スーパーマンのレビュー・感想・評価
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スーパーマンも1人の人間、迷いながら正解を探す。
信念も砕かれ、親身もボロボロであった1人の男が仲間と共に立ち上がる物語。スーパーマンも1人の人間で、迷って、自分の良心に従って正解を探している。生みの親からの伝言が侵略であっても、彼は人々を救うことを選んだ。
題目はスーパーマンであるが、終始敵を圧倒しているような描写はなく、苦闘している印象だった。ただ、それがたまらなくかっこよかった。あとクリプトがずっと可愛い。私は今年だったら1番あげたいくらい刺さりました。
やっぱり市民の声でかけつけるヒーローは最高です。
空だって飛べる
またまたリーブトなアメコミ。スーパーマンをジェームズ・ガン監督が⁉️ガーディアンシリーズにスーパー❗️スクワッドが好きなのて期待したら…。
めちゃくちゃ面白い❗️
人間味ありまくるスーパーマンに敵はレックス・ルーサー❗️
反トランプなガン監督だからか現実味もあり、邪悪で天才なイーロン・マスクを思わせるヴィランに❗️
パレスチナ人虐殺にも現実では…。
グリーンランタンは映画で見たぐらいだけど、そう言えばいたなー
ワンチャンが大活躍にスーパーマン以外にもデイリープラネットの仲間や宇宙人❓も協力し大団円❗️
次回作も楽しみ❗️
ガンのスーパーマン!以上!いや、犬映画でもあるか。
楽しかったー!久々に映画自体が良過ぎて泣けたわ。この世界にスーパーマンいたら速攻であそこやあそこのゴタゴタをバーンと終わらさせてくれるんだろなー。現実世界がスーパーマンを、スーパヒーローを求めてる。というか、そんなフィクションの中のチートキャラくらいしか、現実のクソッタレな状況を変えられないという、詰み気味の世界にいる我々。映画は最高だったのにそんなゲンジツがノイズになり心の底から最高を享受できた無かったわ。映画の中では予想してた展開と違いましたが、気持ち良くジェノサイドをぶち壊してくれてましたね。中指立てて戦車をひっくり返すとか、最高かよ。それから、わんちゃん!笑 ばか犬!笑 最高過ぎて泣けたわ。やっぱり良いぞ!ジェームズガン!アンタはやっぱり最高だ!
追記
もう一度観たい衝動は御し難く、また、チケットを取ろうとスケジュールを見ると...。国民的アニメ鬼退治物語が始まって映画館の巨大スクリーンは占拠。IMAXが埋め尽くされてるー😭面白いし、好きだよ。何なら観に行くよ。でも、せめて半分くらいはスーパーマンに譲ってくださいよー。鬼退治も大事だけども、今の世の中、ヒーローが必要でしょう。頼みますよー。皆んな、スーパーマンをもっと推してこうぜ。多分、速攻で押し出されますけど。いや、もう押し出され切ってるか😭隙間に入ったスーパーマンを観るしかないっすね。
こんな弱いスーパーマンて
いきなり、人間の作った機械に負けて始まるスーパーマンて一体どこが「スーパー」なのか?
結局エレメントの前では手も足もでなかった。
にしても、エレメントは自分で子供助けられたんじゃない?
悪役がもう少し重みのある人ならなぁ
クリストファー・リーブのスーパーマンの印象が強く、その後、制作された映画に関して物足りなかったのですが、今回は結構見ごたえがありましたね。今のアメリカを中心とする国際情勢を反映した感じのストーリーとか、スーパーマンが怪物と戦っているのに、すぐそばでスマホでの撮影をやめない野次馬とか、スーパーマン自体は非現実なことですが、彼が活躍する環境に、現状を皮肉っている感じがありますね。一番笑ったのは、レックス・ルーサーの指示で嘘の情報を拡散しているのがサルという設定。
スーパーマンは赤ん坊の時に隕石に乗ってやってきて、そのまま地球で育った訳ですけど、それを正式な手続きをとっていない不法移民みたいな見方をしているのが、興味深かったですね。悪役が、世の中のため、みたいなことを言って、結局自身の金儲けが目的だとかも。
クリストファー・リーブのスーパーマンの時のレックス・ルーサーは、ジーン・ハックマン。今回のは四千頭身の都築みたいな感じで、彼がレックス・ルーサーだと認識するまで、少し時間がかかりました。もう少し、重みのある人の方がよかったかな。
映画館の横の壁にも投影されるScreenXで見たんですが、映画館の正面のスクリーンがシネスコサイズなのに、作品の画面がビスタサイズだったために、正面スクリーンの映像と、左右の映像が一体化されておらず、それが残念でした。
正義と真実のため日夜戦い続けるスーパーマン
7月15日(火)
金曜日から「鬼滅の刃」が始まると、新宿などは1日40回回し!になるらしい。当然、他作品の上映は削られ、IMAX上映ももろに影響を受ける。
IMAX上映をやっているうちにユナイテッドシネマ浦和で「スーパーマン」をIMAXで。
小学生の頃、モノクロのTVシリーズ「スーパーマン」を見ていた。そのオープニングは、
弾(たま)よりも早く、
力は機関車よりも強く、
高いビルディングもひとっ飛び、
「鳥だ!」「ロケットよ!」「スーパーマン!」
そうですスーパーマンです。
彼はクラーク・ケントと名乗り、
デイリー・プラネットの記者として正義と真実のため日夜戦い続けているのです。
元は飛行機のようだが、日本語ではより速いイメージのロケットになっていた。
白黒のテレビでいつも見ていた。途中からカラー化されたようだが、我が家のテレビは白黒のままだった。
6年間スーパーマンを演じたジョージ・リーヴスは、スーパーマンのイメージが強すぎて他の役のオファーがなく、45歳で銃で自死してしまった。
そして1978年に映画化されたのがクリストファー・リーヴ版の「スーパーマン」である。そして2013年の「マン・オブ・スティール」となる。(「スーパーマン リターンズ」は未見)
そういうステップを踏んで「スーパーマン」を観て来たものとしては、
・クラーク・ケントがスーパーマンの記事を独占的に書いている?
・ロイス・レーンがクラーク・ケントはスーパーマンである事を知っている。
・他の超人が多数登場する。
・訳の判らない怪獣が出て来る。
等々が納得がいかない。
ジェームズ・ガンは、ウルトラマンや怪獣が大好きらしいが、この出し方はないだろう。
説明を省いて、戦いに敗れた3分後から始まるので、初めてスーパーマンを見た観客には判るのかな?クリプトナイトなんて意味不明では?
スティッチみたいな生き物を放したら、いつの間にか巨大化してるし、あのウルトラマンはなんだ?
他の超人たちに依存しているスーパーマンっていうのも何だかなぁ。
良かったのは、犬のクリプト。1984年のヘレン・スレイター版「スーパーガール」に犬が出ていたかは忘れたが、新作には登場するようだ。
このクリプト、ジェームズ・ガンの愛犬オズ(小津安二郎から取った)をモデルにCG合成したようで、毛色は違うが動きはトレースされているとの事。
全米公開興収第1位で大ヒットしているようなのでシリーズ化されるのだろうが、スーパーマンが単独で正義と真実のために戦う物語を見せて欲しいものだ。
またメインテーマはジョン・ウイリアムスでお願いします。
エンタメとして星4 話は星3
友達や恋人と観に行くのにちょうどいい映画。
悪と正義が分かりやすく、ドンパチの見せ場もあり、エログロもなく深刻過ぎずハッピーエンド。
Tの人が作中で唯一落ち着いた人で好きだった。超人3人グループはキャラ立ちしてて面白い。
本当はスーパーマンにフォーカスして、次の作品あたりでワチャワチャやって欲しかったけど、この監督は1人の人間の苦悩や孤独、正義の在り方をしっかり書く力量はあまりなさそう。
大人数出さないと話をもっていけないんだと思う。
でかい怪獣は明らかにウルトラマンから出してきたみたいで、戦闘は面白かったけど、日本の映画がパクられた感が強くてちょっと引っかかった。
ワルモンの彼女は自撮り好きの典型的なブロンドバカ女にされていて、ここまできたらバカなフリしたスパイにすれば良かったかんじがする。
ワルモノが最後に涙するのは疑問が残った。今までの性格と一致しない。
というか、悪の天才科学者のキャラをもっと練ったほうがいい。頭が良い設定なんだから、自分なりの科学の正義としての軸があるはず。
人気者に嫉妬するだけの動機だと天才なのにバカっぽくてしっくりこない。承認欲求が強い恋人のバカ女と大差ない。
全体的に登場人物が一面的過ぎるかも。もっと人間って複雑なはず。
腕力ではなく頭脳をつかうのだ、という決めゼリフで犬を使ってピンチを脱するのは、ウーン、薄い!笑
それは頭脳戦?というものではないのでは…
それから最後に従兄弟のスーパーガール出してくるのはありえんと思った。
物語の主軸である、圧倒的孤独感の上で善性を貫くというスーパーマンのキャラクターが台無しではないですか?!
スーパーガール出すなら、スーパーマンはいとこの存在を知らず、初めて会ったというふうにしないと変だろ。
色々引っかかる点が多くてグダグダ書いたけど、エンタメとしては十分楽しかったので見て良かった。
戦闘シーンは迫力あるし、主人公がイケメン黒髪の筋肉男でかっこいい。素直で善性な主人公は魅力的だった。(最近の皮肉系主人公は疲れる)
梅干し食べて、スッパマン‼
字幕版を観た1週間後に、吹替版を観た(「鬼滅の刃」があまりにも混雑しているので、やや消極的選択)。
アメリカ映画は、良くも悪くもその時代のアメリカを映そうとする。
遠く離れた日本から見ると、現在のトランプ時代のアメリカとは他者(外国人)を排除し、フェイク情報に粉飾された時代と言える。しかしそれは今の日本も似たような姿をしている(先の参議院選挙はそれを暗示していないか?)。
他国の紛争に積極的に出向くスーパーマンの姿は、現実のアメリカ・ファーストに異義申し立てしているということか。
フェイク情報に惑わされてスーパーマンを非難する民衆の姿こそ現実のアメリカだと監督(兼脚本)は言っているのだろう。
本作でのスーパーマンは異星人というよりも外国人という目線で描かれており、それは現実とのリンクを目指す制作陣の意図する所だろう。
ジョン・フォードの時代から多くのアメリカ映画は故郷(ホーム)に帰ることを主題として描いて来た。冒頭で敗北したスーパーマンは愛犬クリプト(預かっていることは最後で分かる)に「Take me home」と告げる。しかしスーパーマンには帰るべき故郷(星)はない。一時的な基地に彼は戻り、傷ついた体を癒すのだ。
「人はアメリカ人に生まれるのではない。アメリカ人になるのだ。」
アメリカ映画が長らくかつ誇らしく描いて来たこの大原則が反故にされようとするこの時代に、ファンファーレが高らかに鳴って、スーパーマンは1人のアメリカ人として奮闘する。しかし今の彼には仲間がいる。決して孤軍奮闘ではない。連帯することで希望の光を見ようとしている。
本作を観る価値があるとすれば、現在の不寛容な時代を生きる我々にこそあると言える。
映画のなかで、スーパーマンの名前を口にしながら「S」マークの旗を立てんとする紛争地の少年らの姿がある。硫黄島の摺鉢山でのアメリカ国旗を立てる兵士の写真を意識した一場面だろうが、今の世界状況下ではアメリカは求められていないというメッセージなのだろう。
ここから余談。
不寛容といえば「イントレランス」だ。グリフィスの大作であり、サイレント映画時代を代表するこの作品。元々8時間に及ぶ超大作として予定され、やむを得ずカットして3時間にして公開されたという問題作。
不寛容さが跋扈するこの時代に是非こそ映画館で再び観たいと願う。久しぶりの再会にリリアン・ギッシュは微笑んでくれるだろうか。
スーパーマン詐欺。
何もかもが雑。
取って付けただけのストーリー。
緊迫感が全く無い笑えないコメディ映画。
結局最新のVFXに甘えてるだけの作品。
観客がスーパーマンの話を知っている前提の作りで
描写が疎か過ぎる。
全編がほぼスーパーマンで、正体を知られていない
クラーク・ケントが出て来ないのでメリハリに欠ける。
何故か惨事が起きようとしている状況で人々が逃げなくて、
執拗にって云ったら可笑しいがスーパーマンが助けるシーンが
やたら多いのでウンザリする。
自分はアベンジャーズとかジャスティスリーグの、ごった煮
みたいな作品は焦点が定まらず嫌いなので、その点もガッカリ。
ドラマのスーパーマンとかコミックは読んだこと無いが犬は
有名な存在なのだろうか、確かに可愛いが駄犬なので、登場過多で
話が余計にユルく成った様に感じる。
なんか全編を通して「スーパーマン」と云う作品を
小馬鹿にしている様にしか感じない作品だった。
なかなかクリストファー・リーブを超えるというか
並ぶ作品が出て来ないので残念・・・
納得がいかない。…どころの話ではない!
正直、「違う…」と思った。本棚ひとつ丸々アメコミで、それもほとんどDCだけど、「コレジャナイ」感が強かった。本国でも日本でもヒットしているらしいが、リチャード・ドナー版から入って、ザック・スナイダー版に喝采を送った自分としては、今後のDCUの展開は、あまり期待出来ない。
ジェームス・ガン監督は、「オリジンは不要」と言うが、言ってみれば桃太郎の、「どんぶらこっこ」は描かない、と言うことになる。また、「これは移民の話」とも言っていたが、これは狭いようで広く、政治的な意味合いさえ帯びてくる。そんな前知識の上で観たが、危惧した通りの結果だった。
スーパーマンを弱くしたのは、解釈としてアリだと思うが、犬のクリプトにしろ「ジャスティス・ギャング」の面々にしろ、日本には馴染みのないキャラクターが多すぎる(ファンの私は知ってたけど、一般の日本人は知らないだろう)。展開もアクションも先が読めてしまって、スナイダー版の空中戦のような、ワクワクする感じはなかった。
有名な(少なくともアメリカでは有名な)オリジンを省いた為か、(いきなりスーパーマンが、「正義の味方」として出てくるなど)キャラクターに深みがなく、すっかり「アベンジャーズ化」してしまった。同じアメコミの映画化でも、作りまで同じような作品を、観たいとは思わない。
つくづく、「スナイダー版の続きが見たかったな」と思った。重い作品で、評判は良くはなかったけれど、アベンジャーズに対するあのアプローチはありだった、と思う。
今後のユニバースは展開していくらしいが、続きを観るかは、作品を見て考えたい。
まあ、好きずきですが。
追記。作品の内容について。ネタバレあり。
いちばん嫌だったのは、訳の分からない、軽々な設定が、次から次へと出ること。やれ、「この川に落ちると、ブラックホールに呑みこまれる!」だの、「カレはお前のクローンだ!」だのと…SFファンタジーなので、何でもありでいいのかも知れないが、あんまり多すぎて白けてしまった。
後半、レックス・ルーサーに、説教する場面に至っては、我慢していたトイレに駆け込んだ。戻ってきたら、ほぼ映画は終わっていたけれど、別に口惜しくもなんともなかった。
「陽気に映画を楽しみたい」と言う方にはいいかも知れない。アベンジャーズが良かった、と言う方にはもっといい。キャラクターを真面目に深く読み過ぎて、結果的に重くなった、と言うのが嫌いなら更にいい。
娯楽性を追求した結果定番になっていると思う。定番は別に悪くはないが、同じような“ハリウッド色”…否、“マーベル色”…(否、ディズニー色?)に、DCも取り込まれてしまった、そんな気がした。
評価はおおむね好意的のようだが、少ないながらも「つまらない!」と言う人もいることを、忘れないで欲しい。
…まあ、好きずきですが。
時間が経つうちに、また腹が立ってきたので、更に追記。重箱の隅をつつかせてもらう。
まずはじめに、「メタヒューマンがいっぱいいる世界」と字幕が入る。この時点でもう?である。じゃあ、「ただの金持ち」であるバットマン(このセリフ、スナイダー版にあったね)や、弓が上手いだけの、普通の人間であるグリーンアローは、お呼びでない、というわけね。
半殺しになったスーパーマンを、犬のクリプトが助けに来る。この犬、モデルはガン監督の飼い犬だという。それって、作品の私物化、と言えなくもないんじゃない?
国境を超えて助けに行くクラークを、ロイスが問い詰める。超人であるスーパーマンに、外国から「助けて!」と言われてるんだから、助けに行くのは当然。ロイスの狭量さを感じた。
戦闘中にリスを助けるスーパーマン。優しいのはわかるけど、ビルの下敷きになりそうな人々を、助けるのが先じゃない?じゃあアンタは、ビルの下敷きになったアリの巣も、守ろうとするのかい?スーパーマンなら、倒れてくるビルを支えるくらいのことは出来そうなものだよ。
命の危険が迫っているのに、夢中で携帯で写真を撮ろうとする人々。命の危険だよ?逃げる方が先なのが当たり前じゃないの?
化け物が来ても、不貞腐れて助けに行かない、そんなスーパーマンは見たくないよ。
ルーサーが作った別世界も、説明がなさすぎて、都合よく作ったとしか思えない。
クリプトンの両親をただの俗物にした理由もよく分からない。スーパーマンが正義を守るために目覚める、というのがやりたかったんだろうけど、この設定は、後で無理が来るのが見えている。「クリプトンは滅び、我々もそれに従うけれど、息子だけは守りたい!」という、悲壮な覚悟ではなかったのか?あの俗物ぶりなら、「3人で地球に行って、征服してやろうぜ!」とか言いかねない。
強いから、でなく、底抜けの善人だから、というのが、真のスーパーマンの魅力、という解釈なのだろう。それはわかる。多くのアメコミ作者が、そのように書いている。ただ、本当の優しさを描くなら、例えば、木に登って降りられなくなった子猫を、そっと掬い上げるとか、脱線しそうな列車のために、自分が線路になる、といった方が、優しさは伝わるし、スマートでもある。コレ、ドナー版のワンシーンです。
挙げ句の果てに、ルーサーに向かって、「俺は、間違いも犯す、人間なんだ!」とのたまう。これは逃げ向上。アンタが失敗したら、死人が出るんだよ?その責任、ホントに分かって言ってるのかい?そもそも君は人間じゃない、他の星から来た異星人ですよ?
スーパーガールが帰還して、「あの子は赤い太陽の下で、酒をかっくらっていたのだよ」という。赤い太陽の下なら、スーパーパワーは失われるからなのだが、この設定、みんな大前提として、知っている、とでも思っているのかな?太陽系の中心であるイエローサンの下では、スーパーパワーを発揮できるけれど、クリプトンと同じレッドサンの下では、ただの人になってしまう。この設定に対し、もう少し言及があってもよかったんじゃないかな?
良かった点。この後の、お転婆で、酒好きスーパーガールの登場は面白く見られた。コレは新解釈で、結構面白そう、と思ってしまった。ガン監督のDCUに興味はないけれど、来年の「スーパーガール」は見に行こうと思う。
思いきり揚げ足を取ってしまったが、一貫性のない、論理的にスジが通っていないと、訳がわからなくなってしまう。まあ、お祭り騒ぎが好きな方は、それでいいのかもしれない。
…まあ、好きずきですが。
期待しすぎたか?
待ちわびたスーパーマンだったが、どうしても過去作品と比べてしまう。スーパーマンのスーツが以前の青色になったのは監督の自由だろうが、レックス・ルーサーの狡猾なところが出ていない。SNSを気にするスーパーマンも人間(?)だ的なところは現代に沿っているのかもしれないが、クリプト(犬)はスピンオフで出せばいいのでは?全体にワクワク感、ドキドキ感が少ない。厳しい評価をされている方もおられるが、採点が結構高めなのは、スーパーマンが好きなんでしょうね。
新たなスーパーマン現ると思えば
賛否両論ありますが、過去の映画と切り離して見たらなかなかだと思いました。
確かに育ての父親が入社後も生きていたとか、多少違和感も感じましたが、過去の映画とは違う新しいスーパーマンとして考えれば、それなりに良かったと思います。
ただあの怪獣はどうなんですかね、あまり必要だとは思えませんが。
後ルーサーがいきなりハイテンションで登場した時には「こいつ、何?」と言う感じで、天才的犯罪者感ゼロでがっかりでした。
怪獣出現をカットして、もうちょっとルーサー掘り下げてから登場させた方が良かったかな。
過去の映画をまったく知らない人向けとしたならいい1本じゃないですか。
チョコプラ長田がヒーローとして登場
ジェームズ・ガン色が強すぎて[アメコミのスーパーヒーロー、スーパーマンの映画]では無く[スーパーマンを使ったガンが好き放題やってる映画]だった。
惑星クリプトから地球に送られ→地球人夫婦に拾われ成長→スーパーマンとして活動しながら新聞記者として働くまでを描かずサラっと説明だけで終わらす所は良い。
今更、幼少期から見させられてもスーパーマンとして覚醒するまではバトルシーンも無くテンポも遅くなるだろうからね。
前シリーズまでのスナイダー版スーパーマンは無敵過ぎたがガン版のスーパーマンはちゃんと敗北するしボコボコにされるし完全無欠のヒーローじゃ無いところが良い
劇中登場する他ヒーローもガン色が強くてハチャメチャ感があるけどグリーン・ランタンがチョコプラの長田に見えて仕方が無かった
次はパリピギャルのスーパーガールの活躍が楽しみ
未熟な『僕ら』のスーパーマン
新生DCUの劇場映画一作目となる本作。レビューを書き始めるとDC映画のこれまでの歴史から語ってしまうオタクなので投稿に苦戦してしまった。本編に倣い、思い切って割愛する。
映画は最高。スーパーマンは『最強の超人だけどピュアで善人』。ヘンリー・カヴィルのクールで完璧すぎるイメージも良かったが、今作--デヴィット・コンスレットの若く、未熟さを感じるバージョンも良い。赤いパンツも、ダサくて滑稽というより一種温かみのあるデザインとして落ち着いているように感じられた。
ストーリーとアクションのバランスだが、今作は結構アクション多め。監督のジェームズ・ガンはインタビューにて『スーパーマンやバットマンのオリジンは描かない。他のみんながやっていてお決まりになっているし、観たくないからね』というような発言をしていたと思うが、逆に言えばこの映画は『観たい』というようなシーンでできている。
『スーパーマンと巨大怪獣が激突!? そんなん観たいじゃん!』
みたいなノリ。ロイスとの痴話喧嘩もあるが、くどくない適度に抑えられている。ここからDC映画に入る層もいれば、子供が観ることだってある。スーパーマンの人間としての弱さを描くのと同じくらい、単純なアクションに振っている感じだ。アクションは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』流というか、軽快なロックと迫力あるカメラ回しで楽しく観られる。
確かにザック・スナイダー版のような重厚なドラマではないが、今作を観た子供が20年後くらいに『昔観たスーパーマンの映画で、話は覚えてないんだけどスーパーマンが怪獣と戦いつつ女の子とかリスとか助けるシーンが格好良かった』とか言ってくれれば、ジェームズ・ガンの、ヒーロー映画の大勝利なのだ。
ヒーロー・チームはスーパーマン、グリーンランタン、ミスター・テリフィックそれぞれの考え方やスタイルをうまく使い分けているが、ホークガールは少し地味な印象。ただし悪役の始末をきっぱり決断するシーンなどがスーパーマンとの違いとしてはっきり出ている(侵略戦争を止めるのはルーサー(アメリカ)が示唆した不当な戦争だから、で筋が通るかもしれないけど、一国の元首を殺してしまうのはさすがに問題なのでは? 後の伏線なのかな)。一方、個人的にはクリプト(スーパー・ドッグ)が少しノイズに感じた。可愛いし犬は好きだが、少しじゃれているシーンが長すぎた気もする。
そのほかのキャラも魅力的で、ディリー・プラネットのチーフですらもっと彼のことを知りたくなったほど。
しかし最後にルーサーが涙を流したのは意外だった。アドリブだったのか、と思うくらい唐突だったが、もしかしたら心が折れたというか、人間としての弱い部分が表れたのかもしれない。その後彼が話すことはないので真意はわからないが、後の再登場につながるシーンであることは間違いないと思う。
スキンヘッドが似合いすぎるニコラス・ホルトがまたスクリーンで観られることを楽しみにしている。
本作に関するレビューは様々、いくつか読んでみたがクリストファー・リーヴ版の根強い人気を感じた。あの作品も名作だが、今作とは製作の前提も社会状況も異なる。『今』作られるべき『私たち』のヒーローとして、デヴィット・コンスレット版もけっして見劣りしていないと思う。
ところで、『ブルービートル』は本当にDCUから外れちゃうんですかね? 良い映画なのに……。
全てはルーサーの恐怖と嫉妬から
バカ犬がノイズだとか、ルーサーはあんだけテクノロジーがあるなら先に世界征服しろとか色々言われていて不安な気持ちで見に行ったけど概ね満足して楽しめました。
正直ルーサーのスーパーマンを分析した戦術を打ち破るのは無理で、まさしくノイズであるであるバカ犬クリプトの乱入か必要だった。
ルーサーの行動も
「独裁者と組んでレアメタルや石油やら埋まっている隣の貧乏な国を手に入れる」
ために邪魔なスーパーマンを排除するのではなく、逆にスーパーマンが怖くて憎くてなんとしても殺したいから
「スーパーマンが介入してくる事件を起こし」
「情報操作で徹底的に貶めて」
「国家公認でぶちのめして捕まえてから無様に殺す」
計画を立てたのが最後の対決シーンの言い合いで分かる。
どこでもドアみたいなポータルや異次元空間の牢獄(コントロールミスるとブラックホールが地球を飲み込む危険あり)作ったり、スーパーマンのクローン作ったり巨大怪獣作ったのも全てはスーパーマンを殺すため。
……たぶん自分と同じ「過剰な怪物(ルーサーは知性、スーパーマンは肉体)」なのにヒーローとして持て囃されるスーパーマンへの嫉妬が全ての始まりだったんだろう。
Mr.テリフィックが意外と熱いキャラで活躍シーンが良いのと、自作の飛行メカの格納庫が「お金が足りなくて」普通の巻き上げシャッターだったり、最後のおまけシーンで地割れ(実際は次元の裂け目)を修復した跡が不揃いなのを「う~ん?」と不満そうに見るスーパーマンに「やり直せってのか?」とキレるシーンも楽しかった。
やっぱ、ヒーローは勇気をくれる
終盤のスーパーマンとルーサーの心の叫び、どちらもグッときた
特に、
「僕は異星人でも神でもない。間違いも犯す。でも、正しくあろうと努力したい。僕は人間だ!」(意訳)
って叫んでたスーパーマンには目頭熱くなった。
最近、「結局、他人を利用したり蔑ろにする奴が得して、正しく生きても良いことないんだな」って、自分自身疲れてた。
そんな時に、『親や世間、法律に縛られることなく、自分が思う正しさ』を貫いてて感動した。
ルーサーの妬みもわかる。正直、正しくあろうとするのは辛い。なのに、平然とそれが出来てる人、成功してる人がいると嫉妬で嫌になる。
それでも、挫けそうになっても、何度も葛藤して諦めずに立ち上がって、正しくありたい。
憧れたヒーローの様に。
そして、ヒーローが傷付き倒れた時に支えた、
あの一市民の様に(名前忘れた笑)
未来あるスーパーマン✨
ジェームズ・ガン監督の『スーパーマン』、面白かった。
なんか、俺から見るとトンチンカンな批判があるので、ちょっと語りたい。
そもそも、スーパーマンって無敵のオンリー「マン」で、性格も謹厳実直明朗健全、圧倒的なパワー、時間の巻き戻しさえ出来ちゃう。
最初っから完璧で、それは大谷翔平とも重なり、「はいはい、あなたはスーパースターですよ!」と、なかなか物語るべき勝負の起伏を見出しにくい存在だった。
『北斗の拳』のケンシロウが強敵たちと決着がついてからも、少年ジャンプあるあるで連載を終わらせてもらえず、無敵な男の世界漫遊記的な展開になってから急速に人気が下落したのと同じで、「スーパーマン」は先細りの設定であった。
その設定を引き継いだ『スーパーマン リターンズ』などは、再開した一作目にして、途中から退屈になってしまった(恋愛物としては良かったか?)。
ザック・スナイダー版は頑張っていた。
人間のバットマンが、科学の力を借りているけど、スーパーマンといい勝負をかますのだから。
ただ、ザック・スナイダーは硬派なんだよなぁ。
所詮はコスプレヒーロー物であり、一歩下がって、我に帰って眺めると、硬派でシリアス過ぎると恥ずかしいんだ(とは言え、それがマーベルヒーローとは違う、DCヒーローの持ち味なのかなとも思った)。
『ジャスティスリーグ』なんて、前半は、スーパーマンが死んでいたからこそ危機感が成立していた。
だからこそ、今回の作品の、時にはやられる強さ、多くの超人たちの中での【特別な突出した能力】の一人であること、超人パワー以外では田舎で育った素朴な青年、ひたすらに人命を優先する優しさ、などなど、無敵であること以上に、こちらの感情移入が出来る設定は良かったと思う。
ザック・スナイダー版の「スーパーマン」には、米国などでは熱狂的なファンがいて、公開前、まだ誰も観ていないのに、ネット上でネガティブキャンペーンが張られたそうだ。
そして、同時公開の日本だ。
俺はスーパーマンのファンではないけど、話題の大作は早く観たいので、初日朝イチで観た。
そして、その「作劇的に行き詰まりを見せないスーパーマン設定・スーパーマン像」に安堵した。
他の超人たちだけじゃなくて、デイリープラネット社、いや、ルーサーコープのメンバーたちでさえもチームで、それぞれに個性がある。
登場人物それぞれに魅力を持たせていた。
いろんな超人が説明もなしにドンドン出てくる、不親切極まりない、の意見は、作り手があえてそうしているんだから、それを理解できない不徳を恥じるべきで、それを理解できてこその是非だろうと思う。
安易に批判など出来ない出来の作品だ。
未来がある、これからも活躍し続けるスーパーマンと、その世界だ。
海外での批判を聞き齧った日本の一部の人の批判がクリストファー・リーブ版を引き合いに出していることに大笑いした。
正直、あの時代に、タイムリーに映画館で観ていた俺の感想は「スーパーマン、強いけどダサッ‼️」だった。
アメリカでは、ザック・スナイダー版の熱狂的なファンが、その愛ゆえに新作をくさしている。
それにいっちょ噛みして、日本では、おそらく何十年も思い出していなかっただろうクリストファー・リーブ版のスーパーマンを至上とする感想を読まされると苦笑いさせられる。
ただ、やはりスーパーマンはオンリーマンである。
今後、作品として、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」や「スーサイド・スクワッド」のチーム性との作劇上の差別化は絶対的に必要である。
今回が、スーパーマン、ギリギリのキャラ立ちである。
これ以上は埋もれてしまうことがないように…。
なお、スーパーガール、可愛ぇ❣️
クリプトが駄犬かわいい
ヒーローのサポートユニット然としてお揃いのマントで空まで飛んでるのに、中身がああまで完全に「THE・犬」なことある!?いや多分サブキャラの中で2番目くらいの活躍はしてるけど…微妙な意志の通じなさがあまりにも普通(よりちょっとバカめ?)の犬すぎる。視聴前のイメージ通り、忍犬的に命令できてたら全然苦戦しなかった気がする。まぁだからこそ無類の可愛さではある。クリプトのみならず、一番活躍(苦労?)したテリフィックといい、サブキャラたちのキャラ立ちがちょっとした二面性・意外性も込みで素晴らしい。グリーンランタンの2枚目半ぶりとか。あの悪逆非道のルーサーさえ、最後の涙でちょっと好きになってしまうくらいあざとい。女性陣も皆昨今珍しいくらいおおっぴらにセクシーで眼福だが、一番色気があるのはスーパーマンご本人なのは流石。SNSをちょっと気にしているのが不憫可愛い。かなり直球で現代社会への風刺もブチ込みつつ、ハードなストーリーに随所に笑い所を混ぜ込む、バランスの良いシナリオも職人芸、2時間ちょととしかないのにそれ以上の大作を観た満足感がある。
スーパーマン面白すぎた
最初のあらすじで初めてスーパーマンは敗北したって字幕が出てスーパーマンがぼろぼろの姿になるなんてクリプトの登場シーンで楽しくなってしまいました。レックス・ルーサーはスーパーマンの動きを2700通りの計算してて驚きました。本当に悪そのものって感じのいいキャラでした。クリプトとスーパーマンのシーンは何度も笑わせてくれるシーンは本当に何度もありました。レックス・ルーサーの悪事をニュースとしてバラされたとこは『ざまぁ』って思いました。クリプトがレックス・ルーサーに,かぶりついて振り回してるとこ笑っちゃいました。とても面白い映画でした。エンドロール前にスーパーマンが仰向けに寝ている胸の上にクリプトがのってるとこありまして可愛い過ぎて死にそうでした。新しいスーパーマン役の,デヴィッド・コレンスウエットさん最高でした。子犬を助けたり、リスを助けたり子供も助けたりでぼろぼろになっても人々を助ける感じで人間味が感じられ良かった。個人的にはヘンリー・カヴィルさんのスーパーマンの無敵な感じがあって良いです。
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