で決めろという地球の両親の言葉が今後の彼の生きる道になるのでしょうね。
また、自分が知っていたヒロインのロイス・レインって我儘で自己主張が強く、オドオドして何も出来ない人だったけど、本作では本当にカッコ良かった。
最後に、音楽のメロディーラインにジョン・ウイリアムス作曲のものを使っていたこととエンディングは明らかにリチャード・ドナー作品のOPを意識してくれていたのはすごくうれしかった。
続編は作られるのかなぁ....
犬とジミー・オルセンが美味しい役でしたね(笑)
映画ファンならずとも、世界中のある年齢以上の人なら誰でも知っているスーパーマンの生い立ちと新聞社に勤めている現状。過去のスーパーマン映画ではもちろんそこに時間を割き・・・特に1978年公開リチャード・ドナー監督版クリストファー・リーヴ主演のものは、その生い立ちと成長がなかなか楽しかったんだけど、この新しい「スーパーマン」は開始1分で現状までの説明をスーパーで説明し、最初のシーンはスーパーマンが戦いに負けて南極まで逃げ帰って氷の上で倒れ、それを「主役」?のスーパードッグが助けに来て(本人は単純にじゃれているんだけど)スーパーマンの秘密基地まで引っ張って連れ帰るという、めちゃ「つかみはOK」のオープニング。
すでにレックス・ルーサーと戦っていて、ロイス・レインとは恋仲であり、本編上映の2時間が無駄なことなく「現在」のお話に集中しているというスピーディかつ濃厚な作品です。
冒頭の説明スーパーですでに300年前から宇宙からの超人たちが地球にいるということになっているので、超人3人組の登場にも驚かせることはありません。
で、ジミー・オルセンが実はスーパードッグに次いで主役であるということ。めちゃご都合主義で潔ささえ感じます。
最後にカメオ出演していた「彼女」の作品も撮影中とか(笑)
タイトルなし(ネタバレ)
送られた目的はなんであれ、自分自身の心と行いによって人はヒーローになるんだということを強く強調したメッセージで良かった。
さすがはジェームズガン、多くのキャラを魅力的に魅せるのが上手い。
ユーモア、アクション、メッセージのどれもが高いレベルにある良作
超有名な、というか使い尽くされた題材を映画にするとき、メリット、デメリットの両者があると思うが、監督はメリットを十分に活かす。
最近のスパイダーマン、バットマンのようにヒーロー誕生のくだりをカットするのは正解。「3」という数字で語るオープニングも個人的には好きなポイント。
スーパーマンって誰?とかその故郷は?とか、弱点がピンとこないとか、最後に出てきた同じ服装の女の子は誰?とか、テレビに出てきたマスク男(ピースメーカー)は誰?とかハードルがいくつかあるのでそこで脱落する人もいると思うが、そこはやむ無しでしょう。
というか近年のヒーロー映画に求められる「知識の前提条件」「予習」に比べると圧倒的に優しいわけで。
説明的な時間をなくしているところは上映時間の短縮にもつながって好感度UP。
映画の中に常にぶっこまれるユーモアも素晴らしい。
クリプトとか微妙にディスられるグリーンランタンとか、スーパーマンの正体という個人情報がダダ洩れとか、ロイスとの関係も周知事項とか、思ったよりは上品な形で笑いがあって、安心して見ていられる。
ルーサーを最後、ぶちのめしたいけど、それをスーパーマンがやっちゃうと角が立つところを、クリプトが代わりにやってくれたのも落としどころとして絶妙だなと感心。
アクションはとてつもなく目新しいものがあったわけではないが、飛行シーンは観ていて気持ちいい。
そして、この映画で一番好きだったのは、生みの親によるスーパーマンの真の「役目」がフェイクではなかったこと。そして育ての親によって、「役目」が否定されたこと。最後に流れる映像が生みの親ではなく、育ての親とのシーンに変わったこと。
ただのユーモア&アクションではない、この映画の素晴らしさが伝わりました。
無難です
お馴染みの故郷の爆発シーンや少年時代を思い切ってカットしたのは英断だと思う。
まあ、皆マン・オブ・スティールで観たからかな?新章DCの一発目ですが面白かったです。
グリーンランタンがでてくるのは多少違和感ありか。
これまでのスーパーマンの中で多分1番弱く描かれているが1番人間らしかった。
そして犬のクリプト
預かっていることが、わかるが、本当の飼い主がまさかのスーパーガール!
ラストで少しカメオ出演!
これが1番ビックリした。
さあこれからワンダーウーマンやバットマン、新し
いメタヒューマン(バットは違うか)がからんできてどうなるか
このスーパーマンめっちゃ好き
冒頭から地に落ちるスーパーマン、完全無欠なヒーローの新しい作品が初っ端から敗北して弱々しい姿を観客にみせる。これは完全無欠なヒーロー映画ではなくて、完全無欠なヒーローに成っていく映画
我々と同じく傷つき倒れ立ち上がり自身の道に迷う姿は等身大のスーパーマンで、私はスーパーマンがどこか身近に感じた
スーパーマンの他にも個性的なヒーロー達が現れる、当初はスーパーマンだけを描いて欲しいと感じたが、その心配はなく、それぞれのキャラが面白くそれでいてスーパーマンの物語を邪魔しない作品を盛り上げてくれる大切な存在だった
後半、スーパーマンの育ての父親が示した何者かになるのはお前次第という様なセリフは現代を生きる我々にも刺さる言葉じゃないかと思う
実の両親の動画が世間に出回りスーパーマンの評判は地に落ちるも、人々が危機に瀕してスーパーマンを求める姿に人間の浅ましさが現れてて面白かったし、それでも人を助けるスーパーマンの姿は格好良かった
ビルが倒壊し土煙から姿を現す姿は神々しく正しく救世主のようで素晴らしい
最後のヒロインとふわふわと浮きながらキスするシーンもベタだけど自分もスーパーマンだったらやるなと思ってニヤニヤしてしまった
だらだら書いてしまったが、未熟で熱意だけが先行しているスーパーマンが人を信じ、人を助けて本当のスーパーマンになる成長過程を映画で描いてくれたのが個人的に本当に嬉しかった、他のスーパーマン作品はあまり好みではなかったが、この新しく帰ってきたスーパーマンの作品はずっと追い続けたいと思う
最後に、スーパーガールめっちゃ可愛い!なんかめっちゃ遊んでる奔放な女の子って感じがめっちゃ好き!しかもこのご時世にちゃんとスカートで可愛い!
新たなスーパーマンの伝説が始まる!
ジェームズ・ガン主導のDCユニバースが本格的に動き出す。DCと言えば先ずこの作品、最もメジャーなスーパーマンの登場です。
スーパーマンと言えば、幼い頃からよく知ってる作品。テレビで見た記憶はあるんですが、内容は全く覚えてません。アニメもあったかな。
そんな中で、本格的にスーパーマンを認識したのは、やっぱりクリストファー・リーヴですね~。
イケメンマッチョの正統派ヒーロー物語!大いに悩んで、弱点を克服し、メチャクチャ強いヒーローを魅せてくれます。
一作目から衝撃的な展開だったけど、それを覆す結末に大いに興奮した覚えがあります。
ザック・スナイダーの「マン・オブ・スティール」も良かったですね~。コスチュームからして、今までのスーパーマンのイメージをぶち壊す斬新さ。それから、衝撃的な展開にDCヒーローの揃い踏み。いや〜、楽しませてもらいました。
そして、満を持しての本作品。
エンターテイメントでありながら、全く違う新たなスーパーマンを見せてくれます。
いきなりの敗北から始まって、スーパードックの登場。グリーン・ランタンとか、他のDCヒーローも入り乱れての大乱戦。ホンっと見どころ満載。
それから、音楽も良かったな〜。
懐かしのあのフレーズが、チラホラ聞こえてきてワクワクしちゃいます。
【ネタバレ】
ジェームズ・ガン主導と言うことで、陽気なヒーローものを想像してたんですが、かなりハードで惹きつけられる作品でした。
レックス・ルーサーの卑劣な策にドンドン追い詰められていくスーパーマン。これほどのピンチがあっただろうか。
つい先日見た「でっちあげ」を彷彿させるルーサーの情報操作。ヒーローが悪者に仕立て上げられていく恐怖。いや〜、ホンっと見応え十分にイライラしちゃいました。
また、最初の敗北にしても、闘う相手がウルトラマン?(お馴染みのヒーローとは全く別人ですが)ルーサーの指示通りに戦うメチャクチャ強い相手に、スーパーマンがフルボッコにされるんだけど、実はスーパーマンのクローンだったという驚きに併せて、異次元空間を牢屋に使うなんて、ルーサーどんだけ天才なんだと、ただただビックリ!
ホンっと、見どころ満載でメチャクチャ楽しめた一本でした。ただ、スーパードック、クリプトのバカっぷりはかなりウザかったかな。
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